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第66話　トーナメント！

無事に一回戦目を終えたマイは休憩室にいた

「ふーなんとか勝ったー」
「あら？　あなた勝ったの？」

マイが呟くと後ろから声を掛けられた
振り向くとこれまた美人な人だった

「え、とあなたは？」
「私はアリス、番号は1番よ」

アリスは一通り自己紹介を終えると
あなたは？ととう

「わたしはマイです、えと番号は7番！」
「ふふ元気な子ね」

マイを見て笑うアリスはよいしょ、と隣に座った

「そろそろ他のメンバーも来るんじゃないかしら？」
「そーですね、そろそろ……」

マイが言い終える前に勝者が入ってきた

「お、残ってるのは弱そうだな？」
(……む)
「おっとそこのオチビちゃん」

怪しい青年がマイに歩みよってきた
マイはすでに泣きそうだ

「ちょっとあなたやめなさいよ」

アリスが青年の腕をつかみ上げた
いてて！と声を上げている時さらに一人……

「おいおい、なにやってんだ」
「だれだよ……」

マイとアリスをよそに青年と青年が口喧嘩をしはじめた

「わたしとアリスさんと青年×2」
「もう一人は……？」

ガチャ、と休憩室の扉がひらく
審判だった。

「えー勝者はこの4名です」
「あの、もう一人は？」
「あ、引き分けでした」

スラリと述べる審判に全員がコケた

「残ったのは……」

1番…アリス
3番…トウマ
6番…ユウマ
7番…マイ

〜ゴールドサイド〜
「おっし！　マイが一番強そうだぜ！」

ガッツポーズをとるゴールドだった