二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA【月に誓う…〜記憶を追い続けて〜】 ( No.718 )
日時: 2010/05/09 14:11
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

最初では有利と思っていた濃姫だが、ツカサが入ると逆に不利になって来た。
ツカサの蹴りが来るのと同時に元親の槍の先が飛んでくる。
「くっ・・・・!」
スルリと優雅ではないが攻撃をかわす。
かわした後、即座に銃弾を装填し撃つが弾き飛ばされた。
「——まだだ!」
「——ッ?!」
ドガッ・・・・・・・・・・・———。
後ろからツカサに思いっきり蹴られた。
だが、ツカサは一瞬も見逃さなかった。
少し避けていたのである。
・・・チッ、まだ浅いか・・・!——。
「うっ・・・!」
痛みが走るが濃姫は立った。
ジャキッと音を鳴らし装填する。
「・・・・まだやるのか、濃姫さん?」
殺気をもっと強くして言った。
「——ッ!」
元親はその殺気を感じ取った。
まるで冷たい氷のような刺す感じの殺気だ。
・・・こいつみたいな奴が、まだウジャウジャいるのか?——。
そう思うと逆にうずうずする。
何せ元親も立派な武将なのだ。
武将の血が騒ぐとはこう言うのだろう。
少し荒い息をしながら濃姫は言う。
「えぇ・・・上様の天下の為、まだやるわ」
「・・・・そうか、なら——手加減しなくても良いな」
ゾクッ・・・・・・・・・・・・・・———。
元親と濃姫の背筋に冷や汗がたくさん出る。
ツカサはあまり本気を出していないと言う事は、以外にもそれぐらいの武将より遥かに超えている事になる。
・・・・・・なんて覇気だ、ツカサは・・・・!——。
一人でも天下が取れるぐらい力がある奴に会うのはツカサが初めてだった。
「・・・全てを許せ雷神よ、この地を破壊する事を。・・・封印を解く事を許せ風人よ、全てに力を与える事を!“THUNDER・STORM”!(落雷の嵐)」
ピシャァンッ・・・・・・・・・・・・・———。
空には行き成り雷雲が発生していた。
「な・・・何だ?」
元親は状況が分からなず、その場にいた。
ツカサは元親に強く言った。
「元親、お前も技が当たってしまう!だから・・・・・——走って逃げろ!」
「——?!、あ、あぁ!!」
ようやく自分意味が危ないと察知し、元親は思いっきり走る。
そして・・・・・・・・・・・・・・・———。
「堕ちろ・・・・あんたの罪に」
ドゴォッ・・・・・・・・・・・・・・———。
一瞬の内にその場は光に包まれた・・・・・・・・・・・・・———。

其の壱百弐拾弐発 一瞬奥義