二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜2つの世界〜 イナイレ×ポケモン(改名) ( No.22 )
日時: 2009/10/23 19:36
名前: くろーばー (ID: I69Bg0jY)

第13話 命の恩人!


そう。それはほんの一瞬の出来事だった。

ルビーはあのときすでに体力の限界を超えていたが、
ユウリのために必死で飛び続けた。

だが、もう力尽きてしまい、
ミロカロスの破壊光線を受ける前に、
ルビーは落下していったのだ。

ユウリはルビーをボールに戻した。


このまま星になるか、奇跡が起きるか——。


ユウリは、地面にたたきつけられる直前、
なんだか体が軽くなったような気がした。
体に軽い衝撃が走ったが、痛くはなかった。

ああ。もう、うちは——。


豪:「ユウリ!!!」

ユ♀「豪炎寺?なんで……
   っ!?」

ユウリは地面を見た。
体が浮いている。というより、何かが
持ち上げている。

そしてなぜか自分の上に豪炎寺の顔。
あれ?豪炎寺ってこんなに背が高かったっけ?

そこでやっと自分の状況に気付く。


ユウリは、お姫様抱っこされていた——。

ユ♀「え?あ?へ?何、え!?
   あ、ごめん!うち重いよね!重いよね!
   えっと、ていうか、あの……えええ!?」

ユウリは赤面し、体が火照った。
これがユウヤだったらもっと嬉しかったけど、
ユウヤは口を開けてあんぐりとしている。

いざというときは頼りないな、とユウリは思った。


円堂「豪炎寺が、ユウリを助けた……?」

豪炎寺はユウリをそっと降ろした。
顔を見ると、かすかに頬が赤くなっているのが
わかった。

レ:「あら?反撃はしてこないのかしら??
   どうやらあたくしたちの勝利のようね!  
   おっほっほっほっほ!!!」

ユ♀「……んなわけないでしょ!いけ、ローズ、  
   アクア、ヒナタ、ミント、マリン!!」

ユ♂「よし!おれもやるぞ!
   おまえらも皆いけーっ!!」


続く!!