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十一ノ部屋　羊ガ還ル


ブシュッ

ティキの体から鮮血が舞う

ティキ「くっ」

十六夜「隙だらけですよ。」

ロード「ティッキー！」

ロードが駆け寄りティキを抱える

そして扉を出した

ロード「次は負けないからねぇ」

アレン「自分が不利になったらひくんですかッ！」

とびかかろうとするアレン
それを片手で制して十六夜は言う

十六夜「帰るのならば伝言を頼みます」

ロード「何ィ？」

十六夜「『あなたは私のものです。ちゃんと殺してあげますからそれを傷つけないようにして待っていてください。』霊零十六夜がそう言っていたと五月雨巽にお伝えください」

ロード「・・・わかったよォ♪じゃあねアレン♪」

ノアの羊は扉に消えた

ラビ「十六夜・・・ユウと紅雪が・・・」

神田「こいつら多すぎるだろ！」

紅雪「しゃべってねぇで助けろっつーの」

十六夜「ああすみません」

十六夜が腕を振ると、彼らが戦っていた相手——アクマは一瞬で砂となった

紅雪・神田「最初からそれやれよ！」