二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.662 )
- 日時: 2010/05/05 17:42
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
——奥州・米沢城——
政宗や慶次、葵など(咲は聞いているだけ)今回の次の戦の為の連合軍について意見をかなり交わした。
討論の流れ的攻め方について意見の討論から始まり、裏切りがあった場合の為の対応・連携を取る対応など咲は頭に色々入れすぎて頭が痛そうになった。
こんな事を本当に会議でやっているとは、咲にとっては辛いものである。
その割には、他の四人はちゃんと頭に入れてまとめている。
時々、休みがあるがその休みは無駄のような感じの時間だ。
「今回の連合軍については、これで終わりだ。各自解散」
政宗はそう言って皆を見た。
咲以外の三人は頷いて、部屋に出るため立つ。
咲は正座を崩そうとするが痛くて動けない。
葵は咲の異変に気付いた。
「・・・咲、もしかして痺れた?」
「は・・・はい;」
咲はすぐさま白状する。
葵は少しため息をして、グイと無理やり咲を立たせる。
咲は顔をしかめて言った。
「い・・・痛いです!!!」
「・・・我慢して」
葵は少し手で押さえた後、痺れが無くなったと同時に手を離した。
「まったく・・・・咲は正座も出来ないの?」
「あ・・・アハハハ;私がいた頃は、正座はあまり・・・;」
苦笑して少しふらついた足にポンポンポンと手で叩いた。
そしてやっと咲は部屋から出た。
葵は音を立てないように締める。
そして一安心のため息をしているように見せて咲に言う。
「今回は・・・・咲に見せるのは特別だからね?」
「え・・・そうなんですか?」
「・・・本当は明日に発表するんだけど、僕の失態だしね」
「す、すみません;」
葵は謝った咲に「もういいよ」と言うような仕草をして歩き出す。
その姿を見てボゥッとしていたが、葵が右に曲がる前にある事を思い出して言った。
「あ、葵さん!」
「・・・・何?」
「今日の話なんですけど・・・・今回、政宗さんの命が危ないような気がして・・・・;」
「——!」
ピクンと反応して咲の方を振り向いて呟くように言った。
「君も・・・分かるの?」
咲は少しその意味が分からなかったが頷いた。
葵は少し顔を苦しくした。
咲は少しオドオドしながら口にする。
「た、ただ私の知っている中でそのシーンがあるんです!だから・・・」
葵は咲に向かって横に首を振った。
それは「これ以上言わなくて良い」と言う感じだった・・・・・・・・・・・———。
其の壱百壱拾五維 連合軍話、危ない気配