二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 ( No.276 )
- 日時: 2010/03/31 17:56
- 名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: uPcLZd7c)
- 参照: 明けましてメリー最終回に桂が出ていないのが唯一の不満だww 新PCより
「つってもよォ、どこにいンだ?千開党のみなさんは?」
「さ、さぁ?知らないです……あ、でも隈井さんは知ってます」
「え?何隈井?だれ?熊い?熊みたいなの?だから熊いなの?」
「部下が上司をあだ名呼びすると思ってンですか?」
「え、じゃ、何?熊?あ、熊井!なるほど」
「勝手に納得しないでください隈井です」
「いや言葉で言われても分かンねーよ」
「もう……いいや」
不適な笑みを浮かべる重原に山南は軽く殺気を感じた。
第71訓 〜ふざけるのも大概にしろ〜
「で、熊さんはどこに居るの?森?森の中か?森の熊さんか?そうなのか?」
「サンナンさん思い込み激しすぎです」
「そーいや俺等はドコに向かってンだ?あ、森か?森の熊さんか?そうなのか?」
「サンナンさん疑問が一周して戻って来てます」
「俺ってちゃんと仕事してるのか?どこに行ってるのかも分からねぇ……ん?あ、分かってるじゃん。森だ。森の熊さんだ。そうなんだ。」
「サンナンさん仕事ができるできないの前に頭大丈夫ですか」
「そうだ俺は頭がおかしいンだ……そもそも俺は何をしてるンだ?熊さんってほんとにいるのか?」
「サンナンさん、アンタ見かけのわりに中身メッチャ老けてますね」
「そーさ俺ァもう老後だ!老後は楽しもう!」
「サンナンさんそこにゴミ箱があるんでそこに頭突っ込んできてください。そしてもうゴミ処理場で逝っちゃってください。」
そんな会話をしていると、前に工場に出てきた。
なにかからくりを作っている工場らしい。
「ここに隈井さんが居るはずです。どうします?」
「え?熊さんいるの?熊さんどうするの?」
「捕まえますかねぇ」
「じゃあ張り込みしねーとな。あっこのアパートにでも張り込むか」
と、山南はアパートを指差した。
「空き部屋一つぐれーはあンだろ」
そう言ってフラフラと歩いていく山南。
「あの人は……しっかりしてンのかとぼけてンのか分かンないなァ……」
大きなため息をついて重原も後に続いた。