二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FAIRYTAIL ルーシィの覚醒
- 日時: 2013/01/02 16:39
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
初めまして。
最初は天狼島から始めます。
設定では、ルーシィが魔導精霊力(エーテリオン)を持っているという設定です。
※魔導精霊力については、RAVEを参照してください。
ネタバレするので、これ以上は言えませんが・・・
注意
・荒しはやめてください。
・更新が遅いです。
・更新できない日が続きますが、その時はパソコンを取り上げられているときです。
よろしくお願いします。
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- Re: FAIRYTAIL ルーシィの秘密 ( No.14 )
- 日時: 2012/06/25 20:43
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: I.8LRP4y)
はじめまして^^
ARISAと申します!
映像のほうでFAIRYTAILの小説を書いています。
まどかさんの小説面白いです!
続きが気になります><
頑張ってください!
それでは、また来ます。
- Re: FAIRYTAIL ルーシィの覚醒 ( No.15 )
- 日時: 2013/01/02 17:06
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
第七話
大魔闘演武予選、スカイラビリンスを1位で通過。
私達は今、控室に来ていた。
ル「予選は簡単にゴール出来たね。」
ス「あのカボチャのにおいは覚えてたからな。簡単だ。」
ル「難しい顔をしているね、ロ—グ。考え事かい?」
ロ「毎年感じる邪悪な魔力、それとルーシィを狙う者が同一人物だったら・・・」
オ「それはないだろ。今までルーシィは出ていなかったんだ。」
レ「ですが、応援席にはいました。完全に関係がないわけではありません。はい。」
毎年感じる魔力は私も知ってた。
アクノロギアとは違ってたけど、ゼレフに似た感じの魔力。
でもそれはいつも一瞬だけだった。
ル「もしそれが同一人物だったとして、問題は何で今まで手を出さなかったか、だよね?」
ロ「ああ、今までだってチャンスはいくらでもあったがやってこなかった。」
ス「準備が足りなかったとか?」
ル「7年もかけて準備する物があるのかい?」
ル「もしかして、フェアリーテイルが鍵?天狼島組が帰還して、私の時間が流れ始めたから?」
ロ「分からない。だが、天狼島の帰還は関係しているだろう。」
「「セイバートゥース様、出番です。入場口へどうぞ」」
ス「考えても仕方がねェ、今は勝つ事に集中するんだ。」
全「ああ/うん/はい/・・・」
「「さあ、いよいよ予選突破チームも残すとこあと一つ。そう!!みなさんすでにご存じ・・最強!!天下無敵!!これぞ絶対王者!!セイバートゥースだぁ!!!!」」
「オオオオオオオオオ!!!!」
ナ「出てきたか。」
ス「楽しもうぜ、ナツさん。」
ル“ナツ・・・”
いつになく真剣な顔つきのみんな。
〝仲間〟ではなく〝敵〟としての出場だが、みんなの顔を見れただけで十分だった。
司会者の進行の下、今日のプログラムが発表された。
「「では、これより大魔闘演武オープニングゲーム、〝ヒドゥン〟を開始します。参加人数は各チーム1人、ゲームのルールは後で発表します。」」
クワトロケルベロス、イェ—ガ—。
マーメイドヒ—ル、べス。
レイブンテイル、ナルプディング。
ブルーペガサス、イブ。
ラミアスケイル、リオン。
フェアリーテイルA、グレイ。
フェアリーテイルB、ジュビア。
「「各チーム次々と選手が決まっていきます。さあ・・注目のセイバートゥースは?」」
ル「私が行こっか?〝ヒドゥン〟って言うくらいだから隠れるのが必須だし。この中では私が一番背が低いし・・」
ス「ソフィアはあんま一人にならない方がいいよな。」
ル「ならば私が出よう、今日は小鳥たちの歌声が心地よい。」
「「でたーーーっ!!赤い月に歌う吟遊詩人、ル—ファス登場ーー!!」」
- Re: FAIRYTAIL ルーシィの覚醒 ( No.16 )
- 日時: 2013/01/02 17:09
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
第八話
「「いよいよ始まりますね。はたして隠密とはどんな競技なのか。ヤジマさん、注目の選手はいますか?」」
ヤ「んー・・本命はル—ファスくんだろうけど、ワスはグレイくんに注目したいね。」
「「ジェニーさんは?」」
ジ「もちろんウチのイブくんよ、強いんだから。」
第一ゲーム、隠密の開始を告げる鐘が鳴った。
闘技場の中に街が具現され、各チームの代表はバラバラになる。
「「会場の皆さんは街の中の様子を、魔水晶ビジョンでお楽しみください。」」
ル「誰が勝つと思う?」
レ「そりゃル—ファスくんですよ、はい。間違いありません。」
フ「フローもそう思う。」
ル「だよね。でもル—ファスには悪いけど、私はグレイを応援したいな〜。」
ス「・・って言ってるそばからやられてるけどな。」
驚いてボードを見ると、レイブンテイルのケツ顎ヤローに2度もやられてる。
何やってんのさ、グレイ。
ル「大丈夫かな〜?」
ロ「あのナルプディングとかいう奴・・・外にいる仲間から情報を得てるらしいな。」
ル「ああ、マスターがマスターだしね。」
オ「そこまでして勝利が欲しいのか、あるいは・・・」
ス「何か別の事かだな。もちろん、黒い何かだが・・・」
ル「ル—ファスは気付いてるかな?」
ロ「あれほどの大魔力の中だ。気付いてはいるが、どこにいるのか分からないだろ。」
魔水晶ビジョンで見ると、ル—ファスはまだ動いてない。
グレイは辺りを見過ぎて周りに溶け込めていない。
何気なくレイブンテイルの方を見ると、一番背のデカイ男の肩に奇妙な黒い生き物が乗っていた。
ル「ロ—グ、あれ・・・」
ロ「・・!!あの時の使い魔・・・」
ス「じゃあ、あの〝邪悪な者〟はあいつ等なのか?」
ロ「いや、それは違う。あいつ等は初出場のチームだ。毎年感じる魔力とは辻褄が合わない。」
ル「・・・・・」
私は無意識のうちに、自分の左腕を掴んで震えてた。
そりゃあ、自分が狙われてる恐怖もあるけど、ここにいる人の約7割くらいは魔力を持たない人。
こんなとこで襲われでもしたら、その人達に被害が及ぶ。
私は、それが恐くて仕方なかった。
フ「ソフィア、大丈夫?」
ル「だ、大丈夫、私は平気だから。」
そうしてる間にも、ル—ファスが全滅させ一瞬で首位に立った。
そして第一の競技が終了。
ス「お疲れさん。」
ル「実に簡単な競技だったよ。」
オ「聞こえてたか?俺達の話。」
ル「もちろん、記憶してるよ。競技はともかく、問題は主催者側が決めるバトルだね。」
レ「レイブンテイルと当たらなければ問題ありません、はい。」
ル「私なら大丈夫だよ。負けないから。」
ロ「そう言う事じゃ・・・」
「「続いてバトルパート、一日目第一試合、セイバートゥース、ソフィア・チェー二vsレイブンテイル、フレア・コロナ。!!」」
全「!!!!!」
- Re: FAIRYTAIL ルーシィの覚醒 ( No.17 )
- 日時: 2013/01/02 17:16
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
第九話
「「第一試合、セイバートゥース、ソフィア・チェー二vsレイブンテイル、フレア・コロナ!!」」
ル「・・・当たっちゃった。」
ロ「ソフィア、勝敗に関わらず危険と判断したらすぐにやめろ。マスターの許可は下りてる。」
ル「大丈夫、負ける気はさらさらないから。」
私はバトルフィールドに立ち、レイブンテイルの人と向かいあった。
フレアとか言う人は、なんだかブツブツと言ってる。
「「二人とも今回が初出場、しかもソフィアなんと、セイバートゥースの双竜、影竜ロ—グの妹だそうです。」」
ジ「へ〜、それはすごいわね。あの子はドラゴンスレイヤーじゃないの?」
「「分かりません。この戦いが楽しみですね。それでは試合開始ィ!!」」
ル「焼き尽くせ、焔!!」
「「おーっと!!開始早々、いきなりソフィアが炎を出したーー!!」」
フ「ふ〜ん。」
フレアは飛び上がり、髪の毛で私の咆哮を防いだ。
なるほど、髪を操る魔法か。
なら短剣に風を纏わせて・・・
ル「風の傷!!」
フ「ぐぁ!!黒髪ぃ、髪しぐれ、狼牙!!」
グオオオオオオオオオ
レ「髪の毛が狼になった!!」
ル「風の傷!!」
フ「私の髪が!!おのれぇっ!」
ル「!!地面か!」
飛び上がって避け、短剣に炎の魔力を込める。
魔力は形になって、短剣だったのが長剣になった。
ル「バレッテ—ゼフレア!!」
フ「ぐわぁあああぁああ!!」
「「おおっと!!ソフィアの剣がフレアに直撃!!これは大ダメージだ!!」」
ル「自分の運の悪さを恨むんだな。」
フ「私の・・焼ける髪・・赤髪が・・・黒髪ぃ・・・・オオオッ!!!」
ル“また地面・・何処から来る!?”
フ((ピッ」
ル“え・・・まさか!!”
フレアの指差した方向には、フェアリーテイルの垂れ幕があった。
一番前に座ってる小さな女の子、アスカちゃんの隣にフレアの髪がある。
ル「貴様!!うぐっ」
フ「声を出すな、これは命令。逆らったらどうなるか分かるわよね。」
ル「・・・別にいいさ、あんな奴。」
フ「なに!?」
ル「もう私には関係ないから。やれば?まさか、脅かすだけで本当にやろうと思ってる?この大観衆の前で。」
フ「く・・・やるさ・・やるわよ!!」
ル「なっ!?」
やけになって我を忘れたのか、フレアは本当にアスカちゃんを掴み、会場内へと連れてきた。
動かないように締め付け、私の前に差し出す。
フ「どうした!やらないとでも思ったか!!」
ル「コイツ・・・」
「「な、何と!フレアが会場にいた女の子を人質に取っています!!」」
ジ「ちょ!止めなさい!ル—ル違反じゃ済まされないわよ!」
フ「うるさい!!黙らないと殺すわよ!!」
ジ「っ!!」
フ「さあ、黒髪ぃ〝降参〟しなさい!でないと、この子の命はないわ!!」
- Re: FAIRYTAIL ルーシィの覚醒 ( No.18 )
- 日時: 2013/01/02 19:52
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
第十話
フ「さあ、早く降参しろ、黒髪ぃ!!」
ル「・・・・」
ア「マ、ママ〜、パパ〜。」
フレアに捕まれ、アスカちゃんは今の状況が理解できずに泣き出す。
アルザックとビスカも、助けに来ようとするが会場に張り巡らされた術式のせいで入れない。
ル「アスカちゃん。」
ア「?」
ル「大丈夫、絶対パパとママのとこに連れて行くから。だから泣かないで。」
ア「う・・うん・・」
フ「何ゴチャゴチャ言ってんだ!さっさと・・・ぐわぁ!!」
フレアの一瞬のスキをつき、私は長剣で髪を切りながらフレアに蹴りを喰らわせた。
宙に舞ってるアスカちゃんを受け止める。
ル「ケガしてない?」
ア「こ、恐かったよ〜。」
ル「よく頑張ったね。大丈夫、もう恐い思いはさせないよ。」
フ「く、黒髪ぃ・・・」
ル「あんたは絶対に許さない。星星の裁きを受けるがいい・・・ウラノ・メトリア!!」
無数の星星がフレアの周りに集まり、爆発し、勝負は終わった。
私は、フェアリーテイルのみんながいる場所へアスカちゃんを送りに行く。
「「ヤ、ヤジマさんこれは・・・」」
ヤ「フレア・コロナはこの大魔闘演武の参加を許さん。レイブンテイルは競技の持ち点を0とスる!!」
「「当然でしょう。こんな事、大会始まって以来初めてですからね。」」
ビ・ア「アスカ!!」
ア「パパ・ママ!!」
マ「ソフィアさん、アスカを助けてくれてありがとうございます。」
ル「・・・何が起こるか分かりませんので、気を付けてください。」
マ「もちろんです。」
ロ「ソフィア、戻るぞ。」
ル「分かった。」
私はレクタ—に捕まえてもらい、控室に帰った。
試合結果
・ブルーペガサス、レンvsマーメイドヒール、アラーニャはレンの勝ち。
・クワトロケルベロス、ウォークライvsフェアリーテイルA、レビィはレビィの勝ち。
・フェアリーテイルB、ミストガンvsラミアスケイル、ジェラはジェラの勝ち。
こうして、大魔闘演武一日目が終了した。
あの時の試合、ロ—グからもらったパワーストーンのおかげで勝てた気がする。
ス「ソフィア、置いてくぞ。」
ル「ま、待ってよ〜。」
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