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円堂「愛梨ー!!ちゃんと本気出せよ!!」

愛梨「…うん」

竜之介「お前サッカーうまかっただろ…もっと本気出せって!」

愛梨「出してるよ。久しぶりだし…」

竜之介「嘘だな…3年前のお前はもっと足速かったはずだ!!」

愛梨「そんなの…わかんないじゃん!!!」


愛梨がボールを思いっきり蹴った。


円堂「うおっ!!??『ゴッドハンド』!!!」


愛梨「…ほらね。止められたじゃん」

竜之介「いや…でも今のキックはすげぇぞ!?」

円堂「愛梨!!!お前すごいじゃん!!!」

愛梨「え?でも簡単に止めてたでしょ…」

円堂「いや…あれは俺がもうちょっとずれた場所にいたら止められなかった!!」

愛梨「……」

円堂「愛梨…雷門中サッカー部に来ないか??」

愛梨「え!?…でもあたし小学生だよ…??」

円堂「大丈夫だ。中1のフリしてれば!!」

愛梨「え(笑)」

円堂「な!!いい考えだろ!?」

愛梨「うーん…愛菜、どうしよう…」

愛菜「おもしろそう…私入ります」

愛梨「え!?そんなあっさりと…」

竜之介「マジ!?俺も!!彰太もそうしようぜ!!!」

彰太「うん…おもしろそうだな」

円堂「じゃぁ決まりだ!!明日から頑張れよ!!」

愛梨「え…明日!?」

円堂「あ、ちょっと待て。学校に通うにはここに住まなきゃいけないよな」

愛菜「それぞれ誰かの家に住ませてもらえばいいんじゃない?」

円堂「おぉ!!それいいな!!!」

愛梨「え!?…じゃぁあたしは誰の家に住もう…」

愛菜「私と愛梨は同じ方がいいんじゃない??」

愛梨「そうだね…竜之介と彰太はどうする??」

竜之介「俺はどっちでもいいぜ!」

彰太「じゃぁバラバラで」

竜之介「え!?何それ!!彰太もしかして俺のこと嫌い!?」

彰太「さぁ…」

竜之介「え!!ひどッッ!!!」



続く…