二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【稲妻】女だけ?闇雲イレブン!!【11】
- 日時: 2011/04/04 09:20
- 名前: ハノ ◆RzldvUiQXI (ID: 6Q1uGoC5)
( んー、「ヤミグモイレブン」より「闇雲イレブン」の方が格好よくね? )
( キャプテン、正直どっちでも良いです )
————
おはこんばんにちは!(にかっ/←)
薄桜鬼ばっか書いてるハノです。
この度いとこ様にイナズマイレブン(1)を貸していただきまして……
はまっちゃった☆んですよね。
なので、ちょっとお試しみたいに書いちゃおうと思います(ぐっ/やめて)
※あにめ沿いです。
※捏造入ります、……多分←
————
【登場人物】
☆FW/闇雲 ソウ(やみぐも ——)>>1
GK/幡豆 千里(はず せんり)
MF/浜崎 凛音(はまざき りんね)
DF/尾張坂 リコ(おわりざか りこ)
ALL/その他10人>>
【story】
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- Re: 【稲妻】女だけ?闇雲イレブン!!【11】 ( No.1 )
- 日時: 2011/04/06 16:40
- 名前: ハノ ◆RzldvUiQXI (ID: 6Q1uGoC5)
- 参照: 「——ほんとはね、サッカーやってないの」
プロフィール/*
名前:闇雲 ソウ
性別:女の子
年齢:闇雲学園中等部2年の14歳
性格:明るくてかなりのKY。
人見知りは激しい方なので、初対面には少し冷たくなることも。
でも、危険が無いと判断すればかなり人懐っこく笑みを見せる事が多くなる。
つまり猫みたいな感じだったり。
容姿:闇のような黒い髪を腰まで伸ばしており、容姿は照美の黒髪Ver.
瞳の色は雲色——ではなく、空色をしている。
身長は低めで、色白の華奢。可愛らしい顔立ちをしている。
備考:一人称は「私」で二人称は「君」。
闇雲学園サッカー部のキャプテンを務め、チーム内のFW。
しかし、本人が試合に出る事はほぼ無い補欠と言える。
実は亜風炉照美の妹だったりする。でも、兄の事は嫌いらしい。
本名は不明。
過去:不明
FW/ソウ(2)、愁夜(3)、愛美(1)、朱莉(1)
GK/千里(2)、リオ(1/補欠)
MF/凛音(2)、庵(3)、蓮華(1)、美加(1)
DF/リコ(3)、輝子(2)、秋羅(1)、音羽(2)
※増減アリ
- Re: 【稲妻】女だけ?闇雲イレブン!!【11】 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/04 09:47
- 名前: ハノ ◆RzldvUiQXI (ID: 6Q1uGoC5)
- 参照: 「調子に乗らないで欲しいね」
「お兄ちゃん、……何処に行くの、?」
「…………」
「やだ、……やだ……お兄ちゃん、!」
「…………ごめん、ね」
「嫌あああぁぁぁあぁあ!!!!!」
————
「キャプテン、……大丈夫ですか?」
「……ああ、うん……昔の夢を見てたよ、……」
体が、だるい。
何もしたくなくなる。
それほどまで、あの夢は私の大嫌いな捨てた過去だった。
「……お兄ちゃん、かぁ……」
私の大っ嫌いなお兄ちゃん。
あの人は私を捨てて、行ってしまったもの。
ねぇ、——もう、名前も違うんでしょう?
「キャプテン、偶には運動した方が良いんじゃないッすか?」
「君に言われたかねぇよ」
自分に何やら言ってくるやたら太ってる(体がでかい)DF、東山輝子(とうやま きこ)にそう返し動くのも億劫だが仕方ないと思いテレビの電源を付けるべくぽちりとリコモンのボタンを押す。
テレビでは今、13‐0で勝利したらしき帝国学園が映っている。
「……あいつ……」
ふと視界に入ったのは帝国の監督、影山。
イナズマイレブンに入ってたらしいが、どうにも気に喰わない。
「……帝国、か……」
「調子に乗らないで欲しいね」
「……凛音ぇ……」
私の信頼できる後輩、千里が驚いた様子で帝国の名を呟くと凛音—確か帝国嫌い—がぴくんと反応し冷たい声音でそう言う。
千里はむ、とする、というより悲しそうな声で凛音の名を呟くも凛音は眉を寄せて帝国を睨んでいる—画面越しに—。
「……そういや、凛音は帝国に兄が居るんだっけか?」
「はい、そうです。……むかつきますし、苗字も違いますけどね」
さらりと凛音の綺麗な水色の髪を撫で、そう問いかける。
凛音はその真っ黒な瞳を憎々しげに細め、低い声音でそう言う。
———悪い事しちゃったかな?
「……私もお兄ちゃんが居るよ」
『え!?』
「……大っ嫌いな、お兄ちゃんがね……」
驚いたチームメンバー全員にそう言い、すたすたと歩き出す。
目指すのは校長室で。
「私の、目標はお兄ちゃんだったのに、……」
貴方は私を裏切ると言うのですか。
貴方は私が嫌いなの?
序章/*
- Re: 【稲妻】女だけ?闇雲イレブン!!【11】 ( No.3 )
- 日時: 2011/04/04 14:17
- 名前: ハノ ◆RzldvUiQXI (ID: 6Q1uGoC5)
- 参照: 「イナズマイレブン……か」
「キャプテーン!」
「どういう事ですかっ!?」
「雷門と練習試合なんて!!」
部室に入ると、ぎゃーぎゃー騒ぐDF&MF組と少し動揺気味だがどうでも良さそうなFW&GK組が居た。
もう情報が入ってるなんて、流石だなあと関心しつつ駆け寄って来た者を宥めるべくデコピンを一回。
「……最近、雷門は強いみたいだし」
「でも、尾刈斗に勝ったくらいで何故……!」
「……んー、イナズマイレブンになりそうだから?」
「ええええ!?」
だって、豪炎寺とか強そうじゃない。
凛音がけらけらと笑っていたけれど。
「イナズマイレブン……か」
「確かにあの円堂って子はイナズマイレブンの監督の孫ですけど……」
「……感じたの」
あの子達は強くなる、ってね。何時かお兄ちゃんをも超えて行くんじゃないかな?双子なのに、——私よりずっとずっと強かったお兄ちゃんをね。
ふふ、と小さく笑みを漏らして練習するためにグラウンドへと向かう。
「キャプテン、……?」
「愛美、ベンチ入りしてくれる? 私が出る」
『!!』
サッカーは辞めた。だけど、——やらないわけじゃないんだ。
私の代わりの愛美—1年のFW—にベンチ入りしてもらい、久々にグラウンドの上に立つ。
「……行くよ」
—凛音視点—
久々にキャプテンがグラウンドに立った。その姿は凛々しく、——美しい。
何処か刺々しさを帯びており、それでいて儚さを漂わせている。
「本気で来てよ!」
『はいっ!』
皆が此処まで楽しそうに、——そして真剣にやるなんて思ってもみなかった。
やっぱりキャプテンは強いんだ。
そのまま見て居れば(私はMFだが、今はベンチだ)フェイクボールですぐにキャプテンにボールが渡る。
「ねえ、——弱くない?」
「っ!」
ニィ、とキャプテンの顔に笑みが浮かぶ。そしてキャプテンの姿が消える。
……キャプテンだけの技だ。
「“闇夜”」
辺りが—グラウンド一面が—闇に覆われ、全員の姿が見えなくなる。
闇夜—……グラウンド全域を闇で覆い(勿論キャプテンは目が効く)相手を抜かしたり、ゴールを決めたりする必殺技だ。
「すいせいシュート!!って可愛いじゃん?」
「キャプテーン、きもいっすー」
「同じくー」
すいせいシュートが決まり、千里がぐったりした様子を見せる。
お疲れ様、千里。
「……お兄ちゃんを倒すため、か……」
私もなのかな?
……本当は今スグに帝国に行って調子に乗ってるであろうお兄ちゃんをぶっ飛ばしたい。
だけど、キャプテンは時期が早いって笑った。
「……まだまだ甘いんだな、私も」
大好きで大っ嫌いな人がいる。
それは、闇雲には共通していることなんだよね。
act.1/*
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