二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 氷空に届け∞誓い 〜イナゴCS〜
- 日時: 2012/07/06 21:22
- 名前: 青藍 (ID: D2ztTDIh)
- 参照: http://voc@lo-touya
初めまして、青藍です。イナゴの小説デビューに成功しました!
早速、キャラ紹介ーーー!
響音 玲空(れあ)DF
オリジナルキャラクター主人公。髪は、灰色っぽい銀色で、肩につくかつかないか。歌が上手な中学一年生。(女の子だよ)
剣城 京介 FW
アニメと何だか違う感じになるかも・・・
松風 天馬 MF
変わらない!(ことを願いたい)
狩屋 マサキ DF
過激化!?・・・多分、ならないよ、多分。
他にも、二年生も登場するので、ご期待ください!!!
物語をよろしくお願いします!
- Re: 氷空に届けたい誓い 〜イナイレGO!〜 ( No.20 )
- 日時: 2012/05/01 21:38
- 名前: 青藍 (ID: bmBEmuNI)
- 参照: http://voc@lo-snowcrystal
第十七話『初めての部活』
対面式後、部活が始まった。僕も雷門のユニフォームを着て・・・。
影山「玲空ちゃんは僕と信助くんのGKの練習だよ」
響音「はーい」
ありか先輩は、実践の練習に行っちゃってるし・・。まあ、入ってきてそうそう実践に出る1年生(しかも女子)なんていないか〜。
影山「行っくよー信助くん!・・・うぎーっ!」
西園「絶対に止めてみせる!!うおおぉぉぉおおおぉぉ!!」
・・・すごいや、信助くん。ちっちゃいのに、輝くんのシュートを止めた・・。なんか、負けてられないな。
西園「ねーえー、玲空ー!玲空の必殺技のシュート、打ってみて!」
響音「!よし、きたっ!!」
そう来なくっちゃ、僕だってここでできるってことを証明しなきゃ。
西園「こい!!」
僕はサッカーボールに鋭い力を叩きこみ、辺りの温度が急激に下がっていく・・・・・・そして、キラキラと輝く結晶が僕の周りを飛び、弾けたりして宙を舞う・・。
響音「ダイヤモンドダストォオ!!」
西園が出そうと思っていた化身を出す前に必殺技のシュートがゴールネットを揺らす。
・・・・・あ、いけない。本当は信助くんのGKの練習なのに、僕がシュート決めちゃったらダメじゃん。
響音「ご、ゴメンね!信助くん。GKの練習でシュート決めたら意味ないよね・・」
西園「ううん、そんなことないよ。これで僕の課題が見つかったよ!ありがとう」
良かった〜、役に立って・・。ん?何だ、この熱気は・・・。
女子1「きゃあ〜、剣城くん。カッコイイ!」
女子2「神童さま〜!!」
女子3「見て見て!あの銀髪の子・・。新人さんかな」
女子4「本当だ、あの子もカッコイイ!」
うわ〜・・・こんなに見物人が来るんだ。
そして日が暮れていき、部活は終了時間をむかえた・・・・。
僕は剣城と一緒に帰った。家の方向が同じだったから。
剣城「・・・どうだ、雷門サッカー部は?」
響音「ものっすごく、たのしーーー!!それに、あんな見物人たちも初めて」
剣城「そうか。良かったな」
・・・・・・僕はこの時、予想もしていなかった。明日ものすごく大変な事件が連続して起こるなんて、知る方法もなかった。
- Re: 氷空に届け∞誓い 〜イナイレGO!〜 ( No.21 )
- 日時: 2012/05/08 21:50
- 名前: 青藍 (ID: bmBEmuNI)
- 参照: http://voc@lo-snowcrystal
第十八話『ただいま、逃走中・・・』
いつもと変わらない雷門中の昼食タイムかと思いきや・・・・・昇降口で人影が3つほど。
響音「まだ、いるよ・・・」
影山「なかなか行ってくれませんね」
剣城「・・・」
昇降口の柱の影に響音、影山、剣城の3人が隠れ、様子をうかがっている。なぜ、こうなったか?
-----20分前-----
キーンコーンカーンコーン・・・
響音「う〜〜ん、終わったー。輝くん、天馬くんたちに弁当誘われたんだけど、一緒に行かない?」
影山「いいですね!じゃあ早速、剣城くんも・・・」
2人が振り返ると剣城の席の周りは、女子が大量発生・・。昨日の剣城が一緒に弁当を食べたことから、他の女子からも申し込まれているのだ。よく見ると別のクラスの女子も混ざっているし・・・。
響音「・・・どうしよっか?京介くん、置いていくわけにもいかないよね」
剣城はなんとかその場を離れて、教室から出ていく。響音と影山も後を追いかけて行こうとすると、
女子1「ねえ、玲空ちゃん。一緒に弁当、食べない?」
女子2「あ!じゃあ、影山くんも剣城くんも一緒に・・・」
話が勝手に進んでいく。そして、女子たちがもめ始める。
影山「今のうちに、行きましょう」
響音と剣城をうながし、教室から出たが・・・。すぐに追手がやって来て逃げるハメになった。
-----現在-----
響音「京介くんや輝くんを誘うのは分かるけど、何で僕まで・・・」
影山「多分、昨日の練習でけっこう騒がれていたよ、玲空ちゃんのこと。女子からも男子からもモテるね」
響音「マジか〜・・・」
影山「これから、どうします?」
剣城「・・強行突破で部室まで走る」
響音「じゃあ、行くよ・・・さn((女子4「いたよ!3人!!」ゴー!!」
剣城たちは、部室に向かって全速力で走る。女子たちも追いかけてくる。しかし、挟まれてしまった。
影山「ど、どうします!?もう、逃げられません!」
剣城「・・・」
響音「こうなったら・・・最終手段!」
そう叫び、立ち止まる。響音の右手が優雅に動き始め、桜の花びらが舞い散る。
響音「闇ニ紛レ舞イ踊レ・・・千本桜!!」
右手が上がった瞬間、桜が響音、影山と剣城を包み込む。だんだん大きくなって、女子たちも巻き込んでいく。
女子たち「きゃあ〜」
桜の嵐がおさまったかと思うと、剣城たちの姿は跡形もなく、その場には桜の花びらが数枚落ちていた。
女子1「つ、剣城くんたちを探せー!」
そしてまた、女子たちの捜索が始まった・・・・・。
- Re: 氷空に届け∞誓い 〜イナイレGO!〜 ( No.22 )
- 日時: 2012/06/30 20:13
- 名前: 青藍 (ID: D2ztTDIh)
- 参照: http://voc@lo-snowcrystal
お久しぶりでーす♪約二ヶ月ぶり。
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第十九話『黒幕』
日本ではないとある廃工場、対峙する2つの影。一人は体格がよく、ヒゲがかなり生えている。彼の名はガルシルド・ベイハン。10年前、FFIの試合でRHプログラムの無断使用及び不正取引、ブラジルのサッカー選手らに脅迫またブラジルサッカー監督の監禁などの罪で逮捕された人物である。
そしてもう一人は青年だ。その青年の瞳には感情が宿っていなかった。
ガル「円堂守は我々の手の中だ。これで本当にわたしの野望が叶うのか?」
*「はい、円堂守をそのまま監禁しておけば・・・もうじきあなたの願いは自然に叶うでしょう」
ガル「しかし、何故いきなりわたしの前に現れこんなことを持ちかけたのだ」
青年は迷いもなく答えた。
*「それは我々もあなたと同じ円堂守とサッカーを憎み、存在を消したいから」
そして、青年は去っていった。
*「・・・YES、MASTER」
そう言い放つと青年は怪しい光に包まれ、姿を消した。
みなさん、お気づきになっただろうか?この青年が誰なのか・・・
この出来事はこれから始まる物語の序章に過ぎなかった。
- Re: 氷空に届け∞誓い 〜イナゴCS〜 ( No.23 )
- 日時: 2012/07/06 23:10
- 名前: 青藍 (ID: D2ztTDIh)
- 参照: http://voc@lo-snowcrystal
第二十話『思い出話』
〜サッカー部 部室内〜
松風「遅いねー、玲空たち・・・」
椅子に座って待ちくたびれているのは、松風と西園、そして葵。それもそのはず。響音たちを待って20〜30分ちかくになる。ふと、扉が開く。入ってきたのは狩屋だった。
狩屋「どうやら、外で玲空ちゃんたちが追われていたよ(笑)」
西園「えっ!?何で?」
松風「何か悪いことしたの?」
空野「・・・もしかして、1年の女子に追いかられていたんでしょ?」
狩屋「多分。あの数だと逃げ切るのは無理d((響音「逃げ切りました」・・・あ・・」
狩屋が振り返ると剣城、影山、響音が息を切らして立っていた。よく見ると、3人のジャージに桜の花びらが数枚ついていた。そして、3人が椅子に座る。あとに続いて、狩屋も座る。
松風「みんな、そろったから弁当食べようか」
皆「いただきまーす!!」
影山「部活する前からこんなに疲れるなんて・・・」
響音「雷門中の女子恐るべし、前の学校の女子もヤバかったけど・・」
空野「ねえ、前の学校にいた時の写真、見せて!」
西園「見たい!見たい!」
そう言うと、玲空はエナメルの中から1枚の写真を取り出した。玲空を含めた5人の女子が写っていた。左から順に赤くてショートヘア、黒くて漆黒のロングヘアー、黄緑よりも少し深い緑色の肩につくかつかないか髪、薄ピンク色のショートヘア、灰色っぽい銀色の肩につくかつかないか髪の女子たちが楽しそうに写っている。
響音「左から順に明日歌(あすか)、瑠奈(るな)、祥(さき)、波留(はる)、でボク」
狩屋「へぇ〜・・・でも、みんな部活違うよね?」
響音「うん。明日歌は軽音部、瑠奈と波留はソフト部、祥とボクは掛け持ち」
影山「え・・・掛け持ちっていいの?」
響音「バレなきゃいいんだよ」
剣城「何の掛け持ちだよ。それって」
響音「祥はソフトと弓道で、ボクはサッカーと弓道。2人で内緒で掛け持ち部活やっていたんだけど・・・祥が・・祥のお父さんにバレて、しかも祥のお父さん野球一筋だったから、祥はソフト部に行っちゃったんだ。それ以来、みんなと話していないんだ。そして、転校した・・・」
玲空は少し表情がくもった。それを聞いた剣城は後々後悔した。
空野「じゃあ、何も言わないで転校したの?」
響音「・・・うん」
長い沈黙、しばらくすると神童たちが入ってきた。
神童「あと30分後に練習に入るからな」
1年「はーい」
相変わらず玲空は少し元気がなかった。玲空は、写真を見つめてエナメルにしまった。
- Re: 氷空に届け∞誓い 〜イナゴCS〜 ( No.24 )
- 日時: 2012/07/08 22:16
- 名前: 青藍 (ID: D2ztTDIh)
- 参照: http://voc@lo-snowcrystal
第二十一話『変わってしまった世界線』
練習が終わり、皆が帰っていく。今日は、1年生組で下校中。まだまだ元気が有り余っているのか、途中コンビニでお菓子を買って食べ、ゆっくりと道を行く。影山は今日の逃走劇を松風たちに話してる。相変わらず元気がない響音。まだ、写真のことを引きずっているのだろう。ふと、剣城が口を開いた。
剣城「まだ気にしてんのか」
響音「・・・・・・え・・い、今何か言った?」
剣城「やっぱり、昔と変わってないな・・・1人で抱え込もうとするなよ」
響音「一番、京介くんに言われたくない」
空野「玲空はもうその友だちとは会わないの?」
松風「電話とかしてみたら?」
響音「・・ありがと。近いうちに連絡してみるよ」
影山「じゃあ今度、雷門に遊びに来てもらいましょう!」
狩屋「おいおい・・・」
西園「でも、いいんじゃない」
空野「絶対に仲直りするんだよ!!」
響音「・・・うん!」
みんながそれぞれの家へ帰宅した。夜が更け、みんなが眠りにつく。
*「これより、サッカーの歴史を消去する」
夜の街に響く声。不思議なボール。UFOのような飛行物体。
そして・・・世界が、世界が変わった・・・変わってしまった。
------翌日------
いつも通りの朝だった。ありふれた雷門中の朝だった。でも、1つだけ違かった。雷門中からサッカー部がなくなった。最初から無かったみたいに誰もが気にしない。
でも、1人の少年は覚えていた。雷門中サッカー部を、サッカーを、あの革命を・・・
松風「そんな・・・うそだ。何でみんな覚えていないんだ」
絶望して立ち尽くすのは、雷門中サッカー部1年生、松風天馬だった・・・。
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