二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 未来の道標【ポケモン】1話うp! ( No.12 )
- 日時: 2009/11/27 22:59
- 名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: kcbGQI7b)
。・【えぴそーど2】・。
『ああ〜・・・我々〜ロケット団が〜ヤマブキシティーを乗っ取った〜シルフカンパニーは我が手にあ〜る〜逆らうでな〜い』
「どーゆーことだよ・・・」
「わからんがこれはまずいかもしれん・・・グリーン!」
グリーンはモンスターボールを2つ手に取り、レッドを呼んだ。
「レッド!オレらもヤマブキにいくぞ!」
「うん!」
そしてレッドもモンスターボールを腰に装着して、研究所をでた。
「きよつけろよ・・・レッド、グリーン」
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「はいはいは〜い!ロケット団だー!逆らうものは排除するぞー!」
「まちなさい!」
「なんだお前は!?」
綺麗な着物が大きく揺れた。
「私の名前はヤマブキシティージムリーダー、ナツメ!
ロケット団、覚悟しなさい!」
「ジムリィ〜ダァ〜?そんなの知るかよ!いけゴルバット!」
ロケット団のしたっぱはモンスターボールを投げた。
「しかたがありません・・・さあ、いきなさい、フーディン!」
そしてバトルが始まった。
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「やばいよ・・・」
僕は走りながら呟いた。
「はっ・・・なにが・・・?」
「だっって・・・ろっ・・・ロケット団だよ・・・ぜったい強いよ・・・」
するとレッドは眉をつり上げた。
「はぁ〜?強い奴に言われるとむかつくもんだな」
「ちっ・・・ちがうよ!」
僕は立ち止まった。
するとグリーンも止まり、大きく目を見開いた。
「おまえ・・・もしかして・・・『怖い』のか・・・」
僕はビクッと震えた。
「そっ・・・そうさ!僕は怖いんだ!殿堂入りして・・・強いことを認められた・・・だけど怖いんだ!前僕はミュウと戦ったんだ・・・」
そう、僕は突然現れたミュウと戦った。しかし僕はありえないほど強いミュウに負けてしまった。それからミュウとはあっていない。
今でもたまに負けたときの感覚がフラッシュバックしてくる。
「だからもうオレはだめなんだ!おれは・・・もう・・・だッ・・・」
そのときグリーンはレッドの頬を殴った。
その反動で地べたにおもいっきり倒れた。
「痛ッ・・・なにすッ・・・!」
「ざけんじゃねーよ・・・ざけんじゃねーよレッド!一回負けたからってなにくじけてんだよ!世界にはたくさんお前より戦って、負けて、でも戦って、一生懸命な奴が沢山いるんだよ!
そんなことでくじけてんじゃねーよ!」
僕はグリーンの異変に気づいた。
「グリーン・・・お前・・・泣いて・・・」
「うっ・・・うるせー!お前が泣かしたんだろぉ・・・うう・・・うるせー!うるせー!」
めいいっぱいグリーンは服の袖で目をこすっていた。
僕は勘違いをしていたのかもしれない・・・。僕には沢山仲間が、友達がいるんだ・・・。
僕はこぶしにちからをいれた。
「ごめんグリーン・・・いそごう!」
降服はできていない・・・だけど・・・
そして僕は走り出すんだ
前へと、明日へと。