二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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TIGER&BUNNY 2次小説
日時: 2012/11/04 14:09
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

初めまして!そしてこんにちは皆さん!

ただいま劇場版で大盛り上がりしているアニメ【TIGER&BUNNY】の
2次小説を書きたくなり、書いてしまおうという事に。

詳しい詳細は次スレットをご参照ください。

初記「2012,11,14,14:09」

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Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.17 )
日時: 2012/11/29 18:53
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

№6 everything doesn't go the way we want it to.

6人が入ったのは、トレーニングルームの隣にある一室だった。
灯り等は一切なく、互いの姿も怪しい程だ。

「へぇ…広いねー。」
「何ここ…っとタイガー!!ぶつかってこないでよ」
「ワリィ!…でも仕方ねぇだろ?暗いんだから。」

男女のざわざわとした声の中、鋭くフィンガースナップが響いた。
それと当時に灯りがパッとつく。

「うおぉ!?何だこれ!」
「…ここは、最近設立された施設。能力判定室。…まぁ、その対象者が
 どんな能力を持っているのか調べる場所よ。」
「すごいですね。こんな施設があったなんて…。」

驚く4人を尻目に、アニエスは千歳に声をかけた。

「実はね、貴方には不思議な力が宿っている可能性があるの。だから、
 今からそれが何なのかを調べるわ。いい?」
「はい。お願いします。」

ペコリと頭を下げる少女を見て、パオリンが怖くないの?と聞いた。
自分と同い年くらいのカンフー少女を見て、千歳はにっこりと笑う。

「だって、空間を飛び越えて来ちゃったんですよ?私、もう何が起こっ ても驚かないかも。えへへ。…それに、私が検査を受けないと、
 話終わんないですよね?」

その言葉に、5人は顔を見合わせる。意外と心の強い少女らしい。そして賢くもある。洞察力にも優れている事は、次の台詞でわかった。

「皆さん、私の事一応怪しいと思ってますよね。お二人…虎徹さんと
 バーナビーさん。此処まで連れて来て頂くまでの間、私の左右をしっ
 かり挟んでましたし。あれ、私の国ではプロがやる捕虜を逃がさない
 為の歩き方なんです。ふふ」

魂胆は全てお見通し、という事らしい。覚悟はできているし、そっちを
恨んだりもしないから早くやれ。ようはそういう事だった。

「話が早くて助かるわね。じゃあさっそく…」

検査を始めようとした時、天井に取り付けられたスピーカーから男性の
機械声が響いた。

『シュテルンビルト西地区。リーフタウン科学センターにて爆発事故
 発生。ヒーロー達はすぐに出動せよ。くり返す……』
「爆発事故ぉ?」
「もう!何よこんな時に!!」
「いきますよ、おじさんっ!」

全員急いでその場を飛び出していく。千歳はパオリンに尋ねた。

「あの、パオリンさん。ヒーローって…?」
「僕達の事。…まぁ細かい説明は後でね。てゆーか」
「千歳!貴方も一緒に来てー!」
「呼んでる、けど?」
「え。何で私なんかが…!?」

にわかに騒がしくなる宵のシュテルンビルト。トレーニングセンターの
強化ガラスからは、真っ赤に燃える西地区の空が、微かに見えていた。



№6【物事は思い通りにはいかないものだ】

Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.18 )
日時: 2012/12/09 15:39
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

№7 one can put forth enormous strength in an
emergency.

ヒーロー達達がついたのは、シュテルンビルト西地区のリーフタウン。
通称、緑の街。現場は新種の植物を生み出すための実験などに利用する
科学センターだった。

「さすが緑の街!ひでぇな」
「ほら、いきますよオジサン。」

街の半分に植物の生息する街なだけあって、被害は凄まじいものだ。
情報によると、科学センターの職員が何名か逃げ遅れたらしい。

ババババババ……!!ヘリコプターの機動音が響く。

『さーあ始まりました!ヒーローティービーィィ!!今回の現場は、
 シュテルンビルト西地区に位置する緑の街です。えー、情報に…』

司会者が状況を説明している間に、ヒーロー達は人命救助に向かう。
今回の爆発は事故なので、犯人逮捕はない。つまり、人命救助でしか
ポイントを稼げないということだ。

「視聴率頼むわよ!みんな!」
『了解ッ!!!!!!!!』


ヒーロー達が人命救助に走る様を、テレビカメラを
セットしたヘリコプターが撮影し続ける。たまにどこ
からか、アニエスの怒鳴り指示が飛んできた。

「ちょっとぉ、もう少し寄って!!…第2カメラ、右
 周りしてブルーローズの撮影っ!!決め台詞の時は
 照明忘れないでね!!?」

一方千歳はというと、邪魔にならないように隅っこで
小さくなり、現場をみていた。

「ひどい…木が全部燃えちゃってる……皆無事かな」

爆発はかなり大きなものだったらしく、警察組織や手のあいたヒーロー達が消火にあたっている。 
と、突然

ドォォン!ドドォォォォンッ!!

『きゃあぁああっ!!』
「危ないから離れて下さい!」
「また爆発か!?」
「ヒーロー達は大丈夫なの!?」

2連続爆破により、そこらじゅうから悲鳴が上がり、現場は阿鼻叫喚となった。

「千歳!危ないわよッ!!」
「へ?」

ふと頭上を見上げると、爆発で外れた柱が、真っ逆さまに落下してきていた。

「千歳さん!」
「うお、ヤベッ!!」

急いでヒーロー達が助けようとするが、間に合わない。

「………ッ!!」

その時、千歳の体が碧く発光した。



№7【いざという時は馬鹿力がでるものだ】

Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.19 )
日時: 2012/12/09 15:40
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

やっと続きが更新できました。

お待たせしました。

クリスチャンルブダン ( No.20 )
日時: 2013/07/20 14:35
名前: クリスチャンルブダン (ID: KHP5yx1r)
参照: http://www.clexposurejp.biz/

TIGER&BUNNY 2次小説 - 小説カキコ

Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.21 )
日時: 2013/07/25 11:44
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

ネタが消えてしまいました。ロックです。
今までありがとうございました。


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