二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【ボカロ】 七つの大罪シリーズを全てほのぼので書いてみよう!
日時: 2012/10/16 20:04
名前: 蒼聖 (ID: ULeWPiDO)

こんにちは、蒼聖です!
最近見事にボカロに嵌りました・・・
悪ノP様のおかげですw七つの大罪がたまりません←
余談ですが、殿がたまりません(え? 唄姫たちも好きですよw

恐ろしい発想・・・

とある日の友人との話。
『蒼聖:七つの大罪最高ー!悪ノP様神ですよ』
  ↓
『友人♀:僕ほのぼの好きなんだよね』

こういう流れです。
グダグダですがよろしくお願いします。



【七つの大罪シリーズほのぼの】目次

[眠らせ姫からの贈り物]
1>>
[悪ノ娘(悪ノ召使)]
>>1
[円尾板の仕立屋]
1>>
[悪徳のジャッジメント]
1>>
[悪食娘コンチータ]
1>>
[ヴェノマニア公の狂気]
>>2 2>>4

[茶番カプリシオ](小話)
1話—「雑用係はブリオッシュでも作っておきなさい」>>3
2話—「リア充爆発しろってんの!」>>

Page:1



Re: 【ボカロ】 七つの大罪シリーズほのぼの ( No.1 )
日時: 2012/10/04 16:52
名前: 蒼聖 (ID: ULeWPiDO)

[悪ノ娘(悪ノ召使)]



期待の中僕らは生まれた。
それはよかったんだよ・・・
僕(アレン)はルシフェニア皇子として生まれたし、リリアンヌは王女として生まれたし。

そこまではよかった。
でも、でも・・・

「じゃんけんで負けたほうが召使ねー」
「ナ、ナヌィッ!?」
僕らが6歳のときだった。

Re: 【ボカロ】 ( No.2 )
日時: 2012/10/05 17:47
名前: 蒼聖 (ID: ULeWPiDO)

[ヴェノマニア公の狂気]



・・・ヴェノマニア公。
女性連続誘拐事件の犯人。僕が、倒してやる!

貴族であるカーチェス=クリム。
女装をして、ヴェノマニア公の館のドアを叩く。

少しするとキィ、と音をたてて扉が開いた。
出てきたのは・・・・

カーチェスの想像とはまるで違った。
紫の長い髪、端整な顔立ち。
「何か?」とばかりにカーチェスを眺めた。

カーチェスの想像では、気持ちの悪い、とんでもなく醜い奴だと思っていたが・・・
その想像は正反対だった。

序でを言うと、屋敷からはヴェノマニア公の足音以外しない。

「ちょ、ちょ・・・っと、ぼ・・・いや、私はっ」
「何女装してるんですか。もしかして女装趣味?僕、関わる気ないんで帰ってください」

バタン!と大きな音をして扉が閉められた・・・

Re: 【ボカロ】 七つの大罪シリーズを全てほのぼので書いてみよう! ( No.3 )
日時: 2012/10/05 17:53
名前: 蒼聖 (ID: ULeWPiDO)

[茶番カプリシオ]

1話—「雑用係はブリオッシュでも作っておきなさい」

「ブリオッ・・・シュ?」
ガモンは首を傾げる。
ガモンの育ちは東洋の国・・・
西洋のお菓子など知っているはずが無く。

「雑用係はブリオッシュでも作っておけばいいのよ!」
声高々に言い張るwaiter(待つ者)。
「そもそも、給仕人(雑用係)であるwaiter殿がするべきでは——」
「首を跳ねられたいの?」
「・・・・分かりました」

ガモンは右の前髪に手をあて、はぁー・・・とため息をつく。

この映画館にやってきて1週間。
『庭師』は名ばかりで、主に、『雑用』。
いつのまにか、ガモン(がくぽ)=雑用の構図が出来上がってしまっている。

ついでに、庭師の仕事は未経験。
仕事は家事全般、waiterのお菓子作り、Maの話し相手、館長のご機嫌取り、gearの愚痴を聞かされる・・・・、
こんな感じの日常だ。

「まー、またあんた何をため息ついてるんですかぁー」
「Ma・・・さ、ん」
ボフッ、とMaのびらびらとした袖が顔に当てられる。

「ブリオッシュ〜?確か白ノ娘が作るの得意じゃなかったかな」
「また急に心をよんで・・・、ハァ・・・・。
白ノ娘って、ここにはいないでしょう」

「雑用係!ブリオッシュはまだなの!?」
遠くから聞こえる叫び声と共に
「聞いてくださいよぉぉ〜!」
と泣きついてくるgrda。

・・・・再び、大きなため息がでた。

Re: 【ボカロ】 七つの大罪シリーズを全てほのぼので書いてみよう! ( No.4 )
日時: 2012/10/16 20:03
名前: 蒼聖 (ID: ULeWPiDO)

[ヴェノマニア公の狂気]


(カーチェスside)

女装魔・・・。変態・・・・。
あれから僕は何回かヴェノマニア公の館を訪ねた。

相変わらず公の足音しかしないし。
ついでに、
『女装魔?変態?男の娘とか言うのがやりたいのなら他所でやってくださいよ・・・』
毒舌をかけられた。

って言うか何故ばれたんだ!?
皆には
『OK!女性に見えるYO!』
といわれてたのにっ・・・・

というか僕は女性達を助けに行ったんじゃなかったのか・・・?


(side off)

一方、その頃、ヴェノマニア公・・・
サテリアジスは、はぁーと大きなため息をついていた。

「今日もまたあの女装男が来た・・・昨日もだ・・・相手にしてられん・・・・・・。
第一、僕は何かしたか?」
膝の上に乗った猫を撫でる。

「はー・・・癒される。猫は拾って正解だな」
数ヶ月前町へ出たときに拾ってきた猫。
捨て猫のようで、首輪には「るか」とついていた。
そして、もうすっかりサテリアジスに懐いていた。

その瞬間。
あの女装男が言いたかったことが気に掛かる。
いつも言いかける寸前にドアを閉めるので、何が言いたいのか・・・

「仕方ない、明日来たら聞いてやろうか・・・・」


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