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たしかにｗ
[リリー島上陸]

ルーシー「着いた〜。」

あの漁師の話を聞いたあと、一行はそのまま船の上で波に揺られていた。
ナツ「おれ、もうダメ・・・・・・。」
グレイ「なにへばってんだ。これから仕事だぞ。」
ナツ「な、なに？へばってるわけねーだろ！」

ナツとグレイが口げんかしているのを見たカイアは確信した。
カイア（この人たちって・・・・・・。たとえ氷山で遭難しても口げんかをするのかしら・・・・・・？）

ルーシー「それにしても人の姿が見えないね・・・・・・。」

ルーシーがびくびくしながら言った。その横でエルザが島に入ってすぐの森に足を踏み入れた。とそのとき。

ギャー　ギャー　ギャー

森から出てきたカラスが一斉にカイアたちを襲った。

ルーシー「あ、ちょっと・・・。なによこれーーー！！」
エルザ「こいつら、いきなり出てきたぞ。」
グレイ「とにかく何とかしやがれ、クソほのお！」
ナツ「なに!?じゃあお前がなんとかしろよ！！」
ハッピー「おいらはまずいよ！食べても君たちのお腹は満足しないよ〜。」

一行がカラスに気を取られているときに、カイアが一言つぶやいた。

カイア「襲ってるんじゃない。」

全員「ええ！？」

カイア「このカラスたちは・・・・・・。私たちを恐れている。・・・・・・そして、なにかを守ろうとしている・・・。」

そういうとカイアは森の中に入っていった。腰にぶら下げた袋の中からオカリナをとりだして・・・。

♪〜♪♪〜♪♪♪

カイアが吹いたオカリナからは、とても静かで聴いている人を和ませるようなやわらかい音だった。とたんに、おそっていたカラスたちは離れて、森の中に戻っていった。

[次回予告]
　：森の中に入った一行は、一匹の巨大なトラによっって二手に分かれてしまう。そして、一行が目指した場所には怪しげな神殿が。そこから人の気配を感じたナツは、まっこうと勝負を挑む。
[神殿の謎を解くためには・・・愛？]

今回は、あえて長い予告にしてしまいました。「愛」それは、フェアリーテイルを見たひとなら分かる、インパクトがあった人物ですよ・・・・・・。