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薄桜鬼【爛漫録】
日時: 2011/03/25 18:24
名前: ハノ (ID: Gz/gGLCR)
参照: 桜が爛漫に咲く頃、——全てが終わった。

ハノですっっ←
掛け持ちはあれですが、やりたいなあと思いまして。
シリアス重視です。

その前に、BAD END後です。皆死んじゃった☆←
主人公の随想、みたいな感じで進めていくので。≠千鶴。
(恋愛要素とがほぼないのは気にしなi←)

主人公目線です。


【爛漫録】

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序章 ( No.1 )
日時: 2011/03/25 18:44
名前: ハノ (ID: Gz/gGLCR)
参照: 「皆が居なくちゃ、私は精々五分咲きだよ」

       『———緋色、……愛してる、』


 皆が————居ない。土方さんと近藤さん、烝くんに平助くん、山南さん、源さんは死んでしまった。
 総司くんは何処かに行ってしまった。左之さんや新八さんは、新選組から離れて行った。

「緋色……泣いてんじゃねえ、必ず勝つからよ」
「風間君との約束を果たせなくて、……すまない」
「……俺は貴女を護る、そう決めましたから」
「ひ、いろ……悪ぃ、な……かっこ悪ィや、オレ……」
「…………風間君、副長を頼みましたよ……?」
「今まで、儚い夢を見せてくれて、——感謝してもしきれない」

「げほっ……どうせ死んじゃうんなら、ね……」
「悪ィ……もう、着いていけねぇんだ」
「……緋色ちゃんよ、そんな顔すんなって。何処に居ても、オレの可愛い妹分なんだから」

 戊辰戦争も、終わりを告げたと言うのに、彼等は戻ってこない。だけど、それでも、彼等を過ごした日々は変わらない。だって私は今も鮮明に覚えているもの。
 私のことを呼ぶ声も、今も耳から離れないもん。
 皆みんな、——心の中で生きてるんだ!!

「……鬼の皆、……」

 私の許嫁、薫くん。その妹の、千鶴ちゃん。雪村の分家の、綱道さん。私のお兄ちゃん、風間千景。
 お千ちゃんは、まだ生きているとそう聞いている。

「緋色、……おまえまで、人間の味方をするというの……?」
「緋色さん、……私は緋色さんを、信じていますから!」
「……緋色ちゃん、千鶴を、守ってやってくれ……」
「——許嫁など、名だけに過ぎん。貴様は鬼の子を孕ませる為だけの女鬼だ」

「緋色ちゃん、貴女は風間の妹。だけど——私の、友達よ」

 皆は、私にとっても優しくしてくれて。
 だから苦しくて。



 





                    寂しいよ、悲しいよ。

 もう、皆に会えないの?
 愛しい人に、会えないの?




 皆が、居てこその私だったのに——……

















爛漫録—序章—

Re: 薄桜鬼【爛漫録】 ( No.2 )
日時: 2011/03/26 16:40
名前: さくら (ID: Tzn/2JVm)

はじめまして^^

薄桜鬼大好きです!!
読ませていただいて、ちょっと話の展開が気になります!
まさか薫の許婚がでてくるとはおもいませんでした

どんなストーリーなのか気になります♪
私も薄桜鬼の小説書いてます!『薄桜鬼 沖田総司』ってやつですけど

続きがんばってください!!


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