二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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NARUTO外伝〜とある医療忍者の記録〜
日時: 2012/11/29 17:58
名前: hagai (ID: 1CRawldg)

NARUTOのオリキャラ小説を書いていこうと思います。よろしくお願いします。

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Re: NARUTO外伝〜とある医療忍者の記録〜 ( No.1 )
日時: 2012/12/01 18:30
名前: hagai (ID: 1CRawldg)

この話は第四次忍界大戦に立ち向かった一人の忍者の記録である・・。


「まったく・・何でおれがこんな目に合わなくちゃいけないんだぁ?」
といってさっきから私に悪態をつけてきているのは私と口寄せ契約
している大鳥タカのミズラだ。

「しょうがないでしょ!シズネ隊長に呼び出せれてたんだから」

「おい・・お前わかってんのか!これは戦争だ・・。ただでさえ
お前のような有能な医療忍者は必要だってのに・・」

「そんなことくらいわかってるわよ。だから歩くより早いあなたを
よんだまでなんだから・・」

私はこの大戦で後方支援医療部隊現場救護科に配属された。
文字どおり現場救護科は野戦病院での治療ではなく戦闘部隊に連隊
または中隊、小隊に現場医療忍者として従軍し前線で治療をする。

その目的は戦線で負傷した忍者をその場で応急治療し致命傷になることを避け部隊の生存率をあげること・・。

むろん、ただでさえ死亡率の高い前線である。戦闘には参加しないものの医療忍者が狙われる可能性もおおいにある。
医療忍者が死ぬ=忍者の治療ができない=生存率低下=部隊全滅
になりかねない。

そのためか、現場医療忍者なるには医術のみならずある一定以上の
体術または忍術を習得したものしか選ばれない。

そこに私、白鷺イオリは選ばれた・・。なぜかというと白鷺一族は
木の葉髄一の名家で優秀な医療忍者を生み出してきた一族である。

そんな家柄か幼いころより医術のみならず忍術を教え込まれてきた。

忍者アカデミーで忍術をまなんだあとは医療忍者アカデミーに入学し
医術をまなんだ。 もちろん忍術の鍛錬も怠らなかった。

そのためか今では木の葉の忍びが数多くもっている火遁そして風遁を
使える。

その経歴からか現場医療忍者に選抜されてしまった・・。
本音をいえば戦争をまだ経験していない世代に生まれた私にとって
野戦病院で治療したかった・・。そしてなによりまだ死にたくなかった。

しかし、私は今、現場医療忍者として奇襲部隊に従軍している。
死と隣り合わせの世界では泣き言は言えない。

そして私は戦争へと立ち向かっていく・・・。


「っチ・・そろそろ敵の領地内に入るところだ。用心していくぞ」
といいつつもミズラはしぶしぶ私に従ってくれている。
いつも喧嘩はたえないがよきパートナーだ。

「ああ・・わかってるわ。。」

「それとお前感知できるだろ?何か感じたら早くいってくれ。
お前が狙われたら元も子もないからな」

「ハイハイ・わかりました。逐一報告しま・・!?」
その時嫌な予感がした。

「ん?さっそくなんか感知したか?」

「何だろう。この感じ。膨大なチャクラをもっている何かが私たちに
ちかづいてる。」

「なんだと・・・!?」

「とりあえず空をとんで私たちを追尾している。おそらく忍者ではない
ほかの何か。」

私は様々なものを頭に張り巡らせる・・。

「おっオイ!あれを見ろ!右に三羽俺たちをけん制するようにとんでるぞ!」

その声に私はすぐさま右をみた。

「あ・・アレだわ!すごいチャクラを感じる!」

「いきなりまずいやつと当たるとわな・・・。あれは元暁のデイダラの
起爆粘土でできた鳥だ。爆発すると俺たちは木端微塵だ。
こんなとこで死ぬわけにはいかねー。少々荒くなるが死ぬわけにはいかねえ・・。スピードを上げる!しっかりつかまれよ”!振り切るぞ!」

「OK!」









Re: NARUTO外伝〜とある医療忍者の記録〜 ( No.2 )
日時: 2012/12/02 13:43
名前: hagai (ID: 1CRawldg)



ミズラはスピードを上げ不規則な動きで追っ手を振り払おうとするが・・

「ミズラ。あいつらしっかりついてくるわ。多分、私たちに近づいて
爆発する気よ!」

「しょうがねー。俺は急降下と急上昇を繰り返し相手を地面にたたきつける。落ちんじゃねーぞ。」

「わかってる。」
そういうとミズラは両翼をまんべんなく広げ急降下の体制に入った。
そして・・

「クワァァぁァ!!!!」
と大きな鳴き声で相手を威嚇すると、ミズラは両翼を全開にし急降下の体制に入った。


もうスピードでそして直滑降の形で急降下していく・・・
すさまじい風がイオリを襲う。
しかしイオリはミズラの首のところにがっしりつかまりながらも後ろをみた。

「アイツらしっかりついきてる。」
しかし、ミズラは動じることなく冷静だった。

「まだだ・・。これからだぜ!」
イオリが前方を見るとすぐそこには地面がせまっていた。

ミズラは地面すれすれで羽をうまく操ると・・今度は一気に急上昇に転じた。

起爆粘土の鳥たちも同じようにして急転換しようとするが、
そこはやはりタカとの違いがでる。

急降下のスピードに逆らいきれずそのまま地面へたたきつけられた。
そしてそのまま・・

「ドガーーーーーん!」
すさまじい爆発音があたりの森いったいに響いた。
そして煙がもくもくとたちこめる。

イオリはすぐさまその音を確認するが煙に邪魔されて確認ができなかった。

「やったか?」
ミズラがイオリに聞く。
「まって・・・・。」
そういうとイオリは感知に集中した。すべてのチャクラを集中させて・・

そうすると

なんとまだ、煙の中に一匹のチャクラ反応があらわれた。

「ミズラ、さっきの爆発で2匹はやったみたいだけどまだ最後の1匹
残ってるわ。」

「どうする?また急降下するか?」

「いや、その必要はないわ。」

「どうしてだ?」
ミズラはまだ俺はできるといわんばかりに不機嫌そうな声できいた。

「今度は私にまかせて。」
ミズラは不満を募らせたが、今後のことも考慮してイオリに任せることにした。

「ッチ・・わかったぜ。お前に任せる。だが、危険になったらそん時は
俺に任せてもらう。」
ミズラは相変わらずの負けず嫌いだがイオリはそのことはもう慣れていた。

「おっと・・敵さんがきたようだな。」
イオリが振り返ると鳥がちょうど煙からでてきて私たちを確認し
追撃をはじめた時だった。

「そうだね。ちょっと荒っぽくなるけどいくわよ!敵は5時の方向から
むかってきてる。ミズラ左に方向転換して!」

「やれやれ・・人使いが荒いお嬢様だぜ・・・」
そういいながらもミズラは素直にしたがった。相手もそれに応じた
動きをしてくる・・。
だが、それが狙い目だった。風は北東からふいておりこちらが風上で
向こうは風下だったからだ。それはつまり風にのり火遁の威力があがる
ことをしめしていた。


「よしおびき寄せ成功。」
そしてそういうと、すぐさま印を結んだ。

「いくよ!火遁・炎弾!」
口からはなたれた火の玉が威力ましを相手へ襲う・・。

しかし、相手も洗練された動きでかわした。

「まだまだ!火遁・大炎弾!!!」
今度は先ほどよりも大きい火の玉が放たれた。
相手は間一髪よけると一気に相手は風にのりスピードをあげてきた。相手は自ら突撃しイオリたちもろとも自爆する気だった。

しかし、ミズラとイオリは動じなかった。
なんどもこういう場面を潜り抜けてきたからである。

「相手は自爆する気だ。アレをつかうんだろ?」

「そうよ。」
そういうとすぐさまイオリはポシェットからクナイを取り出した。

「ミズラ!いくよ!」

「了解。」
ミズラはそういうとすぐさま急上昇を始めた。
相手は刻々と近づいてくる・・。

「敵までの距離・・20メートル・・19・・18・・・・・8m
今!」
そういうとイオリはすぐさま右手のクナイを投擲した。
相手はこれを見てよけようとするがその前に突然クナイは消えた。

「白鷺流忍術、幻影クナイの術!そっちはおとり本物はその後ろよ!」
幻影クナイの陰に隠れたクナイが姿を現した。

敵はすぐさま逃げようとするが本物のクナイはチャクラ糸につけられておりコントロールされていたためにげる暇はなかった。

そしてクナイが起爆粘土の鳥へと突き刺さる。

「どがーーーーん!」
そして最後の一匹が空中で爆発した・・。

「ふぅ・・。新たなチャクラも感じないわ。」

「お前にしては少々手間どったんじゃないか?」

「うるさいわね・・。相手の動きが少々読めなかっただけよ。」

「フッ・・・またお得意の言い訳か」
ミズラは鼻で笑った。

「いちいち、うるさいわね。まったく・・・でもありがとう。ミズラ」

「べ・・別にいつものことをやっただーーー!?」

ミズラが少々照れながらもいおうとしたとき・・

「いやいや・・すごいですね!」
誰かの声が聞こえた。







Re: NARUTO外伝〜とある医療忍者の記録〜 ( No.3 )
日時: 2012/12/04 17:58
名前: hagai (ID: 1CRawldg)

私はその謎の声を聞いて咄嗟にクナイを持ち出し警戒した。
ミズラもそれに応じて警戒態勢に入った。

私がその声の方向に向かって問いかける。

「あなたは誰?味方?敵?」

「嫌だな。そんなすぐに疑わないでくださいよ。」
とその声とともに声の主がかすみがかった雲の影から出てきた。

見ると絵で描かれたであろう鳥にのっており姿は顔面色白で背中には
刀をつけている青年であった。
どこの里の忍びかはわからないがとりあえず味方であることは立証された。

イオリはすぐさま警戒を解いた。

そして、むこうから話しかけてきた。

「同じ奇襲部隊に所属する木の葉の忍、サイといいます。
あなたはここにいるということは奇襲部隊に配属された人ですね?」

「あっはい。同じく奇襲部隊に配属された医療忍者の白鷺イオリといいます。それと同じ木の葉のものです。それとさっきは無意味に警戒して
すいません。」

「いえいえ、構いませんよ。医療忍者が配属されるという事は聞いていたんですがあなただったんですね。白鷺一族といえば医療の部門でじゃ
名家ですからね。以前からあなたの名前は存じ上げてました。
なにも、シズネさん以来の才能だとか・・・」

どうやらこのサイと名乗る男、私の名前を知っていたらしい。
どこで私の名を知ったのかはわからない・・。
しかし、白鷺一族という家柄名前が知れ渡っているのは無理はないが。

「そ、そんなことありませんよ。チャクラコントロールでいえば綱手様の弟子である
サクラさんには劣りますし・・・」

「あっ実は僕元々、サクラさんと同じ班だったんですよ。女性なのに
あのパワーはすごいですよね。いつも驚かされてばっかりでしたよ。」

それを聞いて私は驚いた。サクラとはアカデミーの同期で一緒の
時間をすごしいわば親友とよべる存在であった。
しかし、卒業とともにサクラは忍者となり私は医療忍者アカデミーと
別々の道を歩んだためそれ以来連絡は取り合っていなかった。

いやはや、一見ひ弱そうなサイというこの男。男勝りなサクラと
一緒の班員だったとは驚いた。外見からは知りえぬ情報に私はますます
奇妙な男にみえるのであった。

「そうだったんですか。私もサクラさんとはアカデミーで同期でしたが
卒業以来連絡は取り合ってなかったんですよ。お元気ですか?」

「相変わらずの元気ですよ。むしろ元気すぎるくらいにね。」

その言葉をきいて私は少し安心した。まぁアカデミーのころから
人一倍の積極的な性格だったのは覚えているが・・。

「それはなによりです・・。後、話は変わりますが医療忍者というものが遅れてすいません。」

「いや、まだ敵は攻め込んできていませんしまだ敵の襲撃に備えた準備段階ですからいいんですけど・・・私はこちらで爆音を聞いて急いで
いったところへあなたがいたんですが何かありましたか?」

「ハイ・・実はデイダラの起爆粘土で出来た鳥に遭遇し追尾されまして・・・」

「で・・デイダラの起爆粘土鳥に遭遇したですって・・!?」
サイはひどく驚いていた。

「まぁ、3匹でしたから私とこのオオタカミズラの行動で難は逃れましたがね。」

「最後のは見てましたが、ほかに2匹いたんですか・・。
確かに大きな爆音が2度しましたね・・。でも、医療忍者であるのに
倒しちゃうなんて優秀なコンビなんですね。」

それを聞いてミズラが・・

「別にいつものことだから冷静に対処できただけだ。」
加えてイオリが・・

「まぁ、ひび特訓してますから・・。現場医療忍者たる以上自分の身は
自分で守るのは当たり前ですからね。しかし・・小隊の中で医療忍者を
最初にたたくのは定石ですがこんなに早くくるとは思ってませんでしたよ。」

サイも真剣な顔になった。

「たしかに・・まだ私たちも遭遇してないうえにまずイオリさんの元に
あらわれるとはすでに位置を特定されてるのかもしれませんね。
うちの奇襲部隊にいる日向いちぞくのホヘトの白眼で相手を感知してますが・・まさかその中にデイダラがいたとわ・・・・。
とりあえず、基地まで案内します。ついてきてください。そこでゆっくりお話しお聞かせください。」

「あっ、ありがとうございます。」











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