二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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1人VS世界。【FF Xlll】
日時: 2011/03/26 21:27
名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
参照: 今現在ライトニング依存症(黙殴呪焼射蹴斬殺爆 この浮気者!!!!

どうもえありすと申します。只今

二次小説(原作あり)  ONE PIECE—裏切りの白魔導士—
複雑・ファジー小説   Ultima Fabura—〝最後〟の物語—

以上の2作を執筆中なのにただでさえ更新速度遅いのに
まだやるかって感じの駄目人間です。はい。
それでもその駄目人間の作品に興味があって注意事項を守れる方はどうぞ奥へ。
馬鹿馬鹿しい小説ですがお付き合い願います。

※注意事項※
■けんか、他の人を中傷、わいせつ(エッチ)、恋人募集などの話題は禁止です。
■更新速度は1週間に一度くらいだと思ってください。今年受験生だし、母が止めるので。
■駄文がおよそ2000文字続きますがお付き合いできる方だけどうぞ。
■「正直Aerith嫌いだから。生理的に無理」という方は回れ右です。

♪大歓迎♪
□何々?おもしろそうじゃん。読んでみようか。
□Aerithここでも書き始めたの?ふ〜ん・・・。同期のよしみで読んであげないこともないけど?
□興味があるから読んでやろうか。仕方ない。漢字間違いも見てやろう。

______。o*★*o。_____
      お客様方




.・━━━━━━━━━━━━ † ━━━━━━━━━━━━・.
更新情報。
11.03.26 【小説設立】
      【〝ぷろろ〜ぐ。〟更新】
      【登場人物紹介】
      【第一話「異質な能力ないと落ち着かない」#1更新】
      【                   #2更新】
      【                   #3更新】
・.━━━━━━━━━━━━ † ━━━━━━━━━━━━.・
C      O      N      T      E      N      T      S
序章

>>0001 ぷろろ〜ぐ。(馬鹿な神様にもほとほとあきれる)
  「異質な能力ないと落ち着かない」by作者
   >>0003 #1   >>0004 #2   >>0005 #3


===============================
その他もろもろ。

>>0000 オリキャラ用紙
>>0002 登場人物紹介

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Re: 1人VS世界。【FF Xlll】 ( No.14 )
日時: 2011/04/03 11:17
名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
参照: 春休み=ONE PIECEパラダイスうっほー!(勉強しろ

そうですよね風さんの名前はあちらこちらで見かけます(お前のほうが真のストーカーだろw
私はアーシェが好きですが・・・その方々引っ張ってきます?w
出しちゃってもいいですよ(何様だオラ!!馬鹿野郎!

社会人ですか・・・;
わたしは今年で・・・あ、明日から受験生orz
し、死ぬ;

怒っててもかわいらしいんですこの方はv v
ライトニング「・・・」(怒
(銃で撃たれ剣でズタズタに斬られ終いにサンダガを食らう・・・w)

Re: 1人VS世界。【FF Xlll】 ( No.15 )
日時: 2011/04/05 20:25
名前: 風(元:秋空 ◆jU80AwU6/. (ID: sCAj955N)

ストーカー同士ということですか?
仲良くなれそうですね(黙ろうか?
そう言えばFFⅩⅡのキャラの人気投票では何処でもバルフレアとアーシェの一騎打ち…(聞いてないから…
え?それ君の首を絞める発言だと僕は思うんだけど?

南無阿弥陀仏…………尊い犠牲に黙祷(グシュン
風さんは尊い犠牲への哀悼の意を示す振りをしながらライトニング氏にサインを頼んだ…
結果殺されたようだ★

Re: 1人VS世界。【FF Xlll】 ( No.16 )
日時: 2011/04/24 14:08
名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
参照: FFをクソゲーとかいう奴は内臓切り開いて死ね((

#2






「スノウ、なんでここに!?」
「いや、それは俺の台詞ね。てかここってなんなんだ??」

ライトニングは辺りを見回す。
視界に映るのは大きなTVのついたビル、都会の町並みとそこにこの世界にはいないはずのモンスター。

「こっちが聞きたい。・・・それよりおまえ、どうやってここに? セラは?」
「義姉さんもわかんないのか。俺は気づいたら病院にいた。セラもいなかった。んでひとりだった」

ふと、ライトニングはスノウの腕を見やる。
前までルシの烙印が入っていたはずのそこにはライトニングと同じ、魔方陣と思しき模様が。
しかし微妙に違う。魔方陣には確か稲妻の模様、そして馬の模様が入っていた。一方スノウの魔方陣には鉱石のような硬そうな何かの模様とバイクのような模様が入っていた。
視線を感じたのか、スノウは自分の魔方陣の入っている腕を見る。

「あぁ、これ? あの時ルシの烙印は消えたと思ってた。でもこれが入ってる。何か関係が?」
「間違いなく、あるな。しかしファングたちはあの時使命を果たしてクリスタルになったはず。ということはあいつらも来てはいないのか」
「いや、いる」

予想外のスノウの反応に意表を突かれたライトニングは目をしばたたかせる。
根拠があるのか?

「いるって。実を言うと聖府も来てる」
「え」
「レインズに会った。・・・ファングを、見たって」

ライトニングは目を見開いた。二人が来ている。動いている。
それにレインズ。無事だったのか。心の中で胸をなでおろすような気持ちだった。

「二人は平気だろう。・・・だが、心配なのはセラとホープだな」
「ああ。あいつらまだガキだからなぁ」
彼はいつものクセで掌に拳を打ちつけた。

「よしっ! 探し行くか! 義姉さん乗れ!」
「私に命令するな。行くってどこへだ」
「どこでもいい! セラとホープが見つりゃあな!」
にぃっと笑うスノウ。心配されていない後の3人を思い、ライトニングは哀れみの苦笑いを浮かべた。
シヴァ姉妹のバイクに跨り手を差し伸べるスノウ。・・・本当はセラにこうしてやりたいのだろうな、とライトニングは思いながらもその思いを汲む気持ちで手を取った。

「ちっくしょ、結婚式挙げてもうこのザマか」
乗り込んだ背中からふとそんな自嘲気味な呟きが聞こえた。





人ごみの中、ファングは路地裏につれこまれた男からコートを頂戴し、それを羽織ったまま歩いていた。
目覚めるとヴァニラはいなかった。寝小屋のような可笑しな家の簡素なベッドに寝かされていたのだ。
つい3日前。
机の上には長いパン(フランスパン)があり、それを頬張りながら出てきた。辺りには人影は無く、森のにおいがした。
「・・・いねぇな」
となるとまず最初に不安の対象となるのがヴァニラだった。
「あいつ、泣き虫だからなぁ」
困ったように頭をかき、ファングは空を見上げた。きちんとした空。少なくとも此処はコクーンではない。
しかし森をどの角度から見てもコクーンは見えない。
第一、自分が起き出しているならクリスタルが支えていたはずのコクーンはどうなるのだろうか。
獣の気配がしてファングは振り向いたが、それは怯え、駆け出していた。
「あっ!? てめ、待ちやがれぇ!!」

薙ぎ払った槍は角を持つその小さな生き物の命を簡単に奪った。
ファングはその肉を焼き、恐る恐るかぶりついた。まだ腹は減っていたが、コクーンの時のような薄味かもしれない事を思うとうかうか安心していられなかった。
案の定肉は薄味だった。ただ、硬さはグラン=パルスとさほど変わらない。コクーンの肉など、水っぽくて薄味でとても人の食えたものとは思えなかった。よくコクーンの奴らこんなもの食えるな、とヴァニラと語り合ったほどだ。そしてまたヴァニラの笑顔が脳裏に浮かぶ。

無事で、いるだろうか。

そもそもこれは何年後なのだろう?またあのときのように600年も眠っていたかもしれない。もうライトニングたちは生きているどころかあの世かもしれないと思う。
「畜生」
悠々とこんな肉、食べている場合ではない。
そう思ってファングは立ち上がり、歩き出した。まずは森を抜け、世界の状況に目を凝らすのだ。


そして現在に至る。
あの時とは違いここでは時折稀有な目で見られる。しかし中には自分に似たような格好のものもいた。
そういったものは大体人ごみの中の人々とは違う言葉で喋っているが、異世界の住人なのだろうか?
「・・・ヴァニラ・・・」
人ごみの中、ヴァニラの服装は見えない。しかし見慣れた、黒髪の聖府のルシ——彼の姿を一瞬だけ、見たような気がした。

Re: 1人VS世界。【FF Xlll】 ( No.17 )
日時: 2011/04/24 14:10
名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
参照: FFをクソゲーとかいう奴。てめーゲーム自体作れねーだろうが?

保留解除!!(遅いわボケ)

Re: 1人VS世界。【FF Xlll】 ( No.18 )
日時: 2011/07/03 18:19
名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: Ma3wYmlW)
参照: 閃光 薔薇 氷風 慈愛 家族 希望 絶望 ——終焉。

#3







「ファング・・・っ!」
 自分の叫び声に驚き、一気に夢から覚める。はっとして辺りを見回すが、今は一人ということを忘れていた。自分のした行動に少し自虐的な笑みを浮かべる。最近はいつもこんな調子だ。
 捨て置かれていた上着を着てヴァニラは立ち上がる。今は一人だが、森の中でも特に魔物は見かけていない。コクーンでは弱くても魔物は居たが、此処には雑魚どころか魔物自体が居ない。
 ワイヤーロッドを腰に結わえたまま辺りをうろうろする。それでもファングが居ない事位解っていたのだが。
 ううん、違う。ファングだけじゃない。ライトニングもサッズもセラもホープもスノウも・・・いない。

「どう、して・・・?」
 此処は何処なの? どうして私は独りなの・・・?
———どうして私はまた、クリスタルから目覚めているのだろう。

 ヴァニラは目を瞑り、指と指を合わせて皆の安否を、皆と合流できる未来を祈った。






 辺りを見回す。物凄い人ごみだ。しかし仲間の姿は独りも、ちらとも見えない。意を決して一人の女性の後姿に「あの・・・すみません」と声を掛けた。女性が振り返る。丁度、母くらいの年頃だった。

「あら・・・? 何かしら。外国人? 何処から来たの?」
「えっと、僕は・・・遠くから来ました。あの、ちょっとお尋ねしたいことがあるんです」
「あら。日本語上手ねぇ。ペラペラじゃないの。迷っちゃった? それとも誰かとはぐれたのかな?」
「ピンクブロンドの髪の女性とか、金髪の体格のいい男の人とか見ませんでしたか?」
 女性は首をかしげる。

「金髪で体格のいい男性は結構見かけるのよねぇ・・・。でもピンクの髪の女性は見たことないわ」
「そうですか・・・有り難うございました」
「あ、待って。お名前は? 見かけたら伝えておいてあげるから」
「ホープ。ホープ・エストハイムです・・・」
 言い終えるか終えないかのうちに高速違反なほど爆走するバイクが車道を通った。あまり車道は見えないのだがそいつの発する爆音が位置と速度を物語っていた。耳を塞ぎ、何だこの近所迷惑は、と車道のほうに目を凝らす。

「えっ・・・!? スノウ!? ライト・・・さん!?」
「今のが探してた人?」
「スノウ!? お姉ちゃん・・・っ!?」
 え。
 隣の女性に返事しようとした瞬間背後から声がした。驚いて振り向くと・・・

「!! セラさんっ!?」
「えっ、ホープ君!?」
 振り返るとそこには、ライトニングの妹であるセラがいた。相変わらずモデルのように細く、華奢で。筋肉質である姉とは体つきが少し違う。雰囲気も正反対だが顔は良く似ていた。

『セラもあんたも、迷惑なんだよっ———!!』

 過去にスノウへそんな心無い言葉を投げつけてしまったのを覚えていた。割り切ったつもりで居たがやはり胸には何か引っかかりを感じる。セラがクリスタルから解放されたとき、包み隠さず話して謝罪したがそう簡単には割り切れない。
 その気持ちを察知したか、セラは優しい笑みを浮かべた。

「もういいんだよ? ちゃんと、話してくれたもんね。さ、行こう? お姉ちゃん達行っちゃったよ?」
「あ・・・、はい」
 細い手に引かれてバイクの消えた道のほうへと走り出す。


人は違っても、その自分を導いてくれる手の暖かさは変わらなかった。


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