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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【D灰】 〓孤高ノ十字架ハ踊ル〓 建て直しです; ( No.2 )
- 日時: 2009/12/11 17:19
- 名前: 葛端 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?339124
第一夜 —過去は今に消えて—
ピピピ……チュンチュン。
此処は黒の教団。
とある一室の団室でこの物語の主人公—瑞夜はいた。
「朝…………か。」
黒髪のセミロングに冷たい印象を与える青目。
何処となく冷たそうなオーラ。
起きたばかりなのか髪の毛が少し跳ねていた。
「…………」
彼女は立ち上がり団服を取り出した。
服装はロングコートの団服にカジュアルっぽい黒いジーンズ。
(もう……“あの日”から5年目か……)
日が立てばたつほど悲しみは深まるばかり……
瑞夜はそう言い溜息を着いた。
「よぉ、瑞夜^^ この前の任務はどうだったさ♪」
「…………別に普通だ」
これも日常。
右隣の部屋に居る—ラビ—
何故かは分からないが初めて教団に来た時から好かれていた。
「食堂行こうさ♪ アレンやユウとかいたさね♪」
「…………あぁ、良いが……」
気軽に尋ねるラビにふぅ、と溜息を着く瑞夜。
駄目だ、日常になってしまっては——————
もう、繰り返せはしない。
私は弱いのだから——————
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