二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜  ( No.240 )
日時: 2010/03/22 14:50
名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: aQf5AfGs)
参照: みなさんただいま!!完全復活藤崎パンですb 新PCより

第58訓 〜飲みすぎにご注意〜

*休暇2日目  真選組屯所

「あ、お帰りなさい山南さん」

「おう、重原君!」

「君付けはやめてください」

食堂で少し遅めの昼ご飯を食べていた重原は、目の前に座った山南を見た。
山南はうどんを机に置いた。

「意外と早く帰ってきたンですね」

「まァなァ。休日とはいえ仕事たまってるし」

「たまってる?どんな仕事が?」

「事件のまとめとか密偵の訓練とかなんとかかんとか」

山南は苦笑いをしながらうどんをすすった。

「総長って大変なんですね……」

「なんか雑用全部押し付けられてる気がすンだよな……」

「雑用も立派な仕事だと思ってがんばってください雑用係さん」

「せめて総長って呼ンでくんない?俺泣きそうになったんだけど」

「じゃあお手伝いさん?」

「ねぇ人の話し聞いてた?お手伝いさんて……完ッ全に俺のこと下に見てンじゃねーか」

「見てませんよォ、見えるだけです」

「ソレ結局は見てるって言える事だからね……アレ、そういや川ショーは?」

「川ショー?」

「川島の愛称だよ。でもアイツ川ショーって呼ばれンの大ッ嫌いだから言う度にボッコボコにされるけど」

アハハハハと山南は軽く言うが、川島がキレたところを想像してみた重原は彼を川ショーと呼ばないよう、肝に誓った。

「か、川島は昨日の夜居酒屋に行くとか言ってそれっきりです。どっかで飲み歩いてンじゃないですかね」

「へぇ〜。帰ってないのか」

「ハイ」

「…………ま、大丈夫か……」

そういうと山南はまたうどんをすすった。

「飲みすぎてどっかの家に上がりこんでなきゃいいけど」

重原も食事を口に運んだ。