二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戦国BASARRAスリップ小説【戦国の女医】
- 日時: 2010/12/24 16:03
- 名前: 麻奈 (ID: w731Gq1j)
はじめまして!麻奈です!
スリップ小説は初めてですので、がんばりたいです!
では、人物設定から。。。
名前「佐野 瑠璃」
年齢「16・高校1年生」
髪型「横ポニーテール」
容姿「中の上」
特技「診察・心理、外科、内科とこなす」
趣味「読書・弓道」
性格「男女好かれるタイプ。命に敏感」
紹介「大型病院のあととり娘。4歳の頃から、教育され、今ではエリート女医として両親と共に病院で働くことも。高校1年生の夏、戦国時代にスリップしてしまう。」
第1話「佐野瑠璃」>>3
第2話「スリップ」>>4
第3話「乱世という現状」>>5
第4話「風来坊、に、ついていく」>>6
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- Re: 戦国BASARRAスリップ小説【戦国の女医】 ( No.3 )
- 日時: 2010/12/22 15:55
- 名前: 麻奈 (ID: eMnrlUZ4)
第1話「佐野瑠璃」
「これから、期末テストの1位を発表する!」
担任の菅原が、机をドンッとたたいた。
これから、期末テストの1位の発表だ。
まだかまだかと待ち構えている者もいれば、興味なさそうに手イタズラをしている者もいる。
その中の1人が、瑠璃だ。
「1位は・・・、佐野瑠璃!」
わあっと歓声が上がった。
「えっ!?マジで!?」
瑠璃は、顔は驚きの表情だったが、中では
{当然・・・。}
と、余裕ぶっていたのだ。
瑠璃は、大型病院のあととり娘。父は、日本指折りの外科医。母は、日本指折りの内科医だ。
一人、兄がいたが、医師の道へと行かず、平凡なサラリーマンになってしまった。
親は、激怒し、今では縁を切っている。
そんな兄からたまに手紙が来る、話によると、婚約し、第一児が、奥さんのおなかにいるらしい。いわえる、「できちゃった婚」だ。
孫 かわいさで、仲直りをしたい。と、書いてあった。
私は、
「ふうん。じゃあ、私が大学生になったら、おばちゃんっていわれるかなあ?」
など、ぼーっとしていた。
家に帰ると必ず、両親の経営する病院にいき、手伝いをしていた。
4歳の頃から、教育され、今や最年少のエリート女医だ。
「瑠璃、すごいね。」
「いやぁ〜!」
友達も認めてくれてる。
カンペキな日常だった。なのに・・・。
- Re: 戦国BASARRAスリップ小説【戦国の女医】 ( No.4 )
- 日時: 2010/12/22 16:14
- 名前: 麻奈 (ID: eMnrlUZ4)
第2話「スリップ」
「ん・・・?」
いつもの学校帰りの病院。夏の暑さが近づき、制服が少し汗でぬれている。
そんな時。
資料を取りにきた瑠璃は妙なものを、発見した。
「・・・何?」
ボタンだ。赤い。
「・・・なんかの?ボタン?・・・!テロ!?」
瑠璃は、恐る恐るそのボタンを押した。
ポチッ!
「きゃあああああああああああああああああっ!」
いきなり、強い光に押しつぶされた。
意識が薄れてく。
「・・・?」
目が覚めた。どうやら、人の怒鳴り声で起きたらしい。
「・・・えっ!?」
瑠璃は、信じられないものを見た。
まるで、戦国時代のような合戦。
何百人もの人が、争っている。
「何・・・これ?」
一瞬、何かのイベントかと思ったが、違う。
人々は、血を流している。倒れている。
「・・・え・・・?」
瑠璃は、その場に倒れこんでしまった。
目が覚めた。
「・・・い、おい!」
「わっ!」
起き上がったその時、知らない天井。知らない・・・人。
金髪・・・?
「あ・・・の・・・?」
「・・・お前、時代のものじゃないな?」
その金髪の美女は、不審そうに瑠璃を見た。
「・・・え?」
「・・・は?だから。」
「時代て・・・?何、ここ、何時代!?」
「・・・正式にいえば、戦国時代。」
「・・・!」
くらぁと、糸がれたような気がした。
戦国時代!?
「・・・何それ!?」
「お前こそ、何者!?」
「あ。私はね、」
瑠璃は丁寧に自己紹介をした。もちろん、あととり娘ということも。
「ふぅん。私は、越後の上杉軍、の、忍びのかすがだ。」
「・・・そう。」
本当にきちゃったんだ。確信した。
「そうそう。お前、その時代の格好じゃいられないだろ?着替えろ。」
「え?」
「謙信様が、着物の着付けをしてあげなさいってな!」
かすがが、ふてくされながらいった。
- Re: 戦国BASARRAスリップ小説【戦国の女医】 ( No.5 )
- 日時: 2010/12/24 15:50
- 名前: 麻奈 (ID: w731Gq1j)
第3話「乱世という現状」
「・・・─ところで、かすが。」
「なんだ?」
「あ、あのさ、さっき、戦ってたのは、何軍?」
「・・・ああ、一揆だ。」
「へぇ・・・。」
こういう会話をしていると、やっぱり来たんだと、確信する。
「あ、着物、ありがとっ!」
かすがが、動きやすいように、丈を、短くしてくれた。
まぁ、平成で言う「巫女服」。といっても、なんだかアニメのコスプレをしているみたいだ。
「ああ、そうだ。お前、医者・・・だったよな?」
「うん。」
「さっきの、戦で、負傷者がたくさんでたんだ。手当てしてくれないか?」
「うん!いく!」
かすがにつれられて、やってきたのは、薄暗い広い部屋。
そこでは、何十人もの人が、うめき声を上げていた。
「たいっへん!一番 重いのは!?」
「あ、そこの一番奥の平太郎。」
「おっけ!」
「おっけ?」
そんな現代語を不思議に思うかすがをおき、治療に向かった。
「・・・・・・はい!あとは、安静にしてて!」
「ねえちゃ・・・、ありがとよ。」
「いいってこって!」
次々に、治療をしていく瑠璃。だが、やはり、一人では無理があった。
治療をしている間に、息絶えた者が何人もいた。
小さい頃から、人が死んでいくのは見ていた。だが、何年経ってもなれないものだ。
なれたいなんておもわないし、なれたくもない。
「・・・よしっ。」
「ありがとな。」
「ううん・・・。」
日没になったころには、何十人もいたのに、わずか半分以下になっていた。
これが、戦国乱世の現状だ。
なんとなく噛締めていた。
なんとなく・・・
だが、瑠璃は、それを確実に実感することになるのだった。
- Re: 戦国BASARRAスリップ小説【戦国の女医】 ( No.6 )
- 日時: 2010/12/24 16:00
- 名前: 麻奈 (ID: w731Gq1j)
第4話「風来坊、に、ついていく。」
なんでここにきたのか、考えてみた。
だが、答えはでなかった。でないまま、1週間が経とうとしていた。
「・・・今頃、みんなどうしてるかなぁ?」
ぼんやり思った。
どうせ、いくなら、江戸時代とかいきたかったなぁ。と。
こんなとこ、耐えられなかった。
人が毎日のように死んでいく。
その死に方がハンパじゃない。
病院とは違う、何か、残酷で、無残で・・・。
「あーあ・・・、戦のないところにいきたいよお。」
後ろにバタッと倒れると、かすがが、
「いたっ!」
と叫んだ。どうやら、足に頭がのかっちゃったらしい。
「あ!ごめっ!」
「・・・おまえなぁ。・・・争いのないところに行きたいんだったら、あいつについていったらどうだ?」
「あいつ?」
かすがが指差したのは、謙信と一緒に縁側に座り、酒を飲んでいる長身の男。
「誰?」
「前田慶次。たまに、謙信様に会いに来る、風来坊だ。」
「ほへ。で?」
「あいつ、戦は嫌いで、毎日のように地元で祭りを開いてるんだ。」
「祭り!?」
この乱世で?信じがたかった。
しかも毎日。
瑠璃は一回、やめようとおもったが、少なくとも此処よりはマシそうだ。
「い・・・いくっ!あたし、行く!」
「ふぅん。ま、勝手にすれば?」
かすがは、いつも冷たい。
さっそく、謙信に話をもちかけた。
すると、もう私のことをいったらしい。
意気等号。
私は、前田家にお邪魔することになった。
- Re: 戦国BASARRAスリップ小説【戦国の女医】 ( No.7 )
- 日時: 2010/12/31 08:37
- 名前: ナオミ (ID: uepMa0k9)
キャーーーーーーーーーーーーーーー
ちょーイイお話!
「戦国BASARA」いいね〜〜〜〜
前田家にお邪魔してどうなるのかな〜
んーーーー気になる
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