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第１８話　出会いあれば別れあり　前編


人も少なくなり、寂しくなったビーチ。
そろそろキャラバンに戻らなければ。

ユ♀「ねぇ、今日で合宿の最終日でしょ？」

豪：「ああ」

ユ♀「……」

豪：「東京までとりあえず行こう。
　　　ここにいても……あれは」

突如上空に現れた光の環。
そして中から人が出てきた。

ユ♀「サエ、ミオ、ノノカ！！」

サエ「ユ———リぃぃぃ！！！」

タ：「おまえらなんでここに！？」

校長「おおタケシ君！そっちは無事か〜？」

タ：「オーキド校長！！」

光の環から出てきたのは、サエ、ミオ、
ノノカ、シゲル、そして校長だった。

円堂「あの人たち、知り合い？」

ユ♀「うん！ウチの友達とシゲルと、
　　　校長先生。でも、どうやって？」

シ：「アンドロメダ団の下っ端から話を
　　　聞いたんだ。時空のひずみをたどって　
　　　いけば、ここに着くって」

ユ♀「そっか……じゃあ、戻れるの？」

シ：「そのために、ここに来たんだろ？」

ユ♀「嘘っ！ありがとう！！」

豪炎寺はユウリを背中を見つめた。
さっき友達と再会したときのあの笑顔——。

昨日までは見られなかった、本当に
嬉しそうな顔だった。


いよいよお別れのようだ。

豪：「ユウリ！」

ユ♀「ん？……！？」


続く！！