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塔子「愛梨…もう泣くなって」

愛梨「うんッッ…」

塔子「愛梨が出ていってから1時間くらいたってたよー?」

風丸「え。じゃあかれこれ1時間ほど道に迷ってたのか?」

愛梨「…うん…」

風丸「…風呂場はこの部屋の隣の隣の隣だよ」

愛梨「え?そんなに近かったの?」

風丸「お前…どこまで行ったんだよ?」

愛梨「えっとね…リビング…?」

風丸「…リビングここから結構遠いよな」

愛梨「……」

風丸「……」

愛梨「行ってくるね」


バタン。


愛菜「愛梨、超がつくほど方向オンチだから」

風丸「え!?わかっててほっといたのかよ!!!」

愛菜「だって…愛梨おもしろかったし。愛梨泣いてたのかわいかったでしょ?」

風丸「は!?///」

愛菜「あ、やっぱり」

風丸「何がだよ…」

愛菜「かわいかったっていうの否定しないじゃん」

風丸「は!?え…全力で否定する!!!///」

愛菜「あんまり焦って否定すると逆に怪しいよ?」

風丸「…もういいです」

愛菜*心の中「やっぱり愛梨のこと好きなんだ…」

風丸*心の中「こいつ…Sか!?」



続く。