二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 建て直し完了!! ( No.46 )
日時: 2010/01/21 19:10
名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
参照: 桂が好きなのに桂をなかなか小説に出せない(泣)

。第25訓。

キィィン、キィィン、

ガキィィンンン……!!

何度も刃が交わり、その1撃1撃が重く、重原はどんどん体力が削られていった。


(やばい……っっ!!)


(こっちはもう限界がきてるのに班長は全然疲れてない……)


___壱色ちゃんはァ、セーブしてるんだよォ___

ふと、頭をよぎる言葉。
意味は分からない。何をセーブしているのかも。セーブとは何のことなのかも。

今も、よく分かっていないのだが。

「何ボケッとしてンのよっ!!」

「……ッ!!」

ズグ。




あ …  ヤバイ   斬られた  ……  !!




激痛が走る。
目の前がくらみ、視界が歪んだ。

それと同時に、重原の中で___何かが おこった。


嗚呼 セーブ って そーゆーこと ……



一気に集中力があがる。

が、すぐにその集中は途切れる


シュタッ


「あッ……!?しゅ、手裏剣?」

壁にはなぜか手裏剣が刺さっている。
そして、どこからか聞こえてくる冷たい声。

「梅崎、引くぞ」

「!?その声……チッ」

梅崎は舌打ちをすると、一瞬で武器をどこかにしまい、重原を睨んだ。

「罰はまた今度よ。それまで恐怖で震え上がってなさい!」

そう言って梅崎は屋根を登り、どこかへと逃げていった。


こうして、半ば強制的に梅崎と重原の戦いは終わった。