二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ボカロ×REBORN!】 ‡青色ヒットマンKAITO!‡ ( No.4 )
日時: 2009/12/12 15:56
名前: 葛端 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?340447

∮標的001 —アイスの香り来る!—

日曜日。
朝7時半。
沢田家二階ではドタドタと音がしている

「うわーっ!! リボーン何か外からアイスの香りがするんだけど!!」
「アイス?? ……いや、まさかな……」

其処にいる沢田綱吉と一流ヒットマン、兼、家庭教師のリボーンは穏やかに休日を過ごしていた。
……アイスの匂いを除いて……


……すると
ピンポーン♪

チャイムの音が鳴った。
ツナは急いで下へと降りる。

「おはようございます!! 十代目!!」
「よぉ、ツナ^^」
入ってきたのは部下(ツナの友達)の獄寺と山本だった。
そう、今日は補習で出た宿題(ツナと山本だけ)を直しに来たのだ。
獄寺はその付き添い(?)である。


「そう言えばさっきからアイスを変わった奴からもらったのな♪」
「……ったく、アイス食ってる暇あったら少しは十代目の役に立ちやがれ!」
「え? ……アイスの店でもあるの?」
良く見ると山本の片手には苺のソースがかかったバニラアイスがあった。
でもこの辺にはそんな店無い……筈。
リボーンはそうか、と頷いた。


「ソイツはアイスピック持っていたか?」
「あぁ、変わったピック持ってたぜ! カッターにもナイフにもなるんだとよ……」
アイスピックがナイフやカッターになる!!?
そんなの変な殺し屋しかいないよ!!
ツナは心の中でツッコミを入れる。
しかしリボーンはニヤッと笑った。


「そうか、じゃあ先にソイツに会うぞ」
「えぇぇ!!? 何なんだよ、いきなり!!」

リボーンは軽く咳払いをすると言った。










「来てるんだぞ…………殺し屋のカイトがな」

Re: 【ボカロ×REBORN!】 ‡青色ヒットマンKAITO!‡ ( No.5 )
日時: 2009/12/12 15:57
名前: 葛端 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?340447

しばらく走るとアイスボックスみたいな店があった。
屋根は青色。
アイスの香りは結構良かった。

「あ!! さっきの兄さん! ツナ、コイツだよ!」
「え? あ……」
蒼っ!!
とにかくそれがツナの第一印象だった。
髪は青、目も青、しかも蒼いマフラー……
何この人青多くね!!?

「久しぶりだな……カイト」
リボーンが突然その青年に話しかける。
その青年は1回目をバッと見開くともう1回リボーンを見直した。



「り、リボーンさん!!?」
「エェェェェェェェェ!!? この人リボーン知ってるの!!?」
「そうだぞ。コイツは俺の弟子のカイト、有名なヒットマンだ」
何か分からないけど強いらしい。
見た目からすると分からないが…………



「おや……貴方はボンゴレ10代目の……綱吉君だっけ?」
「え? ……えぇ、まぁ……あ、貴方の武器は!!?」
何かリボーンとかディーノさんとかとはオーラが違う……
いや、弱そうって訳じゃないんだけどな……

するとカイトの目がキラッと輝いた。


「にっこにこにしてあげる♪^^」
するとアイスピックと褐色色のアイスを持った。
リボーンはニヤッと笑っている。


「ボーカロイドの再集結も早いかもしれないぞ……」

するとカイトはアイスを持ちツナへと投げる。
ツナはそれをキャッチした。


……あれ?
ツナは目を丸くした。

何とアイスから…………


怪しげな煙にしかも溶けてる———!!

「うわあああああぁぁぁっ!! 何だこれ!!」
ツナはアイスをポイッと捨てた。
カイトはそれを見て感心した様に笑う


「うん、流石ボンゴレ10代目だね^^ 9代目もなっかなかだね♪ じゃあ次♪」
するとアイスピックを両手に持って一気に走る。
今度は何だよ〜!!
ツナは焦っていた。


「ボカロ・THE・アイス・ピック♪」
するとアイスピックからナイフがバッと飛び出した。
しかもアイスピックまで飛んでいる!


うわ、何だよこれぇぇぇぇぇぇぇ!!
ツナはピンチ!


「10代目!」
「ま、今回は仕方ないな……」
リボーンは銃をパーンと撃った。

そしてカイトのナイフとピックを落とした。

「今回は此処までかな?^^ とりあえず、10代目の家に行っても良いかな^^」
「え? ま、まぁ良いけど……?」


とりあえず戦いは終わった。

標的001 終