二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナイレGO〜天才化身使い現る〜
- 日時: 2011/10/15 19:31
- 名前: 満月 秋 (ID: ia9Umcvq)
初めまして、満月 秋です。
イナイレが、大好き過ぎて小説を書いちゃいました!
ストーリーの進行はアニメとほぼ一緒で、帝国学園を倒して革命を進める所からです。
あまり、慣れてなくて迷惑かけるかもしれませんが、よろしくお願いします!!
文句でも何でもいいので、コメントをくれたらうれしいです。
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- Re: イナイレGO〜天才化身使い現る〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/16 22:22
- 名前: 満月 秋 (ID: ia9Umcvq)
第一話 〜天才サッカープレイヤー〜
紫穂は、鬼道さんと共に雷門中に来ていた。
なぜ来たのかと言うと、10日前に久遠さんに革命を起こすので協力してほしいと言われたのだ。
鬼道「すまないな、急に革命なんて言っても分からなかっただろう。」
紫穂「はい。でも、皆さんの力になれるなら喜んで受けます。」
鬼道「そうか.....着いたぞ。」
鬼道と紫穂は、部室に入って行った。
中には、14人の選手と円堂監督がこちらを見ている。
音無「兄さん、その子が?」
鬼道「ああ、これから一緒に戦って行く野上紫穂だ。」
紫穂「野上紫穂です。ポジションは、FWです。よろしくお願いします。」
円堂「久しぶりだな、紫穂。あいつは元気か?」
紫穂「はい。今は世界中を回って、身寄りのない子にサッカーを教えていますよ。」
円堂「あいつらしいな。」
神童「円堂監督、知り合いなんですか?」
円堂「ああ、薫の妹だからな。」
三国「薫って、イナズマイレブンの神谷薫さんですか?」
円堂「ああ、そうだ。」
剣城と天馬以外「え...ええええええええええ!!!!」
紫穂はとっさに耳をふさいだ。
紫穂“名字が違うのにイナズマイレブン選手の妹だって言われたら驚くよね。でも、私の事を知ってる天馬ならともかく、あの人は驚かないんだ。”
霧野「でも、女の子は試合に出れませんよ?」
天馬「大丈夫ですよ、先輩。紫穂は特許を持っていますから。」
霧野「特許?」
鬼道「野上は、その身体能力とサッカー選手としての素質が注目され、5年前に男子の試合にも出る事を世界から認められたんだ。」
神童「そうなんですか!?」
円堂「話は終わりだ。外に出て、一回紫穂のプレイを見てもらう。」
紫穂“あまり見せたくないけど....円堂さんが言うならしょうがないかな。”
紫穂はユニフォームに着替えた後、音無さんに連れられてサッカーフィールドに行った。
フィールドには全員ユニフォームに着替えて、紫穂の事を待っていた。
紫穂「すみません。お待たせしました。」
円堂「よし、始めるぞ!!」
全員「はい!!」
円堂「紫穂、一人で全員抜かしてシュートを打ってみろ!」
紫穂「はい!!」
紫穂は、ドリブルで上がっていき綺麗に抜いていった。
あっと言う間にゴール前まで行けた。
三国「こい!!!」
紫穂「では....ファイヤートルネード!!!」
三国「バーニングキャッチ!!!」
紫穂は、豪炎寺が最初に使っていた十八番・ファイヤートルネードを打った。
三国は、必殺技を使い止めようとしたがやぶされた。
三国「ぐわーーーーー。」
神童「三国さん!!」
天馬「先輩!!」
紫穂「すみません!!久しぶりだったから調子に乗っちゃって...」
三国「いや、大丈夫だ。」
浜野「てかすげ〜な、オマエ。豪炎寺さんの使ってたファイヤートルネードが使えるなんてな〜。」
紫穂「お姉ちゃんは修兄...じゃなかった、豪炎寺さんと仲が良かったから...」
天馬「修兄って言えばいいのに...」
紫穂「言えるか!!」
紫穂が天馬に怒っていると、剣城が真剣な顔つきで紫穂に言った。
剣城「意外とあっさり抜いたな...」
紫穂「昔は円堂さん達にサッカーの事をいろいろ教えてもらってたから。」
音無「教えると言うより体で覚えるって感じだったけどね。」
鬼道「円堂は教える事がヘタだったからな。」
円堂「体で覚えた方が身に着くだろ。」
紫穂「はっきり言って死にそうになったけどね。」
紫穂はそう言って笑った。
明日から、皆と一緒に革命へと歩き出す。
この時、紫穂にとって大変な事が起きているのに、紫穂はまだ知らなかった。
- Re: イナイレGO〜天才化身使い現る〜 ( No.3 )
- 日時: 2011/10/17 22:11
- 名前: 満月 秋 (ID: ia9Umcvq)
第二話 〜紫穂って何者!?〜
イナズマイレブンの人達と練習をしていくうちに、雷門の皆と仲良くなった。
やりやすいように雷門中へ転校して、会う機会が結構ましたし、姉がこの学校出身って事もあり順応は早かった。
ただ一つ、気になる事がある。剣城の事だ。
紫穂“また行ってる....どこか悪いのかな?”
剣城は、部活が終わるといつも病院に行く。
紫穂“ついて行ってみよ”
紫穂はこっそり剣城の後をついていった。
そしたら、『剣城優一』と書かれた病室から声がした。
名字から察するに、剣城の家族だろう。
紫穂は、病室から立ち去り近くの庭園に行った。
紫穂“家族の為に毎日病院に来ていたのか...”「帰ろ。」
剣城「野上?」
紫穂「げっ...」
後ろを向くと、車いすを引きながら剣城が庭園に来ていた。
剣城「どうしてここに...」
紫穂「ここは見晴らしがいいから....」
剣城「付いてきたのか...」
紫穂「.....ごめん。」
剣城「ったく、何でお前は...」
?「京介、あの子がお前のいていた子か?」
剣城「ああ、野上紫穂だ。」
紫穂「初めまして。」
?「京介の兄の優一だ。君の事は京介から聞いているよ。」
剣城「兄さん、余計なことは言わないでくれ。」
優一「ホントの事だ。」
紫穂は少し話をした後、剣城と一緒に病院を出た。
紫穂「知らなかった。お兄さんがいたんだね。」
剣城「監督たちと松風しか知らないからな。」
紫穂「天馬も知ってるの?」
剣城「ああ、お前と同じようについてきた。」
紫穂「...ごめん。」
剣城「なんで謝る。」
紫穂「勝手についていったし、見つかったし...」
剣城「病院内にいれば見つかる。」
紫穂「お兄さん、車いすだったけど足が悪いの?」
剣城「昔、事故にあってな...足が動かないんだ。」
紫穂「そう....」
それ以上は話さず、別れようとした時紫穂が剣城に言った。
紫穂「剣城...私決めたよ。」
剣城「何を?」
紫穂「お兄さんの足は、私が治してあげる。」
剣城「は?」
剣城は、紫穂が言った事が理解できなかったようで、キョトンとした顔で紫穂を見た。
剣城「お前....今何て言った?」
紫穂「だから、私が剣城のお兄さんの足を治す。」
剣城「どうやって。」
紫穂「私は医療関係の資格全部持ってるもん。法律的には大丈夫だよ。」
剣城「......お前何者だよ。」
紫穂「普通のどこにでもいる中学生。」
剣城「どこに資格持ってる中学生がいるんだよ。」
紫穂「剣城の目の前に。」
剣城「........」
剣城はいつもの難しい顔に戻り、紫穂を見つめた。
明らかに、紫穂の事を普通の中学生だと思ってる目ではない。
紫穂「あっ!そうそう。」
剣城「何だよ?」
紫穂「剣城の事、名前で呼んでいい?」
剣城「.....勝手にしろ。」
紫穂「じゃあ、私の事は〝紫穂〟って呼んでね。じゃあね!!」
剣城「あ、おい!」
紫穂は、京介に別れを言って去って行った。
- Re: イナイレGO〜天才化身使い現る〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/10/17 20:01
- 名前: 満月 秋 (ID: ia9Umcvq)
第三話 〜フィフスセクター〜
次の日、部活が終わってすぐに紫穂は京介と一緒に病院に向かった。
病室に入って優一に昨日の事を説明した。
優一「可能なのか?今まで全然治らなかったのに...」
紫穂「大丈夫ですよ。優一さんのカルテを見る限りでは、ちゃんと回復していってるし。」
京介「俺はフィフスセクターの動きが気になるが。」
紫穂「あいつ等は大丈夫だと思うよ。」
京介「その根拠は?」
紫穂「あいつは一度失った人材を取り返そうとしない。失っても変わりが山ほどいるからね。だから大丈夫。」
京介「あいつ?」
紫穂「石戸修二。」
優一「今の聖帝じゃないか。知ってるの?」
紫穂「あいつと私は複雑な関係だからね。」
京介・優一「?」
二人はまだ何か知りたそうだったが、言うのをやめた。
それから、毎日紫穂は京介と一緒に優一の下に訪れて、カルテやリハビリを見ながら、優一の回復状態を見ていった。
その結果、優一は松葉杖無しでも歩けるまで回復して、病院の外に出る事も許された。
優一「ここまで治るとは思わなかったよ。」
京介「松葉杖で歩ければいいと思ってたもんな。」
紫穂「正直言って、予定より早く歩く事が出来たからね。次の目標は走る事かな?」
京介「どうせなら、サッカーが出来るのを目標にすればいいじゃねえか。」
紫穂「もちろん、最終目標はサッカーをする事だけど、それまでにいろんな事が出来なければ意味ないの。」
優一「とにかく、ここまでくれば後もう少しだな。」
紫穂「無理しなければね。」
紫穂達は病院の周りを一回りしてから、近くの公園に行って、また病院に戻って来た。
病院に戻って来た頃には、もう夕日が見えていたので、病室に優一を送り届けた後、京介と紫穂は一緒に帰って行った。
京介「...ありがとう、紫穂。」
紫穂「え?」
京介「兄さんがここまで回復したのも、お前のおかげだ。礼を言う。」
紫穂「礼なんていいよ。」
京介「ただ、松風と西園がオレ達の事をおかしな方向で見ている事が気になる。」
紫穂「噂事が好きだからな〜。多分、大丈夫だと思うよ、私達が皆に知らせなければ。」
京介「知らせると思うか?」
紫穂「全然。」
京介と紫穂は、そう言って笑った。
紫穂は、こうしているから誤解されると思っていても、楽しくて一緒にいたいと思う。そんな自分がいるから皆に誤解されると思うと、京介にすまないと思った。
紫穂「じゃあ、京介。また明日。」
京介「ああ、じゃあな。」
紫穂と京介は、こうして別れた。
明日、とんでもない事が起きるのを知らずに...。
- Re: イナイレGO〜天才化身使い現る〜 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/18 21:10
- 名前: 満月 秋 (ID: ia9Umcvq)
第四話 〜相手は全員シード!?〜
次の日、部室で次の試合の相手が発表された。
相手は、海王学園。青葉学園を倒した、全員シードのチームである。
神童「全員がシード!?」
車田「そんなのアリかよ。」
紫穂「でも...シードだからと言って、全員が化身使いではないよね?」
京介「ああ、フィフスセクターの中で化身を出せる者はそういない。」
天馬「そうなのか。」
京介「だからと言って、あいつ等は並はずれた身体能力の持ち主ばかりだ。油断しない方がいい。」
紫穂「全員が京介並みの身体能力を持ってると?」
京介「俺はトップクラスだったが、俺以上の奴らは10人ほどいるぞ。」
紫穂「マジで?」
倉間「そんな奴らに勝てるのかよ。」
円堂「.....鬼道、相手の化身使いは何人いるか分かるか?」
鬼道「分からん。しかし、全員がシードなら最低でも2人以上はいると見られる。」
円堂「練習をしよう。このままじっとしていてもしょうがない。俺達も強くなればいいんだ。」
全員「はい!」
監督の声で、全員グランドに出て練習をした。
紫穂は、天馬の新必殺技の特訓を手伝っていた。
紫穂「行くよ、天馬!!」
天馬「うん!!」
天馬は、紫穂のボールを取りに行く瞬間、背中から影が現れた。
だが、それは一瞬の事で紫穂に倒された。
音無「監督!あれは...」
円堂「ああ、久遠さんに聞いてはいたが...あいつ...」
天馬「いててて。」
京介も気付いたらしく、紫穂の方に寄って来た。
紫穂「京介、今の...」
京介「....次は俺がやる。監督、こいつの相手をやらせて下さい!」
円堂「どうするつもりだ。」
京介「こいつの中にある力を出して見せます。」
天馬「チームの役に立つなら、俺やります!」
円堂「よし!やってみろ!」
天馬「はい!!」
紫穂「京介、私も...」
京介「皆と一緒に見ていてくれ。」
紫穂「.....分かった。」
紫穂は、京介に言われた通り皆と一緒にベンチに戻って見守った。
紫穂は、自分が化身使いだと言う事を話した事はないが、京介は知っているようだった。
京介「行くぞ!!」
天馬「うん!」
京介と天馬の練習は最後まで続いたが、新必殺技も化身も出なかった。
練習が終わった後、京介と一緒に優一の回復状態を見に行った。
京介「どうだ?兄さんの回復状態は。」
紫穂「順調に回復してる。この分だと明日か明後日には、走る為の手順に変えられると思うよ。」
京介「そうか、よかった。」
優一「一緒にサッカーをするまでもう少しだな。」
京介「ああ。」
紫穂「大変なのはこれからだよ。走る為には体力をつけなきゃいけないし、やる事いっぱいあるんだもん。」
優一「大丈夫さ。お前たちが勝ち進んでくれればな。」
紫穂「責任重大だな〜。」
その後、紫穂と京介は病院を去って明日の練習に備えた。
- Re: イナイレGO〜天才化身使い現る〜 ( No.6 )
- 日時: 2011/10/19 20:49
- 名前: 満月 秋 (ID: ia9Umcvq)
第五話 〜紫穂の化身〜
その日の練習は、全員が半分に分かれて試合を行った。
キーパーは一人しかいないから、もう一人は天馬がやる事になった。
試合開始のホイッスルが鳴る。
「ピッピ————、試合開始!!」
先攻の紫穂達が絶妙なボール回しでゴールまで詰め寄って行く。
.....が、京介に取られそこからゴールを狙われた。
京介「デスソード!!!」
紫穂「ザ・タワー!!」
京介の必殺シュートをブロックして、紫穂がボールをパスしながら天馬に近づいていく。
倉間「サイドワインダ—!!」
天馬「はあああああ!!」
天馬は、化身の影を作りながら止めた。
天馬「天城先輩!!」
天城「OKだドン!西園!!」
信助は、天城から貰ったボールを速水に渡そうとしたが、神童がパスカットして、紫穂に渡した。
紫穂がシュートを打とうすると、京介が化身を出して止めに入った。
すかさず紫穂も、化身を出す。
京介「化身・剣聖ランスロット!!」
紫穂「化身・剣聖アレクシス!!」
皆「なっ!!?」
京介は、全身甲冑に赤いマントを羽織った騎士の化身を作りだいた。
紫穂は、胸と両肩に鎧を着て、青いマントを羽織った女騎士の化身を作りだした。
皆が驚いてる中、二人は激しくぶつかり合った。
紫穂「エターナルフレイム!!」
京介「ロストエンジェル!!」
京介がボールを奪うその時だった。
パ————ン
紫穂「え!?」
京介「な!?」
二人の技の衝撃に耐えられなかったのか、ボールは見るも無残にはじけ飛んだ。
二人の間に沈黙が流れる。
紫穂「.....えっと...キ...キャプテン。どうしよう....」
神童「....マネージャー、新しいボールを持ってきてくれ!」
茜「はい。」
茜は、持ってきたのかサッカーボールを神童に向かって投げた。
神童「ありがとう。」
茜「いえ。」
神童「紫穂!剣城!」
紫穂「はい?」
剣城「?」
神童「お前たちはもう化身を出すな。」
浜野「つーか、紫穂って化身出せたのか。」
紫穂「へ?」
天馬「俺も驚いた。出せるなら言ってよ。」
紫穂「だって皆聞かないから知ってると思って...。実際、京介は知ってたし...」
天馬「知ってたの!剣城!?」
京介「ああ、結構前にからな。」
西園「知ってたら言ってくれればいいのに...」
京介「お前らはともかく、紹介した監督達は知ってると思ったが....」
京介はチラッっと監督達の方を見ながら言った。
円堂監督は、少し驚いた顔をしていて、鬼道さんはいつもの顔で音無さんは、結構驚いている顔をしていた。
円堂「いや...俺達も知らなかったよ。」
音無「何も言ってくれなかったから...」
鬼道「久遠さんや俺達にも言っていなかったからな。円堂達が知らなくて当然だ。」
紫穂「言わなかったから皆さん知っると思って...」
神童「続きをやるぞ!!」
キャプテンの一言でまた試合が始まった。
それからは、どちらも一点も入らずに終わった。
紫穂は、皆に化身を持っている事を知られたけど、まだあの事までは知られてないようなので満足して家に帰った。
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