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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 ( No.310 )
- 日時: 2010/04/08 17:41
- 名前: 里兎錦 ◆i9wQCXHO3o (ID: 7hpoDWCB)
- 参照: みなさんご入学おめでとうございます!元藤崎パンでしwww 新PCより
エピローグ
* 帰り道
「子供みたい……」
と、重原は呟いた。彼女の背中には疲れ果てた山南が眠っている。
背負っているうちに眠ってしまったのだ。
その寝顔はまさに子供。
「それにしてもこの刀すごいなァ……こんなデカい剣振り回すから小さいンだよ……」
山南は刀をみて呆れる重原。
と、ここで気づく。彼の背中にもう1本、見覚えのない刀が引っさげられている。
「うん?何この刀?サンナンさんて二刀流だっけ?」
刀をじっくり見ようとしても手が届かない。
「ううう……ゴムゴムになれェェ!!私の手ェェェ!!」
そうこうしているうちに屯所に戻ってきた重原と山南であった。
* 真選組屯所
「オウ、遅かったな重原」
「イエ、色々あったンで……」
「サンナンは?」
「疲れてたんでサンナンさんの部屋に運ンどきました」
「子供かよ……」と呆れる土方。
「で、収穫は何かあったのか?」
「収穫ってゆーか、党の重要施設は潰してきました。」
「サンナンが?」
「イエ、私が」
「オメーが!?」
「ハイ」
「……あ、あぁそう。(おっかねぇぇぇ!!)」
「どーかしましたか副長?」
「な、なんでもねぇ。(コイツ怒らせたらこの世の終わりだな……)じゃあなんでサンナンは疲れてンだよ?」
「さァ?良く知りませんけど?」
「そうか……また起きたら話を聞くとするか。重原は戻っていーぞ」
「ハイ……」
*
これが、川島の居ない間に起きたちょっとした『物語』である。
もちろん川島はこんなことが起こっているとは思ってもいないワケで……
ちなみに彼が退院してきたその日は彼、重原、山南、土方、沖田、近藤、山崎などの……つか真選組全員べろッべろに酔いまくった。
時間は戻り、2週間後_____
またあの人斬りが動き出す
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