二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 うp完了! ( No.33 )
- 日時: 2010/01/09 10:19
- 名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
- 参照: フジパンじゃない藤崎パンだ!
。第17訓。
「つうワケよ。」
「何よ、だから何?今まさに乗り込もうってトコだったのにずーと静止画のごとく待ってたのよ!!なのになんで?いまさら一緒に戦うだなんて遅いのよ犬次郎!!」
豊中は梅崎に【豊中散歩編】でおきたことを話し終わり、結論、やっぱり一緒に戦うとこを梅崎に告げた。
まぁ、予想通りの答えが返ってきたのだが。
「いいじゃねぇかよー、俺は隊士の相手すっからそのうちにまぁ重原をつれて逃げれば良いじゃんか」
「フン、余計なお世話よ!!」
「あン!!?てめぇ俺がトンズラしたとき相当怒ってたくせに!!」
「アレはいざというときに逃げたアンタに対しての怒りよ!」
「それってやっぱり助けを求めてた?女王サマは大変だねぇ〜プププ〜」
「犬のクセに生意気なのよアンタはァァァ!!」
そう言って梅崎は短剣を取り出してくる。
豊中は構えて、いっせいに(真選組屯所の前で)喧嘩が始まった。
ピュゥ〜ピュルル〜
どこからともなく聞こえてくるホイッスルの音。
2人はバッ、と振り返った。
「お前ら、廃刀令のご時世によく短剣なんて手に入れられたなァ、でも喧嘩するところが悪かったぜィ、ホラ、見ろ」
その男___沖田___が指差したのは、『真選組屯所』と書かれた板だった。
「あ、あぁ〜、これはさぁ、短剣なんかじゃなくて包丁なんだよね〜ウン、ねぇ、豊中クン?」
「包丁違います、短剣です。あの、すいません真選組の隊士サン、この人いきなり俺に襲い掛かってきて……ちょっと逮捕しておいてくれません?」
「ちょっ、犬ゥゥゥ!!なんってこと言ってンのよぉぉ!!!」
梅崎の必死の叫びにも耳を傾けずに豊中はその場を立ち去ろうとした
が、
「ちょっと待ってくれなえかなァ、お兄さん?一応事情聴取ってことで一応一緒に来てくれねぇかなァ?一応。」
「ウン、でも俺まだ散歩しなきゃ行けないんで……坂田サンにお礼言わなきゃいけないんでウン、だからその
さよ〜ならぁぁぁぁ!!」
そう言って猛ダッシュ。
「えー、土方さん、そちらに怪しい人物が行ったんで捕まえていてくだせェ、え?特徴?まァ見れば分かりまさァ。馬鹿じゃないんだから」
が、真選組のほうが一枚上手かった。
沖田の持っていたケータイからは怒声が響いている。
豊中が逃げた先には『鬼の副長』こと土方十四郎が待ち構えていたからだ。
その日、梅崎と豊中はアッサリ真選組みにつかまってしまったのであった。