二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: フェアリーテイル ( No.3 )
- 日時: 2009/11/07 01:54
- 名前: アビス (ID: uel4dy6s)
3話〜カムイの魔法〜
ナツたちはモンスターがいると思われる火山口付近にいる。
「あっつーい!」
ルーシィが叫ぶ。すると、ハッピーが真顔で
「服脱いで裸になればいいんだよ。脱がしてあげようか?」
と、いった。ルーシィは
「それ本気で言ってたら、ぶつよ」
「もっと暑くすれば自分で脱ぐかもな」
今度はナツがそう言って、全身を火だるまにしてルーシィに近づく。
ハッピーがいけいけと急き立てる。
「きゃー!こないでー!!」
そう言って逃げるルーシィ。その様子を見ていたカムイが
「お前のその魔法、太古の魔法(エンシェントスペル)の一つ。
滅竜魔法(ドラゴンスレイヤー)か?」
と言った。ナツは少しく驚いた様子で
「ああ。火の竜、イグニールに教えてもらったんだ。
よく分かったな」
「俺じゃなくって、チーがな。チーは魔法の種類なんかを見分けることができるんだ」
すると目の前のお目当てのモンスターが登場した。
「ぎゃー!でたーー!」
急いで皆のところに戻るルーシィ。
「チー」
カムイが呼ぶとチーは一声ないて、刀に変身した。
「こいつらが依頼のやつらか」
カムイが構えながらいった。
「そうだよ。『リザードマン』。好戦的で獲物に集団で襲い掛かる、厄介なあいてだよ」
ハッピーが説明した。すると、ナツが
「おおーー!そんなの関係ねえ。まとめてぶったおしてやる!
くらいやがれ『火竜の咆哮』」
ナツは口から一気に炎を吐いた。炎がリザードマンを包む。
しかし、リザードマンは炎の中を突っ切ってこちらに向かってきた。
「ぬぃ!!俺の炎をくらっても、平気でいやがる」
ナツが驚いたように言う。
「リザードマンは火の耐性が強いんだ。だからこんな火山の中で生活してるんだ」
ハッピーがまた見事な解説をする。
「そんじゃ、今度は俺の魔法を御見せするかな。チー!いくぞ!」
カムイが刀を構える、するとカムイの魔力が増大する。
「いくぜ!!『雷波(かみなみ)』」
カムイが刀を一気に振り下ろす。すると、そこから電流の波がリザードマンを襲った。
電撃をくらったリザードマンは痙攣して、その場に倒れた。