二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜  ( No.254 )
日時: 2010/03/26 09:57
名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: iqzIP66W)
参照: 銀魂最終回に桂が出ていないのが唯一の不満ですww  新PCより

*  1日後(休暇1日目)の夜 

夜、道案内を願う女性に変装して、なんとか川島を路地裏へ連れてくることができた。
道案内を願っているのに川島の前を歩いている岬乃。
気づかれない程度にコートを探り、刀に手をかけた。

(よし。いつでもOK。あとはタイミング……)

フーッ、と息を吐き、全神経を手に込めた。

「オォォリャアァァァァッッ!!」

1発目。
(……入ったッ)
刀の刃が、川島の胸に深く斬り込まれた。

第64訓 〜戦闘シーンを書くのは苦手だ。吐き気がする。〜


「ッ!!?」

驚いたように自分に血を見つめる川島。

(今の一発でもかなりの深手なのに何の動きを見せない……)

「どこぞの誰かは知らねぇが……」

川島は抜刀した。

ガキィンッ、と、刀が工作した。

「刀は1本だと思ったか?」

岬乃は怪しく笑った。
コートからもう1本刀を取り出し、川島に刻み付けた。

「ぐ……」

よろよろと交代する。
その時、ふと気がついた。

(そういや、コイツ酔ってたな……)

___酔っていて感覚が鈍ってるとか?

2本の刀を巧みに操り、どんどん川島を追い込んでいく岬乃。
勢いをつけ、後ろに回りこんで斬りつける。

(くそっコイツいつになったら死ぬの!?まるで……)


___不死身みたい。

ぞくっと寒気が走った。
気が抜けて、川島の刀が岬乃の腕に入った。

「く……」

川島の先の読めない刀が、岬乃を斬りつけていく。

(ここは短期決戦!)

頭に峰うちを食らわし、もう1本の刀で斬りつけた。
途端に川島は倒れた。
川島はまったく動かなくなった。おそらく頭への峰うちが効いたのだろう。
傷口から赤黒い血が流れ出した。

「……南無阿弥陀仏」

岬乃はその場を去った。