二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜  ( No.262 )
日時: 2010/03/27 16:39
名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: iqzIP66W)
参照: 明けましてメリー最終回に桂が出ていないのが唯一の不満だww 新PCより

「やぁやぁ、攘夷浪士かどーかは知らねぇが、とりあえず廃刀令にそむいてるっつーことで構わねぇよなァ」

窓から入ってきたのは沖田。
腰に結ばれたロープを解き、岬乃の後ろに立った。

第67訓 〜もう限界だこの章。グロすぎる。オェェー〜

「俺もおかげさまで大怪我だからな。こうして助っ人を呼んだワケだ。」

「ニコチン?」

岬乃は“?”を浮かべた。

「川島、何言ってンでぇい。ニコチンはもう殉職しやがったじゃねぇか」

「あぁ、そーだったそーだった」

「殉職しやがったって、ニコチンが可哀想に思えてくるんだけど」

川島と沖田の会話に感想を述べる岬乃。

(たしかコイツ、真選組でも1、2を争うほどの剣の使い手だよね)
___同じ剣使いとして、一手交えてみたいけど
     アタシの狙いは川島暗殺だしね

「……沖田を呼んで、逃げるつもり?」


だとしたら、逃がすものか___!!

___一発!!

刀を川島へと振った。





ザクリ


「俺がテメーの後ろに立った理由を教えてやろーか」


岬乃はゆっくりと状況を確認した。

岬乃の右胸からは、刀の刃が除いている。
川島の真っ白い着物は真っ白のまま。
斬られているのは____

「____アタシ?」

沖田がゆっくりと刀を抜き取った。
岬乃の右胸から血が噴出した。

「 テメーが逃げるのを防ぐためじゃねぇ
  川島を連れて逃げるためでもねぇ
  テメーを 殺す為 だ         」

「南無阿弥陀仏」

沖田の声音が響き、川島の念仏が耳に入った。
岬乃は窓の近くの壁にもたれかかり、1つ、咳をした。



「念仏を唱えてくれるなんて、随分と気の回る人斬りじゃん?」



そう言って、窓から落ちていった。



「俺等は人斬りだってよォ、川島」

「警察って言う名の皮を被った人斬りかもしれませんね、案外」