二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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なんでもありの存在【デュラララ】
日時: 2011/04/23 11:07
名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)

どうもお久しぶりです!!
忘れてきた頃にやってくるvanta(ヴァンタ)です!
1年ぶりくらい?ですかね?
なんか久々に覗いてみたら
自分のスレが過去スレ(しかも中途半端)になっていたので
ショックとか受けてみたり^q^
なんで最近、デュラララでネタが思いついたので
久しぶりにスレ立てようかなと。
そのうち過去スレのやつも新規で新しいの作ろうと思います。

注意
・荒らし系とかマジ勘弁
・私のことが嫌いな人ブラウザバック
・オリキャラが出ます。嫌な人はブラウz(ry
・少し酷い表現や言動があります。嫌なひとh(ry
・オリキャラは募集しません
追加
・捏造めっちゃ入ってます。ものすごくご注意ください。

です!
覚えてくれてる方は少ないと思います^q^
なので初めまして状態ですねw
これからよろしくお願いします!

プロローグ・オリキャラ設定はありません。

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Re: なんでもありの存在【デュラララ】 ( No.1 )
日時: 2011/04/23 10:07
名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)

第一話

「ねぇねぇ」

後ろから少女の声が聞こえた。
可愛らしいその声は折原臨也に向けられた。声からしてざっと17歳くらいだろうか。
自分よりも若いことは当然とし、17歳という年齢にしては幼さが残る喋り方だった。
臨也が後ろを振り返ると自分より小柄で泣き黒子が印象的な少女が笑顔で立っていた。

「お兄さんは“矢霧波江さん”がどこにいるか知ってる?」

少女が口にしたのは知り合いの名前だった。それは自分の秘書の名前。
秘書がこんな可愛らしい少女と知り合いという事に臨也は少しビックリした。

「知ってるけど、波江さんに何の用?」

臨也は少女に出来るだけ優しい声で問う。すると少女は少し恥ずかしそうに言った。

「“矢霧波江さん”に会いたくなったの・・・」

彼女に会いたがるなんて変わってる子だと臨也は思いつつ、
何か面白いことが起きそうだと思い、新宿に居る秘書の所へこの池袋から少女を案内することにした。

首無しライダー、セルティ・ストゥルルソンは目を疑うような光景を見てしまった。
その光景とは折原臨也が美少女と一緒に歩いていたのだ。
セルティは最初、臨也が誘拐したかと思ったが、
美少女は嫌な顔1つせず臨也に子猫のようにチョコチョコとついて行ってるためそうではないようだ。

少女はセルティを見つけると不気味な笑みを見せつけ、声に出さず口を動かした。

——— 『久しぶりだね。セルティ』 ———

「!?」
セルティは会った事もない少女に久しぶりと言われ、混乱した。混乱したセルティを見て少女はさりげなく手の甲をセルティに向けた。

少女の手の甲にはセルティの見覚えのある模様が刻まれていた。

Re: なんでもありの存在【デュラララ】 ( No.2 )
日時: 2011/04/23 11:33
名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)

第二話

波江は今やっと仕事が終わり、椅子の背もたれに体重をかけた。それと同時に玄関の扉が開いた。臨也が戻ってきたようだ。
玄関の近くで少女の声が聞こえ、臨也の前を歩いて波江に近づいた。

「やぁ。久しぶり。波江ちゃん」

波江の目の前に立つのは小柄の美少女。
だが喋り方、不気味な笑みの作り方、そして声が、波江の嫌いな『存在』とまったく同じだった。

「久しぶりね。永久(とわ)。何の用かしら」
「君に会いに来ただけだがね?」

喋り方が実にダンディズムだった。永久と呼ばれた少女の後ろには臨也が立っていた。

「いやぁ案内ご苦労だった。折原君。感謝するよ」

永久が後ろを向いて臨也に礼を言った。その姿は少女ではなく黒髪のおじ様になっていた。
優しげなその風貌とは裏腹にどこか臨也のようなペテン要素も入っているように見えた。

「案内してもらったばっかりだが失礼するよ。では元気で」

と勝手に話を進め玄関を出た。そんな永久の姿を見て波江は1つため息をついた。

「本当に会いに来ただけなのね」

玄関を出る前の永久の姿はメガネのかけた真面目な雰囲気の少年に変わっていた。

臨也は話の行方がまったく分からないのでとりあえず波江に尋ねた。

「今のは誰?」
「ただの知人よ」

波江はそっけなく答えた。

園原杏里は罪歌の母体である。いつもの通り杏里に『愛』をささやいているのだが、今日はどこか違った。
所々からかすかに『愛』とは別の言葉が聞こえるのだ。

《あいつがきた。逃げろ。愛せない。》

その言葉はどんどん大きくなる。
どんどん。

「やぁ。罪歌。久しぶり。元気だったかい」

前から声をかけられた。見た目は杏里と同じメガネをかけた真面目な雰囲気を持つ少年。
どうやら杏里ではなく、中の罪歌に話しかけているようだ。

「私は元気だよ。さっき愛娘を見かけたんだ」

杏里の中で罪歌の悲鳴が大きくなる。

「君はまたえらく美しい少女を母体にしたね」

悲鳴は叫びとなって杏里の鼓膜へ。

「まるで昔、君が殺した君の妹のようじゃないか」

杏里の鼓膜が破れそうなほど叫ぶ。

「ぜひ、居心地を聞かせて欲しいね」

叫びは突然プツリと消え、数秒後、発狂したように罪歌が叫ぶ。

《殺してやる》

それは杏里が初めて聞いた、人間を愛する罪歌の殺人予告だった。

Re: なんでもありの存在【デュラララ】 ( No.3 )
日時: 2011/04/24 08:03
名前: vanta ◆pRcD8ykd8Y (ID: OHqLaWWa)

第三話

罪歌の殺人予告を聞いた後杏里はとりあえず、罪歌を構えた。

「私は“死ねない”。君も知ってるだろ?それなのに」

少年の話を最後まで聞かずに杏里は足を動かした。そして少年の体を切り裂いた。
杏里はもうこれ以上罪歌の叫びは聞きたくなかったから。
少年の体は後ろに倒れた。それでも罪歌の叫びは収まらない。

《早く殺せ。そいつを。今すぐ》

杏里をせかすかのように叫ぶ。

《そうしないと人間がいなくなる》

「人間が・・?」

《人間を愛せなくなってしまう》

罪歌が悲しそうに叫んだ。少年はいつの間にか立ち上がっており、杏里に近づいた。

「・・・」
「いや、すまないね。君のような美しい少女にはあんまりやりたくないが」

するといきなり額にキスをされ、それと同時にめまいがし体が倒れた。少年が受け止め、一言呟いた。

「残念だったな」

少年は不気味に笑った。杏里は気を失った。

「また来たの」
「やぁ昨日ぶり。いろいろあってね。折原君を呼んでくれないかい?」

波江は少女をお姫様抱っこした永久を見つめ、玄関から離れた。そして数秒後、指名の折原臨也が出てきた。

「池袋へ行くからついてきてくれないか」

臨也の顔が歪んだ。

Re: なんでもありの存在【デュラララ】 ( No.4 )
日時: 2011/06/04 16:09
名前: 甘楽 (ID: 08bdl7kq)

な、何だこれは!!神じゃないか!!ヴぁんた様神!!あ。ごめん
なさい。ヴぁんた様の名前が英語に出来ませんでした・・・

お話の内容が凄く印象強く残っています!!永久・・・君?ちゃん?
が!不思議な子で話に凄く話にのめり込んでいました!!

更新を頑張ってください!!


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