二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: テニスの王子様【夢小説】 ( No.38 )
- 日時: 2010/01/21 19:59
- 名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)
【青春学園 手塚国光】
キミに少しでも近づきたくて。
近づけるなら、少しくらいきつくてもかまわない。
特別になれるなら、傷ついてもかまわない。
「おっはよー」(葵)
「あ、葵部長! おはよーございます」(桃)
「よッス、桃」(葵)
「いいんスかー、女テニの部長がこんなところで遊んでて」(桃)
「へーき、へーき」(葵)
女テニ部長、日向葵。中学3年生。
そして、生徒会書記。
いつも、こうして朝練も放課後も、男テニに様子を見に来るのが日課のようなモノ。
「見つかったら、怒られますよ?」(桃)
「大丈夫だって。 まだ来てないでしょ?」(葵)
「え、イヤ・・・」(桃)
呑気にニコニコしている葵をよそに、急に目を背ける桃。
「どーかした? 桃」(葵)
「あ、葵部長、後ろ・・・」(桃)
桃は控えめに指を指した。
「へ? な、に「日向ッ!!」・・・あ(汗」(葵)
「出た・・・」(葵)
振り向くと後ろには、男テニ部長の手塚国光。
生徒会会長。
「何をやっている、日向。 部活に戻れ」(手塚)
「ハハ。 イヤ、ちょっとばかり偵察に・・・」(葵)
「・・・毎日、毎日・・・」(手塚)
「あーっと、じゃ、失礼しまーす」(葵)
「あ、葵部長!」(桃)
苦し紛れの葵の言い訳。
どんな言い訳であっても、手塚は容赦しない。
「待て、日向」(手塚)
「はい?」(葵)
「今から部活に戻っても、2分35秒の遅刻だ」(手塚)
「細かいなァ・・・」(葵)
なんて、感心している場合じゃ無い。
「・・・グラウンド30周!! 今すぐだ」(手塚)
ほら、出た。
「はァ!? ちょっと待ってッ 何、30周って!」(葵)
「聞こえなかったか? 今すぐ走ってこい」(手塚)
「ちょ、昨日は10周で許してくれたじゃんッ」(葵)
「昨日は昨日だ。 行ってこい」(手塚)
「鬼ィ・・・」(葵)
女テニより男テニのほうが、権力が強いのが事実。
だから、今日も葵は倉運だを走る。
これも、日課になってしまった。
いつもは10周で許されるところだが、今日は30周。
だけど、今日も彼と自分だけの会話。
テニス部部長の、私の特権。
「あ、また走らされてるよ。 葵」(菊丸)
菊丸が事態に気がつき、「お〜い」と呼びかける。
「本当だ。 手塚部長も容赦ないッスね」(桃)
「30周を朝練の時間以内に終わらせられなかったら、スーパー乾汁を用意してあるぞ」(乾)
「「ゲッ」」(葵&桃、菊丸)
「が、頑張れー 葵ッ」(菊丸)
「おー!! 絶対飲まないよッ 乾!」(葵)
「いい度胸だ」(乾)
葵のスピードが上がる。
だってほら、後ろでアナタが見てるから。
「毎朝がんばるね、葵。 ねェ手塚?」(不二)
「何度も何度も、遅刻するのは良くないからな」(手塚)
「じゃァ、どうして走らせるばかりで、部活に戻らせてあげないの?」(不二)
不適な笑みを浮かべ、尋問口調で手塚に問う不二。
手塚は眉ひとつ動かさない。
「手塚?」(不二)
だが、口も動かない。
そこには、少しだけほおを赤らめた手塚がいた。
「集合だ」(手塚)
「・・・」(不二)
葵、キミの恋はきっと叶う。
彼はこんなにも、キミのコトを見守ってるよ。
手塚の見つめる先は、いつも、キミの笑顔。
あとがき
なんか・・・最後は不二サイドになってしまったんですが・・・((汗
やっぱり不二先輩はイイとこ取りですね((笑
これは続きも考えようと思いますッ 連載決定です!
久しぶりのフツーの夢小説でグダグダですが、見守ってくださいね。
手塚は今1番気になっているキャラです。
手塚部長の熱いところ、大好きですッ
“もっと学園祭の王子様” 発売したら手塚ルートからやりたいです(照
(トモダチは皆、リョーマくんなんですけど)
葵ちゃんのプロフィール 簡単に紹介します
青春学園3年1組
女テニ部長 生徒会書記
栗色のショートヘア。 背の高さはリョーマくんとほとんど変わらない。
テニスの腕もなかなか。
明るく元気。 すっごくおっちょこちょいで、手塚に怒られる。
それが幸せ。(でも、失敗するのはワザとじゃない)
頑張りや。 意外とマジメ。
こんな感じです。
長々とすいませんでした((汗