二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 建て直し中… ( No.37 )
日時: 2010/01/17 10:19
名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
参照: 桂が好きなのに桂をなかなか小説に出せない(泣)

。第20訓。

「にしても、何があったんだろーねぇ」

川島と重原は真選組屯所の外にいた。
土方に言われるまま屯所を出たのはいいが、何がどうだかさっぱりである。

「………やっぱり戻ります。それじゃあ」

「……え、ちょ、どこに!?」

「決まってるじゃないですか。屯所です。多分、私関わってると思うんで。」

「お、オイ、オイオイオイ!まずお前刀持ってないでしょ!ちょ、待てぇっ!」

川島の言葉を聞かず重原は屯所に入ろうとするので、川島は重原の肩を引っ張った。

「……こんな事ァ言いたくねぇが、お前は元攘夷浪士だ。疑われてンだよ」

「だからどうしたって言うんですか」

「分からんのか?今暴れてんのはテメーのお仲間サンじゃねぇか。お前はな、あっちに寝返ったりしたらダメだろ?……だからだよ」

「いや、それ思いっきり私関係してんじゃないですか」

「ったく、イヤになるね、女ァ。人の言う事聞かねぇんだから」

川島は仕方なく重原の後をついて行った。





「土方さん、土方さん、」

「あ゛ん!!?」

土方と沖田は飛んでくる短剣を相手にしている。

「土方さん、俺腰に……」

「あ゛!?聞こえねぇな!!」

「だから腰に…ながね…ですよ」

「あ゛ぁ゛!!?聞こえねぇ!!」

「だから刀がねぇって言ってるだろ土方コノヤロー」

その場にあった短剣を手にとって土方の顔スレスレで止めた。

「うおわぁっ!!何すんだ総悟!!」

「何すんだって、聞かなかったからこうしたら聞いてくれるかなって思ったまでですぜ」

「お前刀は!?」

「刀盗られた言ってるんでィ。聞けよ」

「盗られたって、どんなヘマしてんだよ!誰に盗られたんだ!!」

「さあ。」

「いつ盗られたんだ!」

「さあ。あ、違ぇや。多分職務質問の時でさァ。」

「誰が盗ったか丸分かりじゃねぇか!!」


「俺俺!俺が盗ったの!見つかんの早かったなぁ」


後ろから声がした。