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十二ノ部屋　猫ハ終ワリ*糸ハ続ク


〜*〜*〜*〜

ロード「ただいまぁ♪」

巽「おかえり・・・ってどうしたんだよティキ！」

ボロボロのティキを抱えて帰ってきたロード
それに驚く巽

ロード「十六夜って仔にやられたんだよォ。巽の知り合いみたいだったけど？」

巽「十六夜？！」

ロード「うん、伝言あずかってきたよォ♪『あなたは私のものです。ちゃんと殺してあげますからそれを傷つけないようにして待っていてください。』だってぇ♪どういう関係なのぉ？」

巽「それは——」


〜*〜*〜*〜

帰りの船で言う

アレン「結局師匠は見つかりませんでしたね」

リナリー「でも恭がティノセだったなんて・・・」

恭「ごめんな。黙ってて」

神田「表示は恭のままなのか」

紅雪「それは言ってはいかんだろう」

ラビ「そういえば最後に十六夜が言ってた五月雨巽って誰なんさ？」

十六夜「それは——」


〜*〜*〜*〜



巽・十六夜「二人は親友でした」


十六夜「十年ほど前、私が十五歳のころでした。」


巽「おれたちの住んでた村に殺人鬼が現れた」


十六夜「その時私は心臓を取られ、殺されました。」


巽「おれは十六夜の遺体を抱いて叫んだ」


十六夜「巽は私を拒絶しました」


巽「その時おれは覚醒し——」


十六夜「私は自分の身体へ入りました」


巽「そして二人は」




巽・十六夜「鏡のように正反対なまま一つを求め————」











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