二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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もしもヘタリアがとある魔術の禁書目録にフツ—に登場していたら
日時: 2011/04/30 14:10
名前: ヘモグロビン (ID: 42M2RXjr)

 こんにちは、「もしもヘタリアがとある魔術の禁書目録にフツーに登場していたら」を勝手に妄想して書いたヘモグロビンです。

 設定は、とある世界観でいきます。

 作者は日本大好きなので日本が多く出てくるかもしれません。

 ちなみにここに出てくるヘタリアは魔術サイドとなっています。

 なので土御門くんがいろいろ説明してくれます。

 補足で、日本は上条くんのクラスメイトでスパイをしている設定になっていて、偽名が使われています。誰が日本かわかるかな?すぐわかると思います。

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Re: もしもヘタリアがとある魔術の禁書目録にフツ—に登場していたら ( No.1 )
日時: 2011/04/30 14:45
名前: ヘモグロビン (ID: 42M2RXjr)

 学園都市。総人口の約8割が学生。あらゆる教育機関・研究機関が自己完結した都市。

 上条当麻も学園都市に住む一人である。
 
 ひょんなことから103000冊の魔導書を持つインデックスと住むことになった「不幸人間」。

 そんな不幸な上条は今日も学校へと足を動かす。

「よーっす、上やん」

「よう、土御門、青髪」

 クラスメイトの二人に挨拶をする。

「上やん、今日はぎりぎりには来なかったな」

「俺だって、まじめに来る時くらいあるって—の。一年に3回」

「なんやー、それ。小萌先生に怒られたいんか?」

「そーじゃねーよ」

「まじめっつったら、あいつのことを言うんだにゃー」

 土御門が指をさした。

 上杉勝頼という、戦国武将の名前をつなぎ合わせたような名前のクラスメイトだ。

「上杉はいつもチャイム20分前にはくるんだぜい」

「いつも・・・。はは、ま、まじめだな」

 上条は苦笑いを浮かべながら、どうすれば毎日遅れずに学校に来れるのか思案してみた。

 しかし、思案したところで何も打開策は見いだせなかった。


 HRも終わり、偶然最後まで教室に残っていたのは上条と、朝、話題になった上杉だった。

「なあ、上杉?」

 あまり上杉とは関わりがなかったので、少し恐縮したような口調になってしまう。

 上条に呼ばれて上杉はいつも通りの無表情フェイスで、顔を上げた。

「お前って、なんでいつもいつも時間通りに学校に来れるわけ?」

「・・・わけ、と言われましても。・・・普通じゃないんですか?」

「お、お前・・・それ、俺を小馬鹿にしているんですか?」

「うーん、訳ですか・・・。そうですね。まずは早く寝ることをお勧めします。それから、朝はならべく早く起きるように心がけること。早起きは三文の徳ともいいますから」

「あー、それどっかで聞いたことがあるような、ないような・・・」

 と、ここで小馬鹿にしたことを否定しなかったことに気づき、拳を握る上条だった。

 気分転換に話題を変えようとチャレンジする。

「お前ってさ、彼女とかいないの?」

「彼女・・・ですか」

 学年でも一番真面目なのではないか、と噂されている上杉に、なんてことを聞いているんだ、と後から後悔した。

「いませんね。最も、そういう余裕が持てない私が原因なのですが」

「・・・余裕?」

「ああ、いえ、こちらの話です」

 上杉はそそくさと教室を出ようとした。

「あ、待てよ上杉!」

 衝動的に、上条は上杉を引き留める。

 引き留めてどうしようというのだ、と頭の中ではわかっているはずなのに。

「・・・あのさ、俺、えーっと・・・そうだ、地下街!地下街で買い物したいから付き合ってくれね?」

「地下街・・・ですか」

「あー、もし、無理だっていうんならいいけど・・・」

「いえ、かまいません」

 なんで、こいつと地下街に行く約束なんてしているんだ、と上条は自分の言動を疑った。

 いや、ただ単に今まで関わりがなかった上杉と関わりを持ちたかっただけかもしれない。

Re: もしもヘタリアがとある魔術の禁書目録にフツ—に登場していたら ( No.2 )
日時: 2011/04/30 15:14
名前: ヘモグロビン (ID: 42M2RXjr)

 地下街。

「なあ、上杉って欲しいものとかないのか?」

「欲しいもの・・・ですか」

 上杉は周りを見わたす。どうやら、それらしいものはなかったようだ。

「上条さんは、何が目当てですか?」

「うっ、お、俺?えーっと、あ!あのひよこまんじゅう!うまそうじゃん、食べようぜ!」

「え?あの・・・」

 上杉の意見を無視して上条は売店でお金を払い、ひよこまんじゅうを買い上げた。

「ほら、一緒に食べようぜ」

「ああ・・・ありがとうございます」

 あいていた席に腰を下ろしてまんじゅうの入った箱を開けた。すると、中からとても美味しそうなにおいが鼻のあたりを漂う。

「あの、お金はいくらですか?」

「え?いいって、俺のおごりだから、割り勘とか考えなくていいよ」

「ええ、じゃあ、私があなたに全額支払えばよろしいですね?」

「いや、そういう意味でもなくて」

 上条は、今すぐにでもお金を出しそうな上杉を止めにかかる。

「ああ、ひよこ・・・。かわいいですね」

「ん?上杉はまじめな性格をしていてかわいいマスコットキャラが大好きなのか?」

「マスコットキャラといいますか・・・小動物が好きです。たとえば、猫とか」

「ふーん、じゃあ、カエルは?」
 
 そういって、上条はたまたま売店に貼ってあったゲコ太のポスターを指さす。

「ゲコ・・・太?」

「そ。あれに心底執着している奴がいるんだけどさぁ、あれのどこがかわいいのかわからないよな。つか、子供すぎ・・・」

「誰が子供すぎですって?」

 後ろで嫌な声が聞こえた。

 上条はおそるおそる後ろを振り返る。予想は的中、常盤台の御坂だった。

「え、えーっと、み、御坂さん・・・?」

「あんたは、なんでいつもいつもっ・・・」

 ぱく

 まさに一瞬の出来事であった。

 いきなり手が現れたかと思うと、ひよこまんじゅうを取り、口の中にほおばって、すたこらさっさと逃げて行った。

「ちょ、ちょっと待てぇー!!」

 上条は逃げて行った青年の襟首を勢いよくつかんだ。

「うわーん、ぶたないでー、なんでもするからなんでもするから、ぶたないでー!!」

 襟首を掴まれた青年は、ハンカチと箸で作った白旗を振り回して泣き叫ぶ。
 
 ヘタレすぎな青年に、上条は一瞬で敵意を失った。

「誰よ、こいつ。あんたの知り合い?」

「いや、しらねーよ」

「あ、俺、イタリアっていうんだ。パスタが大好き。ねぇ、パスタ持ってる?持ってるよね、パスタ」

「持ってるわけねーだろ!パスタなんて。てか、何がイタリアだ!」

「うわぁっご、ごごごごめんなさい、ごめんなさい、なんでもするからなんでもするからぶたないでー!!」

「あの、イタリアさん、何やってるんですか?」

「おい、上杉、こいつとまともに会話するなって」

「あ、日本!いやー、さっきまでムキムキな奴と一緒にいたんだけど逃げてきちゃって」

「ってなんで会話が成立しているんだぁぁぁぁ!」

 上条は大声を張り上げてつっこんだとさ。

 続く☆

Re: もしもヘタリアがとある魔術の禁書目録にフツ—に登場していたら ( No.3 )
日時: 2011/04/30 19:25
名前: リン ◆hIJueew2tI (ID: grso4hJ0)

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁ!!

禁書とヘタリアの夢のコラボだああ!!!!

わぁぁぁ!!此処に神が居るぞーーーー!

わぁぁx((((((


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