二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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少年陰陽師 トリップ 笑えない少女  オリキャラ募集中!!
日時: 2011/12/03 21:24
名前: 水仙 (ID: prO3xdH6)

初めまして、水仙といいます

少年陰陽師が嫌いというひとは回れ右してください


設定
少年陰陽師の世界にトリップしてきた
超能力が使え見鬼がある(彰子より強い)

オリキャラ
名前:月夜沙 めぐる 【ゲッシャ メグル】
性別:女
歳 :14歳
身長:150㎝
性格:もともとは明るい子だったが今は無表情で人を信じれない
能力:サイコキノ(念動力)
   サイコメトリー(接触感応能力)
   テレパス(精神感応能力)
   テレポート(瞬間移動能力)
   クレヤボヤンス(透視能力)
   その他(自然、回復、結界の力が使える)
容姿:亜麻色の長い髪を一つに纏めている
   オリーブ色の目
一人称:私
二人称:君
    あなた
口調:敬語の時もある

名前:要
性別:男
年齢:不明
身長:180cm
性格:明るくて親しみやすいが腹の中で考えている事   が分からない
容姿:薄いオリーブ色の髪
   蒼色の目   
一人称:僕
二人称:お前
    君


オリキャラ募集用紙
名前:
性別:
年齢:
身長:
性格:
容姿:
一人称:
二人称:
サンボイ


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Re: 少年陰陽師 トリップ 笑えない少女 ( No.1 )
日時: 2011/11/23 21:52
名前: 水仙 (ID: prO3xdH6)

プロローグ

私の体はいつも研究対象として見られている
伯父達が優しくするのはあくまで表面上だけ
本心は私の力が目当てだった

私は人ではない『妖』と呼ばれるものが見え
超能力が使える
私が五歳の時に両親が死んでしまったのは私のせいだと知った

もう人が信じれなくなった

怖くなった

その時突如目の前に私の目と同じオリーブ色の大きな狼が現れた

「君は何かを望まないの?」
『望まない』
「え…」

私の返答に言葉を失ったようだった

『望んだって意味無いから』
「そっか…ってその前に僕の事聞かないの?」
『あなたは誰』
「僕は要、空間を駆けれるんだ」
『そう』

いつもが非日常な私はそこまで驚かない
そんな私を無視して話は進んでいた

「君を本の世界へ違う世界へ連れて行ってあげる!」
『は…?』

その瞬間私の体は白く優しい光に包まれた

Re: 少年陰陽師 トリップ 笑えない少女 ( No.2 )
日時: 2011/11/25 17:31
名前: 水仙 (ID: prO3xdH6)

夜、都を黒の闇が覆い昼間とは違う一面を見せていた
その夜の都を見回っている少年(安倍昌浩)と物の怪(通称:もっくん)がいた

「今日は特に何にもなかったね」
「そうだな、だがこうゆう時にこそあいつらが面倒ごとを持ってくるんだよな…」
「あいつら?」

物の怪が昌浩の横から飛び退るのと上から大量の雑鬼が落ちてくるのとほぼ同時だった

「孫———!」
「うげっ」

蛙が潰されたような声をあげた

「すまんな昌浩、俺は自分の身がかわいい」
「お前ら、毎回毎回毎回毎回潰される身にもなってみろっ!」
「だらしないぞ、孫」
「それくらい避けてみろ、孫」

「孫」の部分だけどうしてここまで合わさるのだろうと思うくらい大合唱だった
そんな中雑鬼の中から三匹が代表して出てきた
猿鬼、一角鬼、竜鬼である

「孫、聞いてくれよ」
「は?」
「都の外れの方に人が倒れてんだ」
「けどよ、周りにおっかないのがいて」
「俺たち弱いから助けてやれなかったんだ」
「助けてやってくれよ、な孫」

六号に引っ張りだされながら聞いていた昌浩は
いつもとは違う雑鬼達の話を聞きすぐに車之輔を呼んだ

「都の外れだな」
「ああ」
「もっくん、いくよ」

車之輔に乗り込みその少女がいるところまで急いで行った

Re: 少年陰陽師 トリップ 笑えない少女 ( No.3 )
日時: 2011/11/25 19:02
名前: 水仙 (ID: prO3xdH6)


「ここら辺だよね?」
「ああ」
「いないよね」
「そうだな」

周りを見回した昌浩の目の端に何か光るものが掠めた

「もっくん」
「なんだ」
「あれ…」

よく目を凝らすと林の向こうの方に光る膜に覆われた少女と狼と
それを囲んだ鬼達がいた

「早く助けなきゃ!」
「待て、様子が変だ」


【おおっ、旨そうな人の子だ】
【なんだ、この膜は。】
【そんなの引き破いて早く食べようぜ】

鬼がその膜に手をかけようとした時

「この子に近づくな!!」
【なっ…】

その瞬間狼からまばゆい光が放たれ鬼達が消し飛んだ

「え…なにあれ」
「おそらく、あの膜は結界だ。」

「君たちは、味方?それとも敵?」

狼から警戒をはらんだ声が発せられた

「み、味方です。その子を助けに来ました」
「その言葉に嘘は無い?」
「はい」

味方と見定め体の力をふっと抜いた

「じゃあ、この子を頼む…ね」

狼が倒れ結界が破れた
中には亜麻色の髪をした不思議な格好をしている少女がいた

「え…///」
「惚れたか、昌浩」
「ち、違うよっ」
「そーかい、そーかい。さっさとこいつらを運ぶぞ」
「違うってば———!!」


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