二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜  ( No.293 )
日時: 2010/04/03 09:11
名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: eU6pGfOj)
参照: 明けましてメリー最終回に桂が出ていないのが唯一の不満だww 新PCより

ドスッ

「痛ッ」

山南が呟いた。手にクナイが刺さっている。

「え、えぇぇぇぇ!大丈夫ですかッ」

「うん」

第76訓  〜銀魂の本編の忍者ってさァ、クナイと短剣みたいなのしか使わないよね。手裏剣はどこ行っちまったンだ?と思う今日この頃。〜


「隈井さん不審者です」

「ほォ、不審者というより真選組か?」

中に居たのは隈井と若い男。それも____山南に良く似た声の男である。

「そーだ真選組だ。御用改めである。神妙にお縄につけィ」

部屋に入りながらクナイを抜いて床に捨てる山南。
隈井の顔と男の顔をしっかり確認した。
そして、呟いた

「よォ、久しぶりだなァ、兄貴。何年ぶりだ?」

「貴様に兄は居なかったはずだぞ。何を言っているんだ貴様」

「おっと失礼しましたアンタは俺の兄貴じゃなくて山見家の跡継ぎ様ですよね」

「跡はもう継いだ。いまは主人と言ったところか?」

*以下しばらくヒソヒソ話

「サンナンさんあの人ってたしか第6班の班長山見清助ですよ……サンナンさんのお兄さん?」

「元双子の兄貴ってトコだな。わかりやすくいうと俺の姓は元々『山見』であの男に家とられたから『山南』に解明してンの。」

「ふふふふふ双子!?」

(似てない……顔も童顔じゃないし髪短いしあ、でも声は似てるかなァ……でもなにも似てないッ)

「で、でもお兄さん忍者かなんかですか?クナイ持ってるし……」

「忍術も剣術も取得したエリートだ」

「ええええええええエリート!?」

「おめっさっきからビビりすぎだよ大丈夫か?」

「てか衝撃の兄の再会でよくそんな冷静で居られますね。そっちにビックリです」

「ま、どっかでアイツが攘夷やってるってウワサは聞いてたからなァ……」

「ウワサだけでこんな気構えできるンですか」

「俺身長はピーだけど度胸は据わってるから」

「度胸って言うより予言者っぽいです。昔から〜分かってたァ〜みたいな」

「あぁそう?じゃあ俺真選組やめて占い師になろっかな」

「私の一言で人生を棒に振るような発言はしないでください」

*以下ヒソヒソ話終了

「貴様が重原か。」

「ハイそーですけど何ですか」

「貴様も知っていると思うが死の宣告が下っている。この場で討伐しよう」

「いやいやオメーは俺が討伐してやるよ」

「じゃあ私は隈井さんを討伐します」

「じゃあわしは……うまく逃げ切ろう」


4人の戦闘が始まった。