二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 敵は味方だったり、味方は敵だったり—REBORN—
- 日時: 2010/05/05 13:56
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
—敵は味方—
—味方は敵だった—
—信じてくれると信じてたのに—
—信じて欲しかった・・・—
登場人物設定
—ツナ・・・自我を忘れるな!—
・神々 錬
神の血を受け継ぐ少女。
男装をして並盛中に通っていたが、虐めの標的に。
ボンゴレとは何かあるらしいが・・・。
容姿:金色の髪・オレンジ色の眼。(ツナのハイパー似)
武器:グローブ。
能力:神の力・神の見極め
属性:天空《特徴・包容》
所属:ボンゴレ・真の守護者
参考:神の血を受け継いでいる少女。全てを見極める存在と言われているが、並中の虐めの標的に。
神の力を使えるが肉体に負担がかかる。
実は・・・。
・神の後継者について
その名の通り神々家と言われる神の血を持つ一賊と呼ばれているからです。
更に、魔術やらなんやらが使えるため、一賊は代々世界と神を司る存在としていわれています。
・真の守護者について
その名の通り、全てを見極める者。
実は初代の時代に同じような事がおき、その現状をボンゴレプリーモが壊したらしいです。(真実を知らしめた)
・・・で、現在に至る訳で。
使命は、まだ考え中です。
・仲間
沢田綱吉
・敵
その他。←敵多いなぁ・・・。
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- Re: 敵は味方だったり、味方は敵だったり—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/05/05 14:04
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第零話 偽善だった《本心を隠していた》
—綱吉は、何で僕の事を信じるの?
—変なこと言う奴だな、お前がやってねぇからにきまってんだろ馬鹿
—馬鹿って言ったほうが馬鹿なんだ!
—いや、お前が馬鹿だ
何時も、キミだけが僕を信じてくれた。
たとえ、世界で僕が一人になっても。
「有難う、ツナ」
「・・・イキナリなんだよ」
昔までは、彼は信じてくれなかったのに。
寧ろ僕を苛めていたのに。
でも、僕は——。
「大好きだよ、綱吉」
「な、何言うんだよ・・・」
否定はしない言葉。
- Re: 敵は味方だったり、味方は敵だったり—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/05 18:37
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第一話
「おはよ、ツナ」
「ん」
ツナが僕の家の前で暇そうにアイスを食べながら僕が家から出てくるのを待っていてくれていた。
昔では考えられない状況だ・・・。
「暑いね」
「・・・まぁな」
そう言ってツナは僕の顔を見た。
僕は笑ってみせる。
「行こうか」
「・・・ん」
◆
「・・・」
「サイテー」
「くんなよ・・・」
「死ねばいいのに」
するとツナが僕の顔を見た。
僕は心配そうなツナの表情を見て、ハッと笑ってみせる。
「無理しなくていい・・・保健室行くか?」
「・・・いいよ。少しだけ、居るから」
「・・・」
僕は、静かに席に座った。
ツナも席に着く。
ツナの席も僕の席もズタぼろだった。
「・・・」
俯いてる僕に紙やらゴミが飛んでくる。
・・・・・・
僕はソレを避けずに技と当てている。
「席に座れ。お前ら〜」
担任が入ってきた。
出席の確認をするときも僕の名は出てこない。
先生までもが僕を罵倒しているからだ。
(これは、いつもの風景)(の、はずだった)
- Re: 敵は味方だったり、味方は敵だったり—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/05 18:34
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
頑張りますんでこれから!
- Re: 敵は味方だったり、味方は敵だったり—REBORN— ( No.4 )
- 日時: 2010/05/05 18:53
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第二話
ココは屋上。今は昼食だった。
涙を堪えながら、僕は痛みを堪えていた。
体中に走る鋭い痛み。
その痛みに体をもがく僕に、ツナが急いで近寄ってきた。
「どうしたんだ?」
「ッ毒・・・」
多分、クラスメートの誰かだ。
体中がしびれる。
どうやら軽い神経麻痺の薬らしく、体が自由に聞かなくなった後、静かに症状は治まっていた。
「・・・ハァ・・・」
「大丈夫か?」
「・・・何とか・・・」
僕の血統が毒を無効化したみたいだ。
しばらく、時間はかかるだろうけど。
「・・・錬」
「大丈夫、だから・・・」
「・・・」
ツナは僕の背中をさすった後、抱き締めた。
いきなりだったので、頭が真っ白になる。
「つ、ツナ!?」
「・・・」
あ、暑苦しい・・・。
僕はぐったりと、ツナの腕の中で諦めた。
「なぁ、昔の事覚えてるか?」
「・・・思い出したくも無い」
「俺も」
ハハハ、と笑ってますけどね、ツナ。
僕はお前が盛った毒薬で散々苦しめられたんですけど。
—数ヶ月前
「ゲホッゴホッ」
ガタンッとイスから転げ落ちる。
胸が焼けるように痛い。
僕は静かに呼吸を整える。
「・・・無様だな」
「う、るさい・・・」
毒薬の犯人が入ってきた。
「普通病院食に毒薬入れる?」
「俺なら出来る」
アッサリ目の前の彼は言った。
なんつーナルシスト・・・。
「コッチは重症なのに・・・」
「俺にとってはお前は殺すべき人間だ」
「・・・」
僕は静かにベッドに腰掛ける。
「・・・僕の病院食・・・」
「俺の弁当食べる?」
「絶対ヤダ」
◆
「的な事があったよね」
「・・・」
オイ、何故眼をそらす。
僕は綱吉を見る。
「仕方ないだろ・・・あの時はまだ俺は真実を知らなかったんだから」
「・・・ま、いいか」
僕はそう言って空を見上げた。
(いい思い出だよねー)(・・・嫌な思い出じゃねぇか)
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