二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ひぐらしのなく頃に 赤桜編
- 日時: 2012/01/31 18:40
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
どうも☆←(いらないだろ
最近ひぐらしにはまってしまい、今回書いちゃいます☆←(はた迷惑な
と、挨拶はこれぐらいで。
えっと、グロ系なので、読む人はそういうのOKな人で★
読む上での注意
1、グロ駄目。→お帰りください
2、ひぐらし汚すな→ごめんなさい
3、更新遅い→ごめんなさい亀ですので★などなど文句はあると思います
4、全部気にしない☆→神様
主な登場キャラ
前原圭一
竜宮レナ
園崎魅音
園崎詩音
北条沙都子
古手梨花
などなど☆
オリキャラ
高野美香(たかの みか)
白金隆一(しろかね りゅういち)
三原凛(みはら りん)
以上☆
目次
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- Re: ひぐらしのなく頃に 赤桜編 ( No.2 )
- 日時: 2012/01/31 19:18
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
伝説〜時の幕開け〜
「圭ちゃん。遅いよ〜」
「あぁ。わりぃわりぃ」
「魅ぃちゃん怒ってるよ?」
「げっ。それはやばい」
いつもの朝。そして、いつもの登校風景。
此処は雛見沢村。豊かな森が広がり、とても美しいところだ。
だが、此処は過疎が始まっている。
(そうは見えないけどな……)
いまだに親父に言われたことが信じられないほどだ。
「圭ちゃん!遅い!このおじさんに待ちぼうけを食らわすなんていい度胸だね!部活で覚悟しといてよ!」
「わ、わりぃ。魅音。でも、遅かったんなら俺をおいていけばよかったのに」
「え、圭ちゃん。あんた反抗期?」
「なっわけあるか」
「ほら、2人とも。喧嘩しない。もう、学校着くよ」
レナが優しい声でとめる。
2人して黙った。
教室
普通に扉を開けると……アレは黒板けしだな。
と、なると……間をおいて開けるか。
ガラ……
思ったとおり黒板けしが落下し、周りが白くなる。
さ、入るか。
「あっ」
レナが小さな声を漏らしたときには遅かった。
俺の体は宙を舞い……て、程大げさでもないが、足を滑らせ、ガムテープ地獄に突っ込んだ。
「な、沙都子!やりやがったな!」
「おほほほ。圭一もなかなか理解しませんわね。猿でも、わかりますわよ?」
意地悪い笑いとともに出てきた、沙都子。
其処まで言われると悔しい……
「圭一、かわいそ、かわいそです」
梨花ちゃんが優しく頭をなでる。
「ふわ、梨花 ちゃんかあいいよぉぉぉ!お持ち帰りぃぃぃ」
レナが可愛いモードに入った。
よけておこう。
今のうちに……
「沙都子!さっきの仕返しだぁぁ」
沙都子を追い掛け回す。
「な、しつこいですわよ!」
「あ、先生来たよ。席つこ」
魅音の掛け声で、皆が座る。
「はい。皆さんいますね。じゃあ、授業始めます」
「きりーつ。れーい」
魅音の凛とした声が響く。
やっぱり学級委員だ。
授業終了
「ねぇ。圭ちゃん。綿流しのお祭り行こうよ」
レナが話してくる。
「綿流し?」
「うん。綿流し。圭ちゃんはまだ、見たことないでしょ?」
「あぁ……でも、どんな祭りなんだ?」
「えっとね。オヤシロ様って言う神様のお祭りなんだ」
「へぇ。で、なんで綿流し?」
「えっとねぇ……あ、魅ぃちゃんに教えてもらった方がわかりやすいかな……かな」
そう言って、レナは、魅音を呼びに教室を出て行った。
- Re: ひぐらしのなく頃に 赤桜編 ( No.3 )
- 日時: 2012/02/01 16:03
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
時は狂い始める
「———って、わけ。わかった?圭ちゃん」
「あぁ。サンキュ。魅音」
綿流しについて説明を受けた。
簡単に説明するとこうだ。
布団の綿を川に流す。
ま、かなり単純すぎるか。
「圭ちゃん」
ん?聞き覚えのある声が……
「詩音!」
魅音が一足早く反応する。
「あ、お姉。いたんですか」
「な、あんた、実の姉木に何言ってんだぁ!」
2人が取っ組み合いを始める。
「お、おい。やめろよ2人とも。な」
慌てて抑える。
「なんか用があったんだろ?詩音」
「あ、忘れてました。この人たちを紹介しようと思って」
詩音が指差す。
其処には三人の男女。
俺より……下だな。
「えっと、右から順に……」
「高野美香」
凛とした声。魅音に似ている気がする。
「白金隆一。13歳だ」
生意気そうな少年だ。
「三原凛です。ヨロシク ニコ☆」
かなり明るそうな子だ。
「で、この三人が何?」
魅音が気だるそうに聞く。
「転校生です」
「はぁ?」
「えっ」
二人そろって目が点になる。
「冗談でしょ?」
「いえ。お姉。れっきとした事実です。それと、私も転校しますし」
「は?本気か?詩音」
「何処へ?」
「やだなぁ。お姉。皆さんと一緒ですよ」
「はぁぁぁぁ!?」
俺と魅音の声が響いた。
- Re: ひぐらしのなく頃に 赤桜編 ( No.4 )
- 日時: 2012/02/01 17:29
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
転校生
次の日
「えーっと。今日は四人転校生が来ます」
先生の上ずった声。
とたんに周りがざわつく。
こりゃあ、大分緊張してんなぁ。
「では、どうぞ」
先生がカツカツと音を立てながら名前を書く。
四人並ぶ。
「え〜では、高野さんから」
「高野美香です。北海道から来ました」
「三原凛です☆千葉から来ました ニコ☆」
「白金隆一。鳥取から来た」
「園崎詩音です。魅音の双子の妹です」
「えっと、高野さんは古手さんの後ろ。白金さんは北条さんの隣。三原さんは……前原さんの隣。園崎さんは魅音さんの隣。以上」
四人の自己紹介と、席の説明が終る。
レナが小声で話しかけてくる。
「四人ともかあいいよ〜」
「お持ち帰りすんなよ?」
「圭ちゃんの意地悪〜」
「ほら、そこ。おしゃべりしない!」
「はぁぁい」
2人で間延びした返事。
魅音はクスっと笑った。
「じゃあ、これで終ります」
「きりーつ。れーい」
その合図と共に四人の転校生の周りに人が集まる。
「みー。圭一の時みたいです。 にぱー☆」
梨花ちゃんスマイル。何故だか少々怖いような。
「皆人気だね。圭ちゃんの時みたい」
魅音が楽しそうに言う。
「詩音以外は」
魅音は笑顔を崩さない。
でも、怖い。
- Re: ひぐらしのなく頃に 赤桜編 ( No.5 )
- 日時: 2012/02/02 19:41
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
知ってはいけない真実
「———で、なんだよ。話って」
俺はそう、目の前の高野美香に話しかけた。
「あなたに警告。古手梨花 には気をつけなさい」
「はぁ?何でだよ。何で梨花ちゃんに気をつけろ?」
「また、人が消える。人が死ぬ」
そういい残し高野美香は居なくなった。
また……?どういう意味だ?
レナに聞いてみよう。
教室
「レナ」
「ん〜何かな?……かな?」
「今までの綿流しで何か変わったこと、あったか?」
「ん?何でそんなこと聞くのかな?」
レナの表情が一瞬曇った。
「なぁ。教えてくれよ。レナ」
「知らない」
きっぱりと言い放ったレナ。
その声には有無を言わせない強さがあった。
部活
「———で、高野さんたちが入部することを認めますか!?」
「いぎなーし」
「えっ?」
「はい?」
「何?」
「お姉?」
目を白黒させる四人。
「まぁ、最初なので、無難にジジ抜きするのです にぱー☆」
「うん。そうだね」
「はぁ」
「ふんふん」
「ゲームするのか」
「へぇ」
「質問」
魅音に訊ねる。
「はい。圭ちゃん」
「新しいカードを使った方がいいと思うけど」
「う〜ん……そうだね。そうしよっか」
魅音はゴソゴソとロッカーをあさる。
どうやって入れてるんだろう……?
「ほい。新品だよ」
魅音がカードを出す。
「ま、カードが新しくなった所で、圭一がビリになるのは決まってますわ。まぁ、もしも私がビリになればメイド服と猫耳をつけて村中を一周してやりますわ」
「沙都子。その台詞、忘れんなよ?」
「ほら、始めるよ〜」
魅音の声。
今回の部活メンバーは、俺とレナと梨花ちゃんと沙都子と魅音。それに美香・凛・隆一・詩音。
この四人に関してはまったくわからない。
油断禁物だぜ。
「じゃ、スタート」
最初は、レナのカードを引く。
「こっちか……?」
そーっと手をカードへ近づける。
レナの表情は変わらない。
「これだ」
カードを引く。
よし。クイーンとペアだ。
一時間後
「クス。私と圭一だけですわね」
「ふ、俺に勝てると思うのか?」
揺さぶりをかける。
「な、圭一ごときに負けませんわ!」
ほら。引っかかった。
「さぁ。引いてもいいぜ」
残り二枚のカードをよくきり、沙都子に出す。
沙都子は一枚。
これを引いて沙都子が当たれば俺の負け。
外れれば勝てる。
「ん〜これですわ!」
沙都子が引く。
その顔がしずむ。
「さぁ、どっちを引きますの?」
沙都子がカードを近づける。
引くカードは決まっている。
「これだ!」
手持ちと見比べる。
「よっしゃぁぁぁ!!あがりだぁぁ」
「そ、そんなあぁぁぁ」
沙都子が半泣きになる。
「ビリになったらメイド服に猫耳をつけて、村を一周だったっけ?」
「や、やってやりますわ!」
- Re: ひぐらしのなく頃に 赤桜編 ( No.6 )
- 日時: 2012/04/08 17:46
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
罰ゲーム
「……ゆ…許さないですからね……」
静かな沙都子の声。
レナはすでに鼻血を出してお持ち帰りモードに入りかけていた。
「み〜☆沙都子、かわいそかわいそなのです。にぱ〜☆」
明らかにそう思っていない梨花ちゃんの言葉。
「さぁ、罰ゲーム。村を一周だよ」
魅音が苦笑しながら言う。
まぁ、村一週はかわいそうだな。
仕方ない。辞めてもらうか。
「魅音。罰ゲーム、少し変更できないか?」
魅音は驚いた表情をして固まった。沙都子に関しては涙すら引っ込んだようだ。
「圭ちゃん?今、なんていった?」
「な、何をさせる気でございまし!」
ほぼ同時に二人の声がかぶる。
「そ、そうだよ。なんで、罰ゲームを変更するのかな?」
レナが不思議そうに訊ねる。
「いや。ただ、単純に沙都子のことを考えて……だ」
「ぇ……?本気でございまし?圭一さん」
「あぁ。本気だ」
魅音は数分ほど考え込んでいたが、すぐに笑顔に戻った。
「圭ちゃん。わかった。じゃあ、学校一週にしよう。これは、変更なしだからね」
魅音は優しく笑った。
沙都子は不思議そうに見ていたがすぐに状況を理解し、ばつが悪そうに笑った。
「み〜☆みんな仲良しなのです。にぱ〜☆」
梨花ちゃんがみんなの気持ちを代弁するかのように笑った。
「じゃあ、さっさと罰ゲーム始めちゃってください。もう、20分も立ってますよ」
詩音の少し不機嫌そうな、でも、嬉しそうな声が教室に響く。
「ぅ〜わかりましたわ」
沙都子が廊下へ歩み出る。
「み〜☆僕もついて行くです」
梨花ちゃんがせかせかと後を追う。
「さて。沙都子達が帰ってきたらお開きにしようか。おじさんもいろいろ忙しいしね」
魅音がため息混じりにつぶやく。
「そういえばお姉は、綿流しのことで忙しいですものね」
詩音が同調するように言う。
「そういえば」
転校生。高野美香が口を開く。
「綿流しって、どんなお祭りなの?」
一瞬みんなの空気が冷えた。気がした。
「ん〜私は、布団の綿と一緒に邪気を流すお祭りだと聞かされてます」
詩音は引きつった笑いを浮かべて答えた。
「それでね〜。梨花ちゃんが巫女さんなんだよ〜。とってもかぁいいんだよ〜はぅ〜お持ち帰りぃぃ☆」
「レナ。そんなにかぁいいのか?」
「うん。かぁぁいいよぉぉ〜。今年こそお持ちかえりぃぃ」
「何の話をしてるのですか?にぱ〜☆」
「そりゃあ、かぁいい梨花ちゃんの巫女姿……」
俺が下を向くといつもの……梨花ちゃんに黒を足した少女が立っていた。
「へ〜そうなのですか。圭一も見に来るのですか。頑張らなきゃです。にぱ〜☆」
よかった。何も変わっていない。
「さて。沙都子も帰ってきたことだしおじさんも御暇させていただくよ」
魅音が鞄を抱え目にも留まらぬ速さで帰った。
「圭ちゃん。私達も帰ろうか」
レナが微笑んだ。
俺は
「そうだな」
と、いい、帰路についた。
何も変わらない一日。
何も……
「あなたに警告。古手梨花 には気をつけなさい」
美香に言われた言葉がいやに耳についた。
「圭ちゃん」
不意にレナに呼ばれた。
「え?なんだ?」
「何で、圭ちゃんは、綿流しの時何か起きなかったかって聞いたの?」
鋭い眼光で見つめられた。
「べ、別に…」
「嘘」
冷たい声だった。
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