二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ポケモン】未来の道標 4話うp!【ポケスペ】 ( No.19 )
日時: 2009/12/23 11:20
名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)

。・【えぴそーど6】・。

『スイクンがおかしいんだ!』

その一言を聞いてグリーンは目を見開いた。
「レッド!スイクンに異変があるってミナキさんが!」
レッドはグリーンの電話を奪った。
「ミナキさん、もしかしてそこにスイクンがいますか?」
『レッド君か!・・・いや、さっき一瞬だけ見たんだ・・・』
「もしかしてそのスイクン・・・【目が赤く】ありませんでしたか?」
電話のむこうからミナキのハッと言う声が聞こえた。
『確かに一瞬だがそう見えた・・・なにかが引っかかるような顔をしていた。』
「分かりました・・・では僕たちがそちらに・・・————」
すると電話からある人の声が聞こえた。
『あれ〜?ミナキさんじゃないですか!おひさしぶりですー』
『ぶっ・・・ブルー君・・・!』
「ブルー!?」
『あれ?レッド〜!おひさ〜』
「なっ、なにしてるの・・・?」
『うーん、いやさー・・・ここらへんにスイクンのいたような感じがして〜・・・ここまでやってきたのよ』
「そー・・・なんだー・・・」
『うん!ってことでここは私に任せてくんないかな?一応サカキには用があるからね・・・』
レッドは知っていた。誰よりもサカキを憎んでいるのはブルーだと。
前ブルーはサカキにつかまっていた。こっそり基地を抜け出してきて今ここにいる。
『分かった?』
「うん。オーケー。いってらっしゃい」
『ありがとうレッド!じゃあね!』
『ってああ!ブルー君!・・・・・・行ってしまった。それじゃあ僕もスイクンを探しに行くとするよ。じゃあ』
「はい」
そして切れた。
「レッド、なんて言ってた?」
「ブルーがサカキのところに行くって」
「はぁ!?・・・まさか・・・・・・お前ブルーを一人で行かせたのかよ!!!」
グリーンはレッドの胸ぐらを掴んだ。
「女子一人で行かせたのかよ!信じられねぇ!
サカキは強いんだぞ!」
するとレッドは帽子のつばを上に少し上げた。

「グリーンッッ!」

レッドは大きな罵声を上げた!
「れっ・・・ど・・・」
「グリーン。ブルーは大丈夫だよ。たまに僕らの邪魔をしたりするけど・・・彼女には・・・」
レッドは固唾を呑んだ。
「【ホウオウ】と【ルギア】がいる・・・」
その言葉を聞いてグリーンは身震いした。
「伝説を二つ操る少女か・・・そうだったな・・・」
グリーンはレッドの胸ぐらから手を離した。
「すまねぇ、レッド」
「いいよ・・・グリーン・・・だけど僕も心配だ・・・ブルー・・・」

そしてブルーは・・・——