二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 参照1400! ( No.643 )
- 日時: 2010/05/03 16:55
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
——奥州・米沢城——
朝食が終わり、咲が廊下を曲がろうとすると・・・・・・・・・———。
「——やっぱり、連合軍の話を聞いてくれるんじゃねぇか」
「——!」
聞いたことがある声に咲は頭を巡らせる。
頭を巡らせるのはいわゆるBASARAキャラを思い出すのに等しい。
・・・あの声は・・確か・・・・!——。
一人、思い当たる人物が浮かび上がる。
とっさに走って、その人物の前に出て当たった。
その人物は少しよろけて咲に言う。
「——痛ッ!お譲ちゃん、廊下は走ると危ないぜ?俺見たくさ;」
「——やっぱり・・・前田慶次だ!」
咲の言葉に慶次はポカンと亜然していた。
行き成り言われて驚かない者はそもそもいないだろう。
咲は少し嬉しくなった。
ほ・・・本物だ・・・!——。
本当に携帯で撮りたい気分だが、ハッと我に帰る。
いけない事をしたのに気が付いたのだ。
「す、すみません;つい・・・・・」
慶次は少し亜然をとかなかったが、苦笑して咲に言う。
「いや、いいさ;俺もちょい、用事に先走っちゃってさ♪」
「そ、そうですか・・・・」
慶次の優しい言葉に少し安心した。
そこへ・・・・・・・・・・・・・・———。
「——慶次・・・遅かったね」
そう言いつつ葵が慶次に近寄って来た。
慶次は少し笑って葵に向かって言う。
「いや〜この子がさ、走って来たから当たってしまてさ」
葵は咲を見る。
咲は少し驚いたがブンブンと縦に首を振った。
「・・・そう、ならいいけど」
葵は少しため息を付いた。
咲から見て葵と慶次はまるで友達の様に会話している為、ふと聞いてみる。
「あの・・・葵さんと慶次はどのような関係で?」
ピタッと二人は固まった。
咲はビクッと驚く。
いけない話なのか分からないが、固まったのに驚いたのだ。
少し沈黙した後、二人はクスクスと笑った。
「な!?何で笑うんですか!?」
咲は少し強く言うが、すぐさま葵が返す。
「言ってなかったね。・・・慶次とは幼馴染だよ」
「え・・・嘘!?」
咲は信じないような声を出し言うが、葵は本当の事を言っている。
証明しているのは慶次が頷いている所。
咲は初めて、葵が凄い人だと実感した・・・・・・・・・・・・・・・・———。
其の壱百壱拾弐西 葵の凄さ?