二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナイレキャラと不思議の国?!
日時: 2011/03/26 23:12
名前: セレン (ID: H0XozSVW)

どうも、セレンです。
えーっとですね何故この話を書こうかと思ったのは…

・不思議の国のアリスが好きだから!
・イナイレキャラが不思議の国に行ったらどうなるか…と妄想したから

…です!
と、いうわけで早速書きたいと思います!
つまらなかったらゴメンなさい!

Page:1



Re: イナイレキャラと不思議の国?! ( No.1 )
日時: 2011/03/27 01:47
名前: セレン (ID: H0XozSVW)

〜セルヒオアリス〜前編

 気持ちのいい風が木陰にふいてきます。
セルヒオはいつものように小説を書いて…

セルヒオ「…あぁー!ダメだ!話が全然思いつかない!」

おやおや、あのセルヒオが「まさか」のネタ切れですか…(笑)ププッ!

セルヒオ「う、うるさいなぁ…!今考えているんだよ!」

「ヤバッ!遅刻だ!」

セルヒオ「…何だ?」

灰色ウサギ「早くしないと女王様に叱られる!」

セルヒオ「灰色の…ウサギ?」

灰色ウサギ「急げー!」

セルヒオ「何処に行くのか気になるな…。追いかけてみよう」



セルヒオ「たしかこっちに…」

灰色ウサギ「急げ!」

セルヒオ「あ、いた!」

灰色ウサギ「近道の穴だ!」

セルヒオ「待て!」




セルヒオ「…暗いな。それにしてもここに穴なんかあったか?」


ツルッ!

セルヒオ「うわっ!」

ヒュルルルル…

セルヒオ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



セルヒオ「イテテ…。ん、ここはどこだ?」

「ここは不思議の国さ」

セルヒオ「うわっ!…ってレオーネ?!」

レオーネ「レオーネ?あぁ、レオーネってのはお前の世界での呼び名。
この国では俺のことチェシャ猫って呼ばれてるんだ」

セルヒオ「へ、へぇー…(ていうかどう考えてもレオーネだし、それに猫ってどうかと思うんだけどなぁ…)

レオーネ「おい、何考えてるんだよ」

セルヒオ「べ、別に…」

レオーネ「はぁ…。ま、いいや。折角来たんだし楽しんでいけよ」

セルヒオ「え、えぇ?!」

レオーネ「じゃあな」

セルヒオ「ちょっ…!レオーネ!…って消えちゃったよ。」



セルヒオ「うーん、楽しめって言われてもなぁ…。この世界のことなんて知らないし…ん?あそこからチーズの香りが…」



「うーん、焼きたてのピザは美味しいなぁー!」

「でも、紅茶とピザっていうのはどうかと思うぞ…」

セルヒオ「あ、あの…すいません…」

「誰だい?君は」

セルヒオ「ぼ、僕はセルヒオです。」

フィディオ「ふーん、俺は帽子屋のフィディオ」

半田「俺は三月ウサギの半田」

セルヒオ「あの…不思議の国って一体どういう世界なんですか?」

フィディオ「不思議の国はパスタやピザだらけの世界なんだ!」

半田「違うだろ。不思議の国は望みが何でも叶う世界なんだ」

セルヒオ「望みが…何でも…?」

フィディオ「そうさ。」

セルヒオ「…ごい」

半・フィ「…?」

セルヒオ「凄いよ!」

フィディオ「だろ!…でも」

セルヒオ「でも?」

半田「叶えられない願いが一つあるんだ…それは…」

セルヒオ「それは…?」

フィディオ「もう二度と元の世界には帰れない…」

セルヒオ「な、なんだってー?!それじゃあ…」

フィディオ「…。」

半田「…。」

セルヒオ「ど、どうしよう…」

半田「…女王様に聞いてみたらどうだ?」

セルヒオ「えっ…?!」

フィディオ「どういうことだ?」

半田「女王様はこの世界を支配しているだろ?だったら…」

フィディオ「帰り道を知っているということだな」

セルヒオ「分かった。ありがとう、二人とも!」

半田「あ、待って!」

セルヒオ「え、何?」

フィディオ「気をつけてね…女王様に逆らうと殺されるっていう噂があるからさ…」

セルヒオ「わ、分かった…」



セルヒオ「…っていっても、女王様の住む城って一体どこにあるのかなぁ…」

「ねぇねぇ、遊ぼぉー!」

セルヒオ「…誰だ?」

「ばぁー!」

セルヒオ「うわっ!」

「驚かせてすみません。」

セルヒオ「も、もう一人…」

大楠「僕、双子の弟の大楠っていうんだよぉ!」

コーマ「私は双子の兄のコーマです。お見知りおきを…」

セルヒオ「は、はぁ…。あ、ところでさぁ女王様の城ってどこにあるか君たち知ってる?」

大楠「女王様のお城?」

コーマ「うーん、知りませんねぇ…」

セルヒオ「そうか…、じゃあ僕はこれで…」

大楠「ねぇ、折角不思議の国へ来たんだから遊ぼうよぉー!」

セルヒオ「えっ?!で、でも…」

大楠「うあぁーん!遊ぼうよぉー!」

コーマ「大楠君と遊んであげてください…」

セルヒオ「うっ…、わかったよ…」

こうして大楠はセルヒオがクタクタのヘロヘロのボロボロになるまで遊んでもらったとさ…(笑)

セルヒオ「はぁはぁ…。ていうかナレーター、酷い事書かないでほしいな…。僕…もう…ボロ…ボロ………なん……だ…か……………ら……」

大楠「あー、楽しかった!ありがとぉー!」

コーマ「では、私たちはこれで…」



セルヒオ「はぁ…、結局分からなかったなぁ」

「あら、お困りのようですわね…」

セルヒオ「今度は誰だ…」

「ここですよ…」

セルヒオ「…?誰もいないじゃないか」

「ここですよ…」

セルヒオ「だからどこだって…ってうわ!」

「やっと気づいてくれましたね…」

セルヒオ「花が…喋った…!?」

「そうですわ。ここは不思議の国、花が喋るのは当たり前ですわ。」

セルヒオ「そ、そうか…。」

ギュエール「私はギュエール。そして、私の愛しのローラン様ですわ」

ローラン「よ、よろしくお願いいたします…」

セルヒオ「僕はセルヒオ。君たち女王様の城どこにあるか知ってる?」

ギュエール「それならこの先をずっといったところですわ」

セルヒオ「本当かい?!ありがとう!」



セルヒオ「ずっとまっすぐ行ったのはいいんだけど…真っ暗じゃないか!?あぁ…完全に道に迷ったぞ…どうすれば…」

レオーネ「何道に迷ってるんだ?セルヒオ」

セルヒオ「あ、レオーネ!」

レオーネ「おいおい…チェシャ猫って呼んでくれよ」

セルヒオ「助けてくれ!完全に道に迷った!どうすればぁ…!?」

レオーネ「お、落ち着け!…そう言うと思ってだな、ホラ」

ギイィィィィィ…

セルヒオ「…?!」

レオーネ「女王の入り口への近道だ」

セルヒオ「た、助かった…」

レオーネ「じゃ、頑張ってくれよ!」

セルヒオ「ありがとう!レオーネ」



セルヒオ「ここが女王の庭だな…」

とうとう着いちゃったね、セルヒオ!
…じゃ、いったん終わるよ!
後半はセルヒオどうなっちゃうかなぁ(笑)

セルヒオ「笑わないでっ!」

Re: イナイレキャラと不思議の国?! ( No.2 )
日時: 2011/03/27 16:00
名前: セレン (ID: H0XozSVW)

〜セルヒオアリス〜後編

続きです!

首はねられないようにね!(笑)

セルヒオ「後半の始めから変なこと言うなよ!しかし、凄い庭だな。白い薔薇の木が沢山ある…」

「おい、急いで塗るんだ!」

「うん、わかったよ。」

セルヒオ「何だろう?」



セルヒオ「すいません。一体何をしているんですか?」

「誰だい?君」

セルヒオ「僕はセルヒオです」

吹雪「ふーん、僕は吹雪だよ。ヨロシクね」

風丸「俺は風丸、実は…」



セルヒオ「…白い薔薇を赤い薔薇にしようとしてる?」

吹雪「うん、僕たち女王様のために赤い薔薇を植えようとしたんだけど…」

風丸「間違って白い薔薇を植えてしまったんだ…」

セルヒオ「そうなんだ…」

風丸「…ところで、お前は何しに来たんだ?」

セルヒオ「女王様に帰り道を教えてもらおうと思ってね」

「何をしているんですか?」

風・吹「…え、エドガー女王様!?」

セルヒオ「この人が女王様…?」

エドガー「私の許可なしで仕事をサボるなど…」

風丸「も、申し訳ありません!」

エドガー「それに、何ですか?このペンキまみれの薔薇は」

吹雪「あ、えっと…、女王様のお好きな赤い薔薇を植えようとしたのですが間違って白い薔薇を植えてしまったので…その…」

エドガー「言い訳は聞きたくありませんよ。…今すぐ2人を牢屋に入れなさい!」

「はっ!」

セルヒオ「そ、そんな…」

エドガー「…ところで、貴方は何者なんですか?一体何しにここへ…」

セルヒオ「僕はセルヒオ。女王様、貴方に帰り道を教えてもらいたくてここに来ました」

エドガー「それはつまり…私の作った世界が気に入らないとでもいいたいのですか?」

セルヒオ「え、ちがっ…そうじゃなくて…」

エドガー「問答無用です。フィリップ、今すぐコイツを捕らえて首をはねてしまいなさい!」

フィリップ「はっ!」

セルヒオ「あの時の…灰色ウサギ…?」

フィリップ「待て!」

セルヒオ「…って、うわっ!逃げろー!」



セルヒオ「はぁはぁ…、ここまでくれば安心だ…」

フィリップ「いたぞ!」

セルヒオ「ヒィー!まだ追ってくる!」



フィリップ「くそっ!どこにいった?」

セルヒオ「うぅ…、どうしよ…もう逃げ場が…って、あそこにいるのは?」



セルヒオ「オーイ!フィディオ!半田!」

半・フィ「…。」

セルヒオ「かくまってくれ!あいつ等に追われて…」

半田「見つけた!」

フィディオ「捕まえろ!」

セルヒオ「え?どういうことなんだ?」

半田「女王様の命令さ」

フィディオ「捕まえたら即首をはねろって言われたのさ」

セルヒオ「そ、そんなぁー!」

半・フィ「覚悟!」

セルヒオ「う、うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



「…ヒオ…セルヒオ…起きろって!」

セルヒオ「うーん…うーん……っは!ここは…どこだ?」

レオーネ「大丈夫か?随分うなされてたぞお前」

セルヒオ「レ、レオーネ!た、たしか不思議の国ではチェシャ猫って呼ばれて…」

レオーネ「はぁ?何言ってんだよセルヒオ」

セルヒオ「え?てことは夢だった…ってこと?」

レオーネ「まぁ、どうせ小説書いてたんだろ?」

セルヒオ「まぁね…」

バタンッ…

セルヒオ「不思議の国か…。…ん?これだ!小説のアイデアが思いついたぞ!早速書こう!」


そしてセルヒオは不思議の国についての小説を書いたとさ…


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