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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.575 )
- 日時: 2010/04/24 08:54
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
久しぶりに本編を進めます♪
「——政宗殿!!」
幸村と葵、佐助は先に来ていた政宗と小十郎に追いついた。
だが、政宗は構えたまま微動しない。
「・・・・政宗?」
葵はふと上を見上げてみると・・・・・・・・・———。
「——あれは・・・!」
「・・・・・・・・・・」
織田信長の姿があった。
幸村は織田信長を見て何かを叫んで言う。
「その姿を見て貴殿は織田信長公とお見受けする!某は真田源二郎「真田幸村、静かにしろ」・・・政宗殿!」
幸村が名乗る前に政宗の言葉で遮断された。
しかも、政宗は静かに強く言った。
この強く言ったのには何かあると幸村は即座に感じて政宗の続きの言葉を聞く。
政宗は少し息を吐いた後、こう言った。
「この俺である竜を・・・・——簡単にすくませやがった」
「!!」
幸村は驚いて政宗を凝視するがこの言葉が本心だと知った。
幸村が上を見上げると同時に明智光秀は自分の鎌の先に引っ掛けておいた瀕死に近い今川義元を織田信長の横に出す。
スチャ・・・・・・・・・・・・———。
南蛮の武器である銃を今川に向ける。
そして・・・・・・・・・・・・———。
パァン・・・・・・・・・・・・———。
討たれた瀕死に近い今川は赤い血を流しながら明智光秀の鎌の先からずり落ちる。
葵は口に手をやった。
吐き気や寒気が全身を襲った。
政宗は目を見開いたまま今川を見て言う。
「あれが・・・・第六天魔王・・・・・」
幸村も政宗の言葉に連られて言う。
「・・・・織田・・・信長・・」
フイッと織田信長は後ろを振り向いて明智など連れて行く。
連れて行ったのを見て葵は膝を曲げた。
・・・・あれが・・・魔王・・・・———。
人ではない存在に葵は生まれて初めて震え怯えた・・・・・・・・・・・———。
其の壱百壱質 魔王の存在
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