二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜2つの世界〜 イナイレ×ポケモン(改名) ( No.38 )
日時: 2009/10/28 19:15
名前: くろーばー (ID: I69Bg0jY)

第22話 異世界のサッカー少年


倒れている4人の男子のうち、
オレンジのバンダナの人が一番先に
起き上がった。

どうやらユウリのときみたいに
起き上がってもすぐ意識が吹っ飛ぶような
ことはないようだ。

ユウリたちは口をあんぐり開けて
呆然と立っている。

ユ♀「円堂……だよね?」

円堂「ユウリ!なんでここに?」

ユ♀「それはこっちの台詞だよ〜」

サエたちが不思議そうにユウリと円堂を
見ていると、豪炎寺、鬼道、一之瀬も
ゆっくり起き上がった。


円堂たちがさっき起きた状況を
聞いて、ユウリは驚いた。

ユ♀「じゃ、うちと同じように違う世界に
   吹っ飛ばされてきたって事?
   ここ、ポケモン世界だよ?マサラ学園の
   多目的室だよ?」

サエ「待って、この人たち見たことある」

ユ♀「そうだよ!サエも見たことあるよ。
   どうするの?当分は帰れないよ?」

円堂「そんな!明日からまた練習やる予定
   だったのに」

ユ♀「しょうがないよ。帰れないんだから」

鬼道「このあいだのタイムマシンみたいなのは?」

ユ♀「あれ、すぐに壊れたらしいよ。
   材料も今ないし、すぐには無理」

ユウリが言うと、みんな黙り込んでしまった。
すぐに逢える予感は、本当に当たった。


豪:「……ユウリ、そのギターは?」

ユ♀「これ?実はお祭りでライブをやるの」

一:「ライブ?」

ユ♀「うん。今はその練習中なんだ。
   あ、どうせなら聞いてくれない?
   だって帰りたいと思っても帰れないし、
   どうせしばらくここにいるし」

円堂「……それもそうだな」


続く!!