二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼〜桜散ル頃〜
日時: 2011/02/24 18:45
名前: 亜李蘇 ◆oQwO6pOV0U (ID: RSrCoh0T)

☆クリック感謝☆
どうも、亜李蘇と申します。今回、薄桜鬼でなにか書いてみようかな?と思って始めました。
えっと・・・オリキャラの女の子と平助君が中心です。
良かった読んでください。コメしてもらえるとものすごく嬉しいです♪

〜オリキャラ設定〜
雪村 螢(ユキムラ ホタル)
千鶴の姉で平助の幼なじみ。
気が強め
風間の姓で名乗っている。

こんな感じで、イメージは皆さんにお任せしますっ☆

でわ〜

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Re: 薄桜鬼〜桜散ル頃〜 ( No.1 )
日時: 2011/03/13 03:08
名前: 亜李蘇 ◆oQwO6pOV0U (ID: 5ycAeI3M)

〜プロローグ〜
—少女は走る。
  ー夜闇の中を・・・
    ー走ったその先には何がある?
      —探してるのは何?
        —記憶?・・・大切な人?・・・それとも・・・

Re: 薄桜鬼〜桜散ル頃〜 ( No.2 )
日時: 2011/03/13 03:30
名前: 亜李蘇 ◆oQwO6pOV0U (ID: 5ycAeI3M)

第1話「再会?!」

 「・・・・しつこいねおじさん達・・・!」
少女が振り向くと彼女の背後には3人ほど、三十路過ぎほどの外見の男達がいた。
「いやぁ・・・お前が大人しくしてくれればいいんじゃない?」
「ふざけないで、私は売られるのはごめんだよ」
少し強気で言うが正直、少し怖い。
「なぁに、売りゃしないよ、ちょっと協力してほしいんだ・・・鬼の娘さんよぉ・・・」
「・・・・ッ・・・なんで?」
嘘・・・相手は人間でしょ?なんで私が鬼だって分かるの?
「そんなこと、お前に言うほどの事でもない・・・なんだ?」
男が振り向くと血飛沫が舞った。月の光を浴びて輝く飛沫はパシャパシャと音を立てて地面へとしみ込む
「ひっ・・・・・きっ貴様ぁ!!」
とっさに男の一人が相手に斬り掛かる。
でも、勝てるわけが無かった。
なぜなら、相手は人間ではなかったから・・・・
白髪に紅眼・・・・羅刹だ・・・
少女がそう気付いた時には、三人目の男も屍になっていた・・・・
羅刹は一人・・・殺れる?
殺れる。
自問自答、答えが出た瞬間に少女は相手に斬り掛かった。
—ぶしゃっ
嫌な音がした。
耳障りな叫びを上げながら羅刹は灰になった。
暫く静寂がその場を満たす。
それを破ったのは幼さを残す少年の声だった。
「あれ?・・・・もう片付いてんじゃん」
「・・・・え?」
その声は、少女にとって、とても懐かしい声だった。
「・・・・へいすけ・・・?」
とっさに顔を上げたら、少女とへいすけと呼ばれた少年と目が合った。
「え・・・・・・?」
平助は、信じられないと言わんばかりの目で少女を見た。
「・・・・・螢・・・・なんでここに・・・・?」
そう言うと螢の顔に笑顔が咲いた。
「逢いたかった・・・・ずっと探してたの」
周りでは「お前、外に女がいたのか?!」「抜け駆けか?!」とかの声もあったが、驚愕のあまり、殆ど聞こえていなかった。

〜続く〜


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