二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師 。゜+*風と星の人形*+゜。
- 日時: 2010/11/28 19:21
- 名前: 聖 ◆9Iysgk63DE (ID: 8hgpVngW)
初めまして、聖です。
今回は『鋼の錬金術師』の二次を書かせて頂きます。
。゜。゜。決まり事゜。゜。゜
Ⅰ、文章
途中、流血表現などが含まれます。苦手な方はバック。
さらに駄文。←此れが当たり前。嫌な方はバック。
Ⅱ、コメント
荒らし、チェンメ、中傷はお断り。今すぐバック。
ですが、感想等は大募集。何時でも歓迎してます、ウェルカム。
Ⅲ、作者(駄作者)
聖が嫌いな方は今すぐバック。
Ⅳ、オリジナル
当然、オリキャラが出てきます。そして更にオリジナルの村等も出てきます。
そういう部類が嫌いな人はバック。
。゜。゜。目次゜。゜。゜
登場人物 >>1
零話 >>2
壱話 >>3
弐話 >>6
参話 >>10
四話 >>13
。゜。゜。お客様゜。゜。゜
花影様 月影 雛様
- 【参話】 合成獣 ( No.10 )
- 日時: 2010/11/27 23:52
- 名前: 無幻 (ID: 8hgpVngW)
いや、テレパシーの便利さといったら最高ですな。
後部座席で女を横目で見つつ、思う。
「えーっとね?…獣王自身もそう呼ばれるの嫌なんだって。だからやめてあげよう」
ていうか私も呼んじゃったじゃない、どうしてくれんの。
「君は獣王の何なのかね」
「何なんだろうねぇ………僕[シモベ]?」
僕て、僕て!!ありえないっ!!とか思いつつ取り敢えず口にしてみちゃったり。
大佐さんは…あ、そういや名前知らないや。
「大佐さんはお名前なんて言うの?序でに中尉さんの方もお名前宜しく」
「私はロイ・マスタングだ」
「リザ・ホークアイです」
そう、と薄れる興味をじれったく思いながら呟く。
つーか、僕って言う所に興味持ちなよ、んで何か言えよ、と心の中で睨みつけながらも俯く。
「ねぇ………合成獣って、知ってるかなー」
「?…知っているが」
「彼女、合成獣創造主だよ。合成獣っていうのは、あんた等が言う獣王が創りあげたもの」
「「!」」
彼女が創り上げた合成獣の初期プログラム最後の生き残りが私、ユナ・ドールスタ。彼女もまさか私が彼女に——創造主に逆らって旅に出たりするなんて思ってもみなかったみたいだけど。
まあイコール僕でも強ち間違っちゃいない、ような気がするのは私だけでしょうか。元より主従関係の線は濃くなってはいないから僕でも主でも関係は無い訳でその気になれば私が彼女を殺す事だって出来る。…やんないけどさ。
「名前は、何て言う」
「何だったっけ、あー…確かね、ダラード…?」
「ダラード…」
「大佐、ダラード・リクセンドュルクなのでは…」
ダラード・リクセンドュルク!そうそう、それそれ多分その人だー!!……それでも一応「多分」なのです。
「きっとその人だ。つー事で私は彼らと共に調べ物をしたいんだが放してくれるか?」
「その件は此方が引き受けよう。それに、まだ聞きたい事が山ほどあるんだ」
「えー!?死ねよ、一回死んでこい!」
“ユナ、聞こえるかしら、創造獣-10682”
私は車の中で思いっきり地団駄を踏む。マスタングとホークアイが私の方向を見て目を丸くする。
「その名前で呼ぶんじゃないッ!!」
私は傍にあった鉛筆二本(何であるの)を耳に刺す。それを見たマスタングが車を止めた。
「ちょっと貴女…っ!」
「おいっ!!どうした…っ」
“くすくす、ごめんなさいね。ところで………”
“どうして貴女、軍の狗と一緒に居るのかしら?”
「…お前………ッ、何故それを…ッ!!」
心で話しても通じるのに、どうしても声が表に出てしまう。私は車のドアを蹴り飛ばしてこじ開け、辺りをキョロキョロ見渡す。
“うふふ、上よ、う・え♪”
「が…はッ」
黒い閃光が私の横腹を貫通する。赤黒い鮮血が胃液と混じって私の口から外へ出る。
意識が途切れる前、私の傍によるマスタングとホークアイの向こうから———
ビルの上から見下す、創造主[ダラード]の歪んだ笑顔が見えた。
- Re: 鋼の錬金術師 。゜+*風と星の人形*+゜。 ( No.11 )
- 日時: 2010/11/27 20:28
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
私の小説見てくれてたんですか・・・!
更新遅くてすみませs(ry)駄文すみm(ry)
ユナcキメラぁ?!∑(・Д・o)
僕って‥‥‥この場合突っ込んだほうがいいのだろうか。
更新がんばってくださぬ!
- Re: 鋼の錬金術師 。゜+*風と星の人形*+゜。 ( No.12 )
- 日時: 2010/11/27 23:59
- 名前: 無幻 (ID: 8hgpVngW)
>>10参話、保留取りました。見て下さい。
>皆様
私も見ましたー!!
更新遅い??私等よりマシですYO!駄文は私の方が駄文ですDA☆
ご紹介、遅れました。
聖のリア友で、リレー二番目(二人しか居ない)やらせてもらってまつ、無幻でごじゃるw
合成獣ッス!!(笑)
何かもうねー「コイツ合成獣でいんじゃね?」とか聖が言い出しちゃって!!(笑)
突っ込んじゃって〜(^^;)
更新、頑張りやす!
>花影様
- 【四話】 彼の地の果て ( No.13 )
- 日時: 2010/11/28 19:19
- 名前: 聖 ◆9Iysgk63DE (ID: 8hgpVngW)
いや、もう本当に何て言えば宜しいのやらさっぱりでござんす。
目の前には白い天井だと思しきものが一面に…やっぱ日本語可笑しいと自覚する私であった。
「いやーもうね、入院費とか払って貰えて光栄ですな、ハハハ」
「構わん」
その前に耳が、耳が痛いんですけど。
自業自得だけども!今思えば自分ばかだわ、と今更ながら自覚したんだよね。
耳…聞こえるようになんのかなー…っていうのがいらん心配なんだよね。やっぱ都会の技術は凄いね。
耳を破壊しても念話は通じるのよね…、合成獣の分際で何念話してんだよって。
「ねー、聞きたい事があるなら早くしてほしいんだけどさ」
「…」
その時、ドアが数回ノックされた。
私がドアの向こうの影で気付いた事。
「えーっと、マスタング、ホークアイ。ちょっとそこらに身を潜めていてくれないか?」
「なぜだ」
「いーからッ」
しぶしぶ行かせた。
「どーぞ」
入ってきたのは中性的な顔立ちで、ちょっとお怒りモードの私と同い年くらいの子、っていうか同い年。
「ねえ、ユナ」
「何かなー、トーマ君」
「何で俺に何も言わずにどっか行ったの?」
「いやね、それには事情がああああああああああッ」
言い終わる前に包丁が右足に刺さる。
いやさ、流石にこーゆー展開になるのは承知してた訳よ。だけどね、まさかこんなに早くに見付かるとはね。
「トーマ君、痛いんだけど…さ」
「うん」
「返事になってないよ」
「ユナが俺に何も言わずに一人で行くのが悪いんだよ?」
間髪をいれずに次の攻撃いいいいいいいいいいいッ!!
あたたたたッ!!…否、北斗の拳とか今関係ないってえええええ!!!!
「トーマ君、痛いって痛いって痛いってば!!」
「痛い?ごめんね、もうしない?」
「しないしないしないからッ」
絶対するもんか!!もうやだ!!
ダラードには撃たれるし、トーマ君には刺されるしッ!!
マスタングとホークアイも出るに出れない状況ってか出てくんなよ!!
「貴様誰だッ」
「アンタこそ何?ユナの知り合い?」
「成り行きの知り合いだよ、トーマ君……あぎぎッ」
ちょっ…コラ!!ぐりぐりすんなああっ!!っていうか包丁抜けえええッ!!
「マスタングとホークアイは取り敢えずどっか行って!!後、病院の人にはトーマ君がやったって言わないでね」
二人は身の危険を察知したのか大人しく去っていってくれた。
やーありがたいありがたい。
「ねえユナ」
「何だねトーマ君」
「ユナはさ、何でダラードの命令無視したの」
- 【五話】 創造者の空白 ( No.14 )
- 日時: 2010/11/29 20:28
- 名前: 無幻 (ID: 8hgpVngW)
- 参照: …ちょ、そんな展開になりやすかい?聖さんよ。
「ユナはさ、何でダラードの命令無視したの」
「…何で、って」
そんな事言われましても困っちゃう訳でさ。しかもそんな綺麗な顔で迫られたらいくら私でも緊張するんだよ、分かってよトーマ君。
「ねえ、何で」
「…………共存世界?っつーものに、恐れ戦いたからー?」
「真面目に答え」「答えてるよ」
トーマ君の言葉を遮って言う。むふむふ、ご不満の様子ですな。
共存世界。創造者様がお作りになろうとしている世界名称とやらであります。創造者様は自分勝手に生きる人間どもが憎らしくて仕方が無いらしいのだ。
ですから良い人間と悪い人間を仕分ける仕事に任命されたのが私達合成獣。トーマ君も今回の仕事に参加しているけれどトーマ君は普通の人間で創造者様の弟様で私のお婿様候補なんだとさ。
「…ユナは、俺とかダラードとか、嫌いなんだ」
「そーゆー訳じゃないんだよ。ただねぇ…」
共存世界とか、意味分かんない。有り得ない。
トーマ君がトーマ君である為にはこの世界じゃないといけないんだよーって。そう言いたいのに言えません。
「トーマ君、苦し…んだっ…けど……」
「ダラードの命令追加」
トーマ君は私の首を絞める強さを一層強める。ぐるじい。
足から出る生温かい血が私の背筋を凍らせる。
「軍の奴等、出来る限り殺す事。それから、ノルマは20人で今週いっぱい」
「…………………っ」
首、首が痛いよ息出来ないよ足が気持ち悪いよ何もかもが恥ずかしいよやだよトーマ君やめてよ。
やっと首から手を離して頂けた。
「ちゃんと、やっておいてよ」
「…りょーかいッス、たいちょー」
から返事で誤魔化す。帰り際唇に何か柔らかいものが当たったような気がしたけど気のせいであろう事を願う。
唇を人差し指でなぞると透明でぬるぬるしたものが付いている事が発覚しました。
「…きゃーっ、セクハラだー」
監視、しなくても「いいのにねぇ……」
「別にさ、もう入ってきてもいんだよ」
その声に気付いたのか窓の外からマスタング、ホークアイ、アルフォンス、エドワードの四人が出てきた。お前ら何処に隠れてんだよっていうツッコミはさて置き…。
「うんー、おたくらさっきの会話丸聞こえだったりしちゃう訳?」
「まあな」
ちょっちょっちょい。そんな簡単に認めてくれんなって。
「聞こえてるよな、そうだよな」
私は何処からかビニールの剣を取り出し、十字架のピアスを無理矢理引き千切る。
「魂の宿命に抗え。人形魔法、斬撃」
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