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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 ( No.242 )
- 日時: 2010/03/22 15:28
- 名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: aQf5AfGs)
- 参照: みなさんただいま!!完全復活藤崎パンですb 新PCより
第59訓 〜ちゃらんぽらんは帰るのが遅い〜
* 休暇2日目夕方 真選組屯所
「なァトシィ。川ショーみなかったか?」
「さあ?俺ァ見てねーが」
土方は『土方スペシャル』をガツガツと食べている。
「総悟は?」
「俺も見てませんぜィ。もう帰ってこねぇンじゃねぇかも知れませんねェ」
そう言った沖田は土方スペシャルにタバスコをスキを見て降りかけている。
「不吉なこと言うな。近藤さんは?」
「俺も見てねーなァ。まァまだ休暇のうちだろ?明日になったらフラッともどって来るンじゃねぇのか」
近藤は……あ、特に何もしてないわ。
「そーか……」
山南は先ほどから色々な人に聞いて回っているのだが、真選組隊士の誰1人、川島の行方を知っている者はいない。
いつもなら川島がどこへ行こうとあまり気にしていなかった山南なのだが、
“ありゃ、こりゃ雨になるなー”
暮里の言ったことがどうも心に引っかかる。
(案外雨ってもう降ってたりすンのかな)
山南の心の天気は曇り空である。
とはいっても、外の天気は綺麗に赤に染まっていて、雨が降ることなど、予感させない。
「そんなことよりサンナン、マヨネーズ買って来い」
「オメーが自分で買って来い」
「サンナンさん、タバスコ」
「俺をトシ悪戯作戦に加えンじゃねぇ」
「悪戯じゃない、暗殺でさァ」
「もっと加えるな」
「サンナン、この前頼んでたお妙さんブロマイドはまだか?」
「誰が作るかそんな犯罪物!」
一通りツッコんだ後、山南は諦めて部屋に帰って行った。
* 山南の部屋
「……川ショー……どこいるんだか」
少しさびしそうに呟いた。
_____まさか極楽浄土とかじゃねぇだろうな?
一瞬そう思ったが、すぐに笑い飛ばしてしまった。
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