二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ジャンプコラボ−僕はアノ空を見つめてる−
- 日時: 2010/12/19 21:40
- 名前: 坂田 美帆 (ID: L7bcLqD7)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
またまた作っちゃいました><;
今度は、ジャンプで大人気連載中の漫画のキャラクターをたくさん使った小説です。
ワンピースからブリーチ、ナルト・・・・・・。
イロイロなキャラが出てきます!^^
☆注意事項☆
①キャラ崩壊します。いや、マジでww((
②口調も変わります。誰が誰だか分かりません;;
③更新遅いです。他にも小説がたくさんなので><
④話グダグダ。急展開しちゃうカモ?
⑤・・・・コレ、誰?と思うキャラが出てくるかもしれません。分からなかったら言ってください。
他にもイロイロ注意があります!
どうか温かい目で見守ってください。
☆本篇☆
プロローグ
第一話
第二話
第三話
☆キャラクター説明☆
主人公
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- Re: ジャンプコラボ−僕はアノ空を見つめてる− ( No.3 )
- 日時: 2010/12/23 22:50
- 名前: 坂田 美帆 (ID: KcCt4pR0)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
−第一話『時』−
「ココはこの公式を使って・・・・・」
今は授業中。
だけど僕は上の空。
先生の話など、耳に入ってこなかった。
「・・・・・じょう!・・・・本条!」
誰かが僕の苗字を呼んだ。
太くて荒々しい声だ。
ふと見上げると、そこには怒った先生がいた。
どうでも良いことだ。
僕は窓の奥に広がる、青く染まった世界を見た。
青色で塗られた世界に、白い“自由”が光を放つ。
画家みたいな言い方だけど、僕はこの世界が好きだ。
「・・・・・もういい。んじゃ志賀実!代わりに答えろ!」
先生は厭きれた声で言った。
そしてまた授業を再開する。
僕の態度はいつもこんな感じだ。
先生に呼ばれても聞こえなかったかのように
無視して窓のずっと奥を見つめている。
どの教科の先生も、そんな僕の事が気に食わないようだ。
・・・・・・僕はこの世界に憧れる。
自由に光を放ちながら、描き続けることが出来るからだ。
僕の人生も、こんな風に自由に出来たら———————。
- Re: ジャンプコラボ−僕はアノ空を見つめてる− ( No.4 )
- 日時: 2011/02/11 21:09
- 名前: 坂田 美帆 (ID: V70KaHly)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
僕はどれだけ人生を憎んだことだろう。
毎日が同じことの繰り返しで、永遠のループみたいだ。
僕は一体、いつになったら抜け出せるのだろうか。
どうしたら、周りの人たちのように自由に生きていけるのだろうか。
「今日の授業はココまでだ!きちんと復習しとけよ!」
先生の声が教室全体に広がる。
やっと授業が終わったと、みんなは嬉しそうに席を立った。
僕は静かに席を立ち、話しかけ来る女子を無視して教室から出てった。
*
「ただいま」
「・・・あら!紫亜、おかえりなさい^^」
帰って来た僕を迎えてくれたのは母さんだった。
あの人はまだ帰ってきてないのかな?
そう思いながら、自分の部屋のドアを開ける。
僕の部屋の隣の部屋は、何もなく空っぽの状態だった。
そうか、あの人はもう・・・・この家には戻ってこないんだ。
少しボケてしまったか?
今日はもう寝るとしよう。
- Re: ジャンプコラボ−僕はアノ空を見つめてる− ( No.5 )
- 日時: 2011/03/06 22:07
- 名前: 坂田 美帆 (ID: wQq6g6Zh)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
「紫亜?ちょっと良いかしら?」
寝ようと思った時に、母さんの声が聞こえた。
俺は慌てることなくゆっくりと母さんのいる部屋へと向かった。
部屋のドアを開けると、母さんが深刻そうな顔をしていた。
状況が良く読めない。
なぜ母さんは悲しそうな顔をしているんだ?
「母さん、どうしたの?」
僕は落ち着いた声で母さんに話しかけた。
母さんの表情はどんどん暗くなっていく。
母さんが悲しんでいると、僕まで悲しくなってくるよ。
「あのね紫亜、・・・・・違う学校に通ってほしいの」
え?
一瞬、母さんの言葉に疑問を抱いた。
何で、違う学校に?転校でもするの?
でも、そうしたら、あの人をこの町に残して行くことに・・・・・!
「実はね、紫亜の事情を知ってて引き受けてくれる学校を見つけたの。最近共学になったばかりの学校よ」
「・・・・・その学校はどこにあるの?」
僕は冷静さを保ちながら会話を進める。
「“秀瑛翔稔梓学園”って言うのよ。ココから電車で5時間くらいね。だからその学園の近くに引っ越すの」
「・・・・・・どうしても、そこじゃなきゃダメ?」
「できればその学園に通ってほしいわ。たくさんの男の子の友達ができるわよ^^」
男の子の友達、か・・・・・。
- Re: ジャンプコラボ−僕はアノ空を見つめてる− ( No.6 )
- 日時: 2011/03/08 22:46
- 名前: 坂田 美帆 (ID: MTGEE0i4)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
僕にそんなものはいらないよ。
欲しくもない。
一人だって生きていけるさ、あの人さえいれば・・・・・。
「紫亜?別にいいわよね?^^」
母さんは優しい笑顔で微笑んだ。
そんな事されたら、余計に断れなくなる。
・・・・・そうだよ、バレなければいい話だよ。
そんなの簡単やことじゃないか。
今までそう生きてきたけど、誰にもバレてない。
僕はやれば出来るんだから。
「いいよ、母さん。僕、その学校に通うよ^^」
「本当?良かったわ、喜んでくれて」
母さんはそう言ってまた微笑んだ。
“マザコン”とか言われても別にいい。
僕は母さんの笑顔が見れればそれでいい。
母さんが笑えば、あの人だって笑ってくれる。
“一石二鳥”ってヤツだよ。
*
「えー・・・・本条が隣町の学校に転校することになった」
次の日の学校。
いきなり転校の話をされた。
きっと僕がこの学校からいなくなると知って喜んでいるのだろう。
「えっ!本条君、転校しちゃうの・・・・?」
クラスの女子が一斉に驚いた。
それから瞳に涙を溜めて苦しそうに喋る。
僕だけにそんな同情されても困るな。
- Re: ジャンプコラボ−僕はアノ空を見つめてる− ( No.7 )
- 日時: 2011/03/27 21:29
- 名前: 坂田 美帆 (ID: b5XL8ts8)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
「転校しちゃヤだーーー><;」
クラスの女子はそう言って僕にせがんでくる。
別にクラスの女子は嫌いじゃない。
だけど僕は、あの人以上の感情が持てない。
「・・・・・・離れていても忘れないから」
とりあえずそう言っておく。
すると、クラスの女子は泣きながら僕との思い出を語りだした。
コレで良かったんだ。
新しい生活が始まるとともに、この感情を秘めなくてはいけない。
仕方ないんだ。
普通に生きていけなくても、こうして過ごせるんだから。
それで、良いんだ。
———————————————良いの?
*
「紫亜、ココが新しい学校よ」
転校の話が出てから一週間。
僕は隣町にある母さんが紹介した学校に来ていた。
秀瑛翔稔梓学園は元々男子学園で、最近共学になったという。
だけど最近なったばかりなので女子が少ないらしい。
女子は少ないくらいがちょうど良い。今の僕にピッタリだ。
「ん?お前、新入りか?」
僕が学園の校門に立っていると、銀色の髪をして死んだ魚のような目をした男が話しかけてきた。
彼は銀魂に登場する坂田銀時。万事屋銀さんと呼ばれている。
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