二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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絶対可憐チルドレン 未来は・・・
日時: 2009/12/24 18:09
名前: ゆうか (ID: M4UdAK/d)

消えていたのでもう一回つくりました!!

またよろしくお願いします♪

下のアドレスから前のお話が読めます。
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13731

その続きから書いていきたいと思います!!

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Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.6 )
日時: 2009/12/26 14:27
名前: ゆうか (ID: M4UdAK/d)

「薫・・聞いてほしいことがあるんだけどいいかな?」

「・・・・・・何?」

「僕は昔、キャリーが好きだった。キャリーが消えたときは本当に悲しかった・・」

知ってるよ皆本。キャリーと皆本は生まれる前からの絆で結ばれてたんだよ・・きっと。

あんな運命、あまりにも残酷すぎるよね・・

「だけどキャリー僕の心の中にいる、そう思うとちょっと気持ちが落ち着いたし薫たちがいたから僕がこの子達を守らなくちゃと思って前向きになれたんだ。そして僕は次にあの黒い幽霊の娘の人格の一人、フェーザーが好き・・というか気になりだしたんだ。あの子のどこかにひかれたんだ。あの子は心のどこかで悲しいと思っていたんだ、だけどそれを回りの人には言えない・・そういう感情が昔の僕と似ていた。だから僕は・・」

皆本の気持ちは痛いほどわかった・・だけどそれを、あたしに言ったって・・

「薫、僕は君を守りたいと思ってる・・
僕は君を・・」

皆本、そんなこと言ってくれてありがとう。その言葉すっごい嬉しいよ。
だけど・・あたしはもう・・

「もうやめて・・皆本、あたしは確かに幼い頃皆本のことが好きだった・・皆本は気づいてなかったけど好きだった。
だけど今のあたしはそんな気持ち一つもない・・
子供のときの気持ちのままだと思わないで。あたしはもう違う。」

皆本・・ごめん。こんな方法しか思いつかなくて。
あたしも辛い。だけど皆本の方が何十倍も辛いよね?

「薫、本当なのか・・!?」

「まだあたしの気持ちがあの頃のままだったら今頃PANDRAなんかにいないでBABELにいるよ。皆本もそう思うでしょう?」

「僕はそうは思わない・・。薫、君は本当は辛いんじゃないのか?」

「な、何を言ってるんだよ・・」

「薫、僕は十歳の時から君と一緒にいた。薫は自分よりも仲間のことを思う優しい子だ。だけど自分が悲しくても我慢すえうような子だった」

「あたしは変わった・・幼い頃のあたしは、もうどこにもいないよ・・」

「薫、僕達はもうわかりあうことはできないのか!?」

「分かり合える日・・そんな日一生こないよ。この戦争が終わるまではね・・。もうこの戦争は誰の手でも止められない。皆本も気づいてるでしょ?この戦争一日一日だんだん酷くなってきてる・・。」

「くっ・・・それは、君たちが命令しているからじゃないのか?!」

「違う・・あたしたちもここまでは命令してない。これはエスパーと普通人が個人で勝手に酷くしていってるんだよ・・。もうみんな昔のみんなじゃない。戦いに勝つ・・それしかない。」

「僕は今でも信じてる・・エスパーと普通人はきっと分かり合えるって。薫君はも・・違うのか・??」

「もうあたしは違う・・。皆本にだって、それはわかってるはず。」

「でも僕は・・あの未来を・・」

「無理なものは無理なんだよ!あたしは悪魔なんだよ。天使には二度と戻れない。」

「薫、そんなことない。君は悪魔なんかじゃない。そりゃ今は悪魔に近いかもしれない・・だけどやり直せば天使になんて戻れる。」

「皆本・・・」

ごめんね。でもあたしは・・・もう悪魔でいるしか方法がないんだ。

皆本大好きだったよ・・今も昔も変わらない。

愛してるよ・・だけど言いたい、でも言えないんだよ。

本当に恋って甘くて切ないね・・

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.7 )
日時: 2009/12/28 19:14
名前: xxxxxxxx (ID: HQaTRwOr)

予知システムでたーーーとっても楽しみです

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.8 )
日時: 2009/12/30 00:02
名前: ゆうか (ID: lUTEu1Y0)

「薫・・もう一度だけでいい。考え直してくれないか?エスパーと普通人は分かり合えるって。そしてこんな戦争は被害者がでるだけだって。」

皆本・・さすが皆本だね。あなたの言ってることは本当は正しいのかもしれない。だけど今の普通人・・ううんエスパーももう皆本みたいな心じゃない。戦争に勝つそれだけしか考えていない。

「皆本、ごめん・・あたしは考え直せない。それに今皆本が言っていることは奇麗事だと思う。」

「薫・・」

皆本は本当に悲しそうな顔をした・・すっごくすっごく悲しそうで切なそうな顔。

「ごめん。皆本・・」

「いや薫君が謝ることじゃない。それは僕にだってわかっている。君がその答えなのも仕方がないこと。だけど今のうちに戦争を終わらせないとあの予知に向かっていくかもしれない・・情けないけど僕は怖いんだ・・自分が未来を変えられるか。この世の中の乱れを見ると怖くなってくるんだ・・」

「皆本・・」

あたしのためにそんなことを思ってくれていたんだね。だけど、あたしは皆本を信じたいよ。

ピピっ・・・

「・・・・・?」

「・・・・・?」

何か音がした・・あたしたちの横から・・。

その正体は予知システムだった。

「あ、予知システムに変化が!?」

皆本がそう言ったので、あたしがおそるおそる見てみると・・

悪魔93%・天使7%になっている。

あれ・・さっきは悪魔が99.7%じゃなかったけ?

まさか京介たちが言っていたことってこれのこと?

「噂は本当だったんだな・・」

皆本がそうつぶやいた。

「・・噂って?」

「BABELでちょっとした噂があったんだ。あるタイミングでザ・チルドレンの予知システムに変化があるって。」

「そうなんだ。でもあるタイミングって・・?」

「それがわからないんだ。いつ変化するのか、いっさいわからない。でもまさか天使になるとは・・」

「数パーセント天使になったところで今は何も変わらないと思うけど・・」

「薫、僕はその数パーセントを信じたいんだ。」

皆本・・信じたい、か。あたしはそんな気持ちもう捨てちゃった・・ううん、心のどこかに置いてきちゃった。

「もしかしたらザ・チルドレンの予知システムだから君たちに関わってるのかも知れない。何か心当たりはないか?」

「心当たりは・・あたしは特にはない。」

「そうか・・それならいいんだ。」

「皆本、あたしもう帰るね。」

「待ってくれ薫。僕はまだ君に話したいことや聞きたいことが・・」

「皆本、じゃあまたね・・」

そう言ってあたしはBABELを飛び出した。

もう皆本を信じちゃダメ。そう思って飛び出したとき一瞬予知システムが元通りに変化したのがわかった。

飛び出すとき・・

悪魔99.7%・天使0.3%

に戻っていた。

一体どうして?そんなにあの予知システム変化なかったのに。

理由はわからないままだった・・

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.9 )
日時: 2010/01/07 10:35
名前: 。。 (ID: WIggsYMd)

早く書いて!

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.10 )
日時: 2010/01/07 16:58
名前: xxxxxxxx (ID: HQaTRwOr)

早く続きがみたいです


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