二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.449 )
日時: 2010/03/27 19:03
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

——加賀——
「ふぃ〜・・・加賀は平和で良いねぇ♪」
慶次は自分の故郷である、加賀に戻っていた。
奥州にいたかった気持ちがあったが、葵が連れ去られた挙句その日の三日後には今川・北条の攻め作戦を決行する為、何かと忙しそうだから帰ってきたのだ。
夢吉は「キキキッ・・・?」と心配している様子。
「・・・大丈夫だぜ、夢吉。・・・葵が連れ去られたのは痛いけどな;」
ハハハ・・・と苦笑する。
そこに・・・・・・・・・———。
「——慶次ではないか」
「・・・・ん?」
後ろから声が聞こえ振り向くと、慶次より少し身長が大きい男がいた。
慶次はすぐさま笑って言う。
「お、なんだ秀吉じゃねぇか!久しぶりだな♪」
「やはり、慶次だったか」
本人と分かったらしくふっと微笑む。
この身長が高い大男の名は豊臣秀吉。
慶次の大の友達である。
「・・・あれ?半兵衛はどうした?」
もう一人の友達の名前を秀吉に向かって言った。
秀吉は思い出したように言う。
「あぁ、半兵衛は少し用事があるようだ」
「へぇ〜・・・」
慶次は感心して言う。
「それにしても慶次、お前の保護者がカンカンと怒っていたぞ?」
「・・・マジで;?」
慶次はすぐ分かった。
その保護者はもちろん前田利家の妻である、まつしかいない。
「・・・まぁいいか。後でどうせ行くようだしさ;だから、今日は一緒に遊ぼうぜ秀吉」
「いいのか・・・?」
慶次は笑いながら頷いた・・・・・・・・・———。

其の七拾九万 加賀の友達